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JALTCALL 2024に参加

金曜日午前中の京都キャンパスでの授業一コマを終了後、持参した昼食を急いで食べ、車で1時間ほどかかる自宅に戻った。少し休んだ後、近くのJR琵琶湖線瀬田駅から学会出張先の名古屋へ向け出発した。次の駅の南草津駅で新快速に乗り換え、米原駅へ。大垣行きの鈍行でのんびりと車窓を楽しみながら、移動し、大垣駅でホームを変え、豊橋行きの快速で名古屋駅へ。そして、中央西線に乗り、滞在する格安ビジネスホテルに近い大曽根駅へ。自宅から宿泊先まで約3時間もかかったことになる。その夜は多治見市に新居を構えている大学院修了生の一人でゼミ院生だったNさんに夕食を招待されていたので、荷物をホテルの部屋に置くなり、すぐに大曽根駅に向かい、中津川行きの快速電車に飛び乗った。同様に夕食に招待されていた米国人B氏から連絡があり、一緒の電車だったが、ホストの Nさんのご主人も勤務先からの帰りで、ちょうど同じ電車で、多治見駅に着くやいなやすぐに合流できた。なんとNさんの住むマンションは駅直結の29階建の新築タワーマンションで、しかも眺望が素晴らしい28階にあり、驚かされた。
 マンションに入るなり、何とも良い匂いがしてきて、Nさんは料理真っ最中にもかかわらず、すぐに出迎えてくれた。その匂いは肉料理かと思ったら、ステーキを焼いていてくれていたのである。Nさんご夫婦と米国人と小生で、早速白ワインで乾杯し、次々と出てくる料理を堪能しながら、歓談した。しばらくすると、小3の息子さんが隣接するスイミングクラブでの練習が終わって帰宅してきて加わった。前回は3〜4歳の頃にあっただけだったので、英語も少しわかる少年らしくなった姿に驚かされた。子供の成長は早いものである。ワインを飲み終わると、さらにベルギービールが振る舞われ、たくさんのワインを保存してあるワインセラーもあり、Nさん夫婦のお酒好きであることを初めて知った。
 Nさんファミリーと四方山話をしながら、あっという間にホームパーテイーは終わり、豊田市近くに住む米国人のB氏と一緒に名古屋方面へ電車で戻り、宿泊先でシャワーを浴びてから、しばしリラックし、就寝した。
 メインのプログラムがある土曜日は、ホテルでの軽朝食をいただき、学会会場である名城大学ドームキャンパスへ徒歩で向かい、15分くらいで到着。早速、受付を済ませ、コンカレント・セッションでの16もあるプレゼンテーションのある4階へ移動。幾つかのプレゼンテーションに参加し、昼食は隣接するイオンモールの1階レストラン街へ行き、名古屋名物の一つ味噌カツ丼ランチを食した。まあ、無難な量と質の味噌カツ丼だったかと思う。
 午後もあちこちと面白そうなAIテクノロジー絡みのプレゼンテーションを見て周り、新情報も得られ、良い勉強になった。基調講演の一つはAI-Enhanced Language Learning: Cultivating New PerspectivesというタイトルでMITの Dr. Takako Aikawaが講演されたが、データサイエンスや日本語教育の分野でご活躍中の方ならではの経験話や各種プロジェクトの話で大変参考になった。
 その後、Networkingという懇親会が一階で開かれ、たくさんのビールやフライものを中心とした食べ物があり、自由に歓談しながら、交流をした。地元で活躍中とかのギタリストによる演奏もあり、大いに盛り上がったが、やや音が大きく、近くでは話をするのが困難であったので、途中で遠目の場所に移動して旧友たちと話をしながら、近況報告をし合い、ひと時を楽しんだ。
 日曜日朝一番の小生のプレゼンテーション(Pros and Cons of Themed Related Discussion in English via Padlet) は、今回の大会テーマAIに直接は関係していないので、聴衆が少ないことを予想していたが、残寝ながらその通りとなり、2名の参加者だけだった。しかし、お二人ともプレゼン内容に関心が高く、質問もたくさんあり、有意義な30分間となった。Facebookにも報告すると、ハンドアウトをQRコードでダウンロードできるようにしたので、数名から感謝のメッセージが届いたので、まずは成功裡と言えよう。
 その後いくつかのプレゼンテーションに参加し、2つの基調講演を聞いた後、大会協力者の出版社などから寄付してもらった書籍が抽選で選ばれた参加者に与えられたが、欠席者も多く、どういうわけかワッキーなことに小生にチャンスが訪れ、Super Intellegence (OUP)の本を獲得できた。まだ読んではいないが、AIを理解する上で有意義な書籍と言える。
 午後にまだいくつかのプレゼンテーションがあったが、電車を乗り継ぎ約3時間かかることを考慮して、イオンモールのフードコートで濃厚つけ麺を食べてから、自宅へ向かった。JR東海道線の大垣駅行きの快速に乗ったが、前を走る普通列車に異音が発生したとかで、尾張一宮駅で40分ほど停車したままで、遅延した。その後は順調に乗り継ぎ、夕方に大津の自宅に戻り、今回の学会出張は終了した。久しぶりの列車での旅行は長旅でもあり、疲れた。
 

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