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マドリード滞在第四日目

マドリードでの四日目は、パートナーの熱は少し下がったが、強力な市販薬の咳止めでもなかなか咳が止まらず、引き続き、ホテルの部屋で休んでいることにした。翌日はバルセロナに高速列車で3時間かけて戻り、午後の便でドバイで多少休める時間があったが、丸々一日半がかりの長旅で帰国するので、パートナーは休んでおく必要があった。また、マドリード滞在最後の日だったが、パートナーの病状は咳がなかなか止まらずの状況であり、観光はしたくないとのことで、元気な小生のみまだ行けていなかったソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)へ行ってみた。ピカソやダリなどの多くの素晴らしい作品が見れるし、せっかくの機会だし行く価値はあると判断したからである。宿泊ホテルからは歩いて30分ほどかかったが、天気にも恵まれ、途中の政府関連の建物を横に見ながら、気持ちよくウオーキングができた。それに国立の芸術センターであるからか、パスポートを見せるだけで65歳以上はなんと無料で入れたのには驚いた。高齢者であることのメリットの一つかな。多くが夏休みが終わった9月中旬とはいえ、多くの観光客が訪れていたが、巨匠たちの作品ばかりでなく、現代の芸術家たちのモダンな作品も展示してあったが、テキパキとあちこちを見て周り、主要な作品を中心に写真を撮りまくった。
 ソフィア王妃芸術センターを後にし、パートナーの病状も心配だったので、ホテルに向かったが、パートナーが再度食べたいと希望があったため、第一日目に行った同じ美味しいチュロスの店に途中寄り、喉が渇いていたこともあり小生はそこでレモネードを飲みながら2回目のチュロスを食べた。もちろん、パートナー用に一人分を追加購入し、ホテルに持ち帰って、食べてもらったが、まだ全部を食べ切るほど回復はしていなかったようであった。でも少しでも喜んで食べてもらったので、それはそれで良しとした。予定していたレストランでフラメンコを見ながら夕食を取ることも諦め、再度近くのコンビニに行って、パン数種類と水を購入し、西地中海クルーズ船旅行のオプショナル・ツアーで購入していたフランス産のチーズなどをホテルでの部屋で食べて済ませた。翌日の帰国の長旅を考え、その晩は早めに寝た。
 

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