見出し画像

カープファンでない私がカープの歴史を勝手に振り返る(4) 1978年

カープファンでない私であるが、カープというのは広島が持つ風土、歴史と相まって、非常に魅力的なチームである。

今度、マツダスタジアムを初めて観戦で訪れる予定がある。
これを期に、あらためてカープの歴史を勝手に振り返ってみたいと思う。

1978年(昭和53年)
セ・リーグ 3位
62勝50敗18分 勝率.554 (首位と5.0ゲーム差)

監督
古葉竹識

主なスタメン
1 番 ショート 高橋慶彦 .302⑬ 7本 47点 15盗 ベストナイン
2番 セカンド 三村敏之 .249 11本 23点 0盗
3番 ライト ライトル .296⑯ 33本 108点 2盗 Dグラブ
4番 センター 山本浩二 .323⑥ 44本 112点 12盗 
 → 本塁打王 ベストナイン Dグラブ
5番 サード 衣笠祥雄 .267㉝ 30本 87点 9盗
6番 レフト ギャレット .271㉛ 40本 97点 2盗
7番 ファースト 水谷実雄 .348① 25本 75点 2盗 首位打者
8番 キャッチャー 水沼四郎 .271㉚ 7本 46点 3盗
 ※ ○内数字は打撃成績順位

この年の打撃陣も前年に続いて凄い迫力です。
3番から6番までが30本以上の本塁打、7番が首位打者と相手投手は気が休まりません。山本浩二が44本塁打で世界の王を抑えて初の本塁打王に輝いています。

そして何と行っても高橋慶彦がレギュラーに定着した年でもあります。打率3割でいきなりベストナイン獲得していますね。意外なのが、ライトルダイヤモンドクラブ、守備巧かったんですね。

主な投手陣(規定投球回到達)
松原明夫 3.60⑨ 15勝8敗
池谷公二郎 4.24⑰ 13勝7敗1S
北別府学 4.58⑲ 10勝7敗
高橋里志 5.37㉓ 10勝14敗
 ※ ○内数字は投手成績順位

一方、投手陣は前年からの不調が続いていますね。松原明夫(福士敬章)の15勝が好成績なぐらいですか。高橋里志も前年の勢いは全く無いですね。池谷、北別府ももう一つといったところです。この年江夏豊が南海から加入しています。成績は49試合登板 5勝4敗12S 防御率3.03 でした。

この年のチームは、前半は低迷したものの、6月頃から好調な打撃陣が牽引し順位も上昇。9月に一時首位に1.5ゲーム差まで詰め寄るも、3位に終わります。ただ、超強力な打撃陣と高橋慶彦の登場により、翌年からの大躍進を予期させる年であった。シーズン終了後、大下剛史が引退。

END


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?