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カープファンでない私がカープの歴史を勝手に振り返る(3) 1977年

カープファンでない私であるが、カープというのは広島が持つ風土、歴史と相まって、非常に魅力的なチームである。

今度、マツダスタジアムを初めて観戦で訪れる予定がある。
これを期に、あらためてカープの歴史を勝手に振り返ってみたいと思う。

1977年(昭和52年)
セ・リーグ 5位
51勝67敗12分 勝率.432 (首位と25.0ゲーム差)

監督
古葉竹識

主なスタメン
1 番 サード 衣笠祥雄 .265 25本 67点 28盗
2番 セカンド 大下剛史 .250 2本 24点 19盗
3番 ライト ライトル .301 19本 65点 13盗
4番 センター 山本浩二 .308 44本 113点 22盗 ベストナイン Dグラブ
5番 ファースト 水谷実雄 .312 13本 50点 2盗 
6番 レフト ギャレット .279 35本 91点 1盗
7番 ショート 三村敏之 .239 8本 40点 2盗
8番 キャッチャー 水沼四郎 .251 5本 32点 7盗

この年はなんといっても、山本浩二44本113打点ともの凄い成績です。常連のベストナイン、Dグラブも獲得し、まさに球界を代表するスターです。

また1番衣笠と3−6番のライトル、山本浩二、水谷、ギャレットのネームバリューと成績は圧巻ですね。1985年の阪神打線よりも上をいっているんじゃないかと思うぐらいの充実ぶりです。
「3番・ライトライトル」懐かしいですね。子供はこのフレーズでよく遊んでました。

主な投手陣(規定投球回到達)
高橋里志 3.73 20勝14敗 防御率8位 最多勝
池谷公二郎 5.22 11勝16敗5S 防御率22位 最多奪三振
北別府学 5.52 5勝7敗 防御率23位

彗星のように現れた高橋里志が20勝で最多勝です。
南海から移籍して5年目の通算10年目での栄冠です。南海時代は1勝で、広島には当初バッティングピッチャーとして入団というから、大変身です。凄い!

しかし他の投手陣崩壊していますね。前年までの3本柱のうち、外木場と佐伯が規定投球回数に達していません。世代交代の時期だったのでしょうね。
その一歩として、北別府学が防御率5点台ながら、規定投球回に達しています。後の投手王国広島の嚆矢の年だったのかもしれません。

この年は打撃陣は好調だったものの、投手陣がまさかの崩壊で最下位争い。シーズン終了間際に5連勝し、なんとか最下位は免れ5位でフィニッシュ。この打撃陣で5位はちょっとツライですね。

END

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