エンタメログ(230115~230121)

1月15日(日)

・国立民族学博物館
・つばきファクトリー「間違いじゃない 泣いたりしない」MV
・真空ジェシカのラジオ父ちゃん #88
・おぎやはぎのメガネびいき(ゲスト:真空ジェシカ、ちゃんぴおんず)

大阪へ行ったついでに万博にある国立民族学博物館へ。世界各国の文化人類学・民族学に関する膨大な史料が収蔵されており、ひとつの地域、例えば「東南アジア」という括りで回るだけでも数十分かかるくらいの規模間で、一緒に来ていた相方と落ち着いて鑑賞する間もなくグイグイ突き進んでいった。これは1日あっても足りない。特に気になるものだけ立ち止まって鑑賞し、個人的にはアイヌ、世界の楽器、世界の絵本コーナーが興味深かった。比較的最近できたらしい楽器コーナーは、弦楽器、打楽器、管楽器などジャンル別に分けたうえで「世界中の楽器を取り揃えましたよ!」という並び。民族楽器の音源も聴けて興奮した。

冬ハロで聴いたつばきのMVが初公開。リトキャメ大活躍。名探偵コナンのOP映像と相性が良い平成歌謡感。真琳ちゃんがスマホかメモ帳を火に放り投げるカット好き。

ラジ父とメガネびいきはちゃんぴおんずゲスト回。M-1ファイナリストの手によって「大ちゃん!」がどんどん広がっていく。特にゆっくり解説でめちゃめちゃ笑った。「初対面の時大ちゃんを発動させず真面目に話してくれたからこそ、今こうして呼んでる」と伝える川北さんの懐の深さ(あるいは単なる興味関心)。


1月16日(月)

・【M-1王者対談】『今回のM-1、マイベスト漫才は?』マヂラブ野田×錦鯉渡辺が語る!

野田クリと渡辺さんの濃いM-1対談。「世間がまだバカを認めていない」というキラーフレーズが印象的。別の相方を選ぶとしたらというお題で、野田クリが「大自然を相手にやりたい」と言った時、狂気の人だな…と改めて思った。地下芸人の「滑っても貫き通す」スタンスを知ってから、お笑いの見え方が拡がった気がする。野田クリが「人に迷惑をかけないこと」を信条としているという話には少しモヤっとした。

1月17日(火)

・田中空「さいごの宇宙船」
・ハロプロTOKYO散歩
・行くぜ!つばきファクトリー
・ここにタイトルを入力

愛読していた「タテの国」の田中空先生の新作読切「さいごの宇宙船」が面白い。王道SF×ボーイミーツガール。舞台チックな演出もあって最後まで目が離せなかった。画風的に難しいかもしれないが、いつか本誌に田中先生の作品が載る時が来てほしい…。

ハロプロTOKYO散歩のためにスペシャ再契約。臨時MCの堂島さんがメンバーとの間に妙な距離を空けている写真がツボでこれは見なければと思い…。堂島さんのMC力が高く、メンバーもリラックスしてゲームに臨んでいた。ついでに行くつばも見たらりこりこ副音声回。瑠乃ちゃんという規格外が現れたことで薄れているけど、彼女のコメントが毎回ちょっとズレてて、流石山野一加の一員だなあと。

原田和実Dが仕掛ける「ここにタイトルを入力」の第2弾、どんなもんかと思ったらあまりピンとこなかった…。アンミカも大逃亡も出オチだったなあ。この発想をテレビに持ってきた時点で勝ちなのかもしれないけど。一番笑ったのは逃亡中の野田クリが別番組のロケで来ていた村上と邂逅するシーン。

1月18日(水)

・冬のマックフルーリーCM
・ランジャタイのがんばれ地上波!(年始ブチギレ王決定戦)
・SOL教育委員会
・こんばんはプロジェクト vol.17

ついにベールを脱いだマックフルーリーのCMキャスト。大方の予想通り、かみこ×宮世琉弥くん。元々の公開時間が決まってたとはいえ、オタク相手の焦らしタイムが無駄に長かった。コエダカンッ。しっかり翌週の発売日に食べました。

きしたかの・高野、村田大樹、わらふぢなるお・なるお、ネコニスズ・ヤマゲンらがキレ芸で争う「年始ブチギレ王決定戦」。3週に分けて放送されたけど抱腹絶倒の企画だった。キャスティングがとにかくよい。アイドルの子をバーターとして出す必要あるのか?と毎回思っているが、今回出演した#ババババンビの水湊さんは村田との絡み等で良い味を出していた。

隣駅まで散歩しながら年末に録音したSOL教育委員会を聴く。かつて閃光ライオットに出演した生徒が約10年ぶりに再会し、久しぶりにライブ出演するというドラマチックな展開。生徒との感動的な再会が次々と訪れる同窓会的なムードにちょっと涙した。みんな未来の鍵を見つけたり、まだ探している最中だったり、人生色々だと思うけど、共通してキラキラしているのが素敵だなあと思う。

年始のこんプロを一気に消化した。年間アイドルランキングを諦めた結果、なんでもありの高難度ランキングに。はやく進めたい南波さんと、一個一個じっくり話したい小出さんが衝突し、最終的に4時間尺に。笑 ふとした瞬間に噴出する南波さんの激昂が本人には悪いけど毎回ツボってしまう。「小出コスモ」でも定期的に話しているダウ90000、コットン、高野さん、ランジャタイがしっかりランクインしていた。タスキュウマンで2列目センターにしっかり鎮座する小出さん…オタクだ…。


1月19日(木)

・ねほりんぱほりん裏話
・ゆっきゅんのドリンクバー5時間目 #11
・元気が足りないラジオ #38.5
・小出祐介のnote
・宇多田ヒカル 40代はいろいろ

作業しながらPodcastをたくさん聴いた。ねほぱほPodcastは本編とスタッフ裏話の2本立てでどちらも濃い内容。なんドリはアンドーナッツさんゲスト回でわちゃわちゃ。元気が足りないラジオはSNSへの問題提起。特にハッシュタグアクティビズムの功罪についての言及は考えさせられるものがあった。「Twitterのアルゴリズムに依拠している以上ユーザーごとに見えている世界は全く異なる」という前提を共有していないと議論もいたちごっこになっちゃうよね~というケースをちょうど最近見かけたので。炎上したユーザーの過去の発言が発掘されてジャッジされるのも不健全だよなあ...。ひとは変化するいきものなので。目の前にある発言に対して是非を問えばいい。議事録が残されている政治家は説明責任が発生するけれど、すべてのTwitterユーザーに同じ説明責任を求めるのは無理がある。もちろんヘイトを撒き散らし続けている人はちゃんと凍結されてほしいけど、そういう人ほどTwitter Japanは対処してくれないからなあ…。

小出祐介のnoteを一気読みした。武道館後の日記、けっこうしっかりめに書いてくれてたんだけど、武道館の感想が消化できていない内に読むのも違うなあと思って。エルピスの感想と「比喩の濃度調整」のくだりが特に興味深かった。

フォロワーのツイートを見て宇多田ヒカルの誕生日無料配信を観た。パイセンに聞け!はちょくちょく観ているが、今回は吉高由里子や佐藤健を招いてより豪華な回となった。ゆるりと話しながら時々芯を突く話を混ぜてくるところが宇多田さんの素敵なところ。スタジオライブも充実してました。いったい何か国語操れるんだ。

1月20日(金)

・rina sawayama “Hold The Girl Tour 2023”
・今夜すきやきだよ #2
・元気が足りないラジオ #34.5 #35 #36.5

以前から気になっていたrina sawayamaの来日公演へ。演奏もステージングもメッセージも極上だった。最初のMCで「ここがセーフスペースだ」と明言したり、この社会への怒りを共に表明してくれたり、LGBTQ+コミュニティに向けた歌を虹色の照明を背に歌ったりと、エンパワーメントに満ち溢れていた。「LGBTQ!」と叫んだ時に観客の3、4割くらいが歓声で応えていたのがものすごくよかった。「私たちはここにいる!」と咆哮し、その声達の集合体をぎゅっと抱きしめ、音楽に昇華するrinaという存在の心強さよ。会場への道中でホームレスや生活困窮者の仕事を斡旋する「BIG ISSUE」がrina表紙特別号を販売していたのも含め、特別な場だったように思う。しかし、現実に戻ると政府がまた差別をばら撒いているという絶望もあり…。rinaの会場で起こったことを「奇跡」と呼ばなくていいような社会になるよう、声を上げていかなければならない。

今期唯一観ているドラマ「今夜すきやきだよ」。毎回ギリギリに視聴してしまう習慣を何とかしたい。今回もバッチリ決めてくれて大満足。ケアの役割を女性へ担わせるのではなく、その場その場でできること・できないことを話し合い、お互いで分担していく。そうやって価値観を少しずつ解体していくのが大事なんだと。原作とテンションがやや違うので戸惑いを覚える声もあるが、自分はこのテイストがかなり好き。

「元気が足りないラジオ」の未試聴エピソードを一気に。反自己啓発書の感想を話した末に、一回古典的な自己啓発書「7つの習慣」を読んでみることになったが、二人とも批判だらけに。笑 いずれも的確な批判で、よしとされている考え方を一個一個解体していく過程は痛快だった。

1月21日(土)

・カフェ会

高校時代からの友達と数年前に結成した「カフェ会」の最新回を開催。過去一盛り上がり、三軒ハシゴすることになった。いや~大充実でした。帰り際、母校の校舎をストリートビューで眺めながら「ウワ~ゲロ吐きそうだね」なんて懐かしい記憶を引きずり出しては罵り合った。笑 夏に文化祭へ行く約束を交わした。それぞれの人生が少し転換期に来ていて、もしかしたら今年が最後になるかもしれないという寂しさもあったけど、この良縁は途切れさせずにいたい。