(非音ゲーマー含む)全人類に捧ぐ、CHUNITHM NEWのお話
本記事はCCS †裏† Advent Calendar 2021の6日目の記事です。
[挨拶]。[肩書き]の四季です。
で、この記事はタイトルにあるようにCHUNITHM NEWのお話なんですが、この記事の中核部分は今現在CHUNITHM NEWをやっていない人(特に、非音ゲーマー)に向けたものなので、既にCHUNITHM NEWをやっているよという方は最後のおまけを読んでいってください。
過去にCHUNITHMをやっていたけど今はやっていないという方の為の項目もあるので、そういう方はそこだけ見ていってください。
CHUNITHM NEWとは
CHUNITHM NEWは、2021年11月4日に稼働を開始した、SEGAの新作アーケード音楽ゲームです。といっても完全に新しいゲームではなく、6年間続いたCHUNITHMという音楽ゲームの続編です。なお、以下の文章においてはCHUNITHMの事を旧CHUNITHMと呼び、旧CHUNITHMとCHUNITHM NEWの総称としてCHUNITHMを用います。
どういうゲーム?
他の音楽ゲームを遊んだことがある方なら音楽のリズムに合わせて流れてくるノーツを叩くゲームです。
ただCHUNITHMが他の音楽ゲームと異なる大きなポイントとして、筐体の両脇に赤外線センサーが付いており、「エアー」と呼ばれる、叩くのではなく腕を空中で動かすことで取れるノーツが存在することにあります。他の特徴としては叩くデバイスがボタンではなくグラウンドスライダーと呼ばれる横に長いタッチセンサーであったり、またノーツの流れ方が奥から手前(下図参照)であったりというものがあります。
何が面白いの?
音楽ゲーム全般そうですが、音楽のリズムに合わせてノーツを捌くという行為はかなり気持ちがいいです。特にCHUNITHMはエアーで腕を動かしたりグラウンドスライダーを叩いたりするため他の音楽ゲームと比べて比較的大きく身体を動かすゲームで、また奥から手前にノーツが流れてきて、流れてきた場所(のグラウンドスライダー)を叩けばいいので直感的にプレイできる気持ちの良さがあります。
と言葉で言われてもよく分からないと思うので、是非一度ゲームセンターに行って遊んでみてほしいです。
CHUNITHMをやってみたいけど……という方へ
前々から気になってはいたけど気が進まない……という方やここまで読んでCHUNITHMをやってみたいと思ったけどどうやって始めればいいの?といった方々の不安・疑問に答えていこうと思います。
そもそもどうやってやれば?
CHUNITHM NEWの筐体はゲームセンターに置いてあるため、ゲームセンターに行きましょう。その際、知り合いにCHUNITHMをやっている人がいれば連れて行って色々教えてもらえるといいでしょう。少なくともCCSにはいっぱいいます。CCS外でこの記事を読んでくださっている方で身近に音ゲーマーがいない……という方は、この記事に目を通していってもらえばある程度不安は取り除けるかと思います。
何が必要?
とりあえず、100円玉があれば遊べます。
あると便利なもの(というか継続して遊ぶ場合必須なもの)としてはゲームセンターで300円で売っているAimeカードというものがあります。Aimeカードがあれば自分が遊んだデータをカードに保存して、次のプレイにデータを持ち越すことができます。Aimeカードがあると1曲だけ無料で遊べますが、カードそのものが300円するため一度カードなしで遊んでみて面白いと思えてから買うのでも遅くはないと思います。ちなみに、Aimeカードは太鼓の達人等他の一部音楽ゲームでも同様に使うことが出来ます(あとはマリカとかも使えたかな)。
上手い人が手袋を使っていたりしますがとりあえずは素手でも大丈夫だと思います。他の人が触っているのが気になるという方は手袋を使ってもいいでしょう。イヤホンについても同様に、上手い人は使っていますがなくても遊ぶ事は可能です。
何からやればいい?
初めてAimeカードでプレイするか、Aimeカードを使わないでプレイした場合始めにチュートリアルをプレイすることができます。チュートリアルで画面の見方や操作などを教えてもらえるので、チュートリアルはやった方がいいです。
マップやチケットの選択のようなものを問われる場合がありますが分からないうちは適当でいいです。好きな曲を選んで遊んでみましょう(最初は難易度BASICがおすすめです。ゲーム慣れしているならADVANCEDから初めてもいいですし中にはEXPERTから始める人もいますが、EXPERTはかなり難しいので最初にやるには厳しいです。下の難易度が簡単だった場合にやるくらいでいいと思います)。
知ってる曲入ってるかわからない……音ゲー曲知らないし
上のリンクから収録曲が確認できます。アニソンやボカロ曲のほか、東方アレンジ等も多く収録されています。
自分の下手なプレイを他の人に見られるの恥ずかしいんだけど
これはマジで死ぬほど気持ちが分かります。自分が音楽ゲームを始めるのが3年遅れた理由の1つがこれだったので。
実際、ほとんどの人は初心者のプレイを気にしていませんが、頭で分かっていても後ろに人がいたりすると見られているように感じてしまうものです。だから逆に最初のうちは見てくれる知り合いと一緒に行くことをおすすめします。あるいはゲームセンターが混んでいない時だけやるとかでもいいと思います(自分は銅レートになるまでは自分以外誰もプレイヤーがいない時しか遊んでいませんでした)。
音楽ゲームに限った話ではないですが、人目を気にして手を出さないというのはもったいないです。最初は誰しも初心者ですから。
全然出来ん、難しすぎ
もう少し下の難易度を触りましょう。逆に簡単すぎてつまらない場合は上の難易度を遊ぶといいと思います。
注意してほしいのは、Level表記が当てにならない意地悪譜面がたまにあったりするので、何か1曲難しくてできないものに当たっても同じ難易度帯の他の曲をやってみたらできたりする場合もあるということです。
お金がかかるから気が進まない……
1プレイ100円なので、節度を守れば一つの趣味としては良心的な出費に収まります。月に何回かだけゲームセンターに行く、などやり過ぎないように心がけると出費を抑えやすいです。
異常なハマり方をすると月1万円以上飛んでいきますが、逆にそこまでハマってしまう頃にはやめたいと思わなくなっていると思います。とは言っても皆さんを破産させたいわけではないので、きちんと自身のお財布と相談してほしいです。お金は大事です。
終わった後画面の写真撮ってる人たち何?
いい結果(リザルト)が出たら写真を撮ってTwitter等にあげる人々がいます。必ずしもCHUNITHM(その他音楽ゲーム)を楽しむために必要な行為ではないですが、上手いリザルトは褒めてもらえる事もあるし、長期的に遊ぶ場合成長の記録になったりします。音楽ゲームは成長を実感できた時特に喜びを感じやすいので、リザルト撮影はおすすめです(最初のうちは恥ずかしいかもしれないので、撮らなくてもいいです)。
やってみたけどいまいち面白くなかった
合わなかったなら仕方ないです。私も楽しくない人にやらせたいわけではないです。ただ、CHUNITHMそのものが合わなかっただけで、リズムに乗って手や身体を動かすのは楽しいかもと思ってくれたなら、ゲームセンターに置いてある他の音楽ゲームもやってみてほしいです。
既にCHUNITHMを辞めてしまった方へ
私からのたった一つのお願いです。3クレだけでいいので、CHUNITHM NEWを遊んでみてください。3クレ遊んで面白くなかったらもうやらなくてもいいので、どうかあなたの300円と30分をCHUNITHM NEWに費やしていただけたらと思います。
おわりに
いかがでしたか?(天下無双)
チュウニズマー(CHUNITHMをプレイする人)でない貴方が、今後CHUNITHMの楽しさに目覚めてくれることを祈っています。
チュウニズマーの貴方は以下のおまけを読んでいってください。
それでは、よいCHUNITHMライフを。
おまけ
以下ではCHUNITHMの小ネタを適当に書き連ねようと思います。
ヒバチをやれ
CHUNITHMにおいて、BPM225というのは重要なテンポです。というのも、CHUNITHMはBPM225以上の8分縦連(16分トリル)はアタック判定が消え、16分縦連は赤J判定が消える仕様があります。FREEDOM DiVEはBPMが2.78足りないため、16分トリルを擦るとポコポコいうわけです。
ヒバチのBPMは225です。つまりヒバチよりBPMが速い曲は擦ってもアタックが出ずに通りやすくなるということ。このBPMを身体で覚えましょう。ちなみに、全押しして奥のノーツを巻き込む間隔は縦連でアタックが消える間隔と等しいので、ヒバチより遅い曲は8分全押ししても奥のノーツを巻き込みません(ただし少しでも遅めに押したり、そもそもの入力遅延によって巻き込む可能性はあるのでギリギリを攻めるのはやめた方がいいと思います。FREEDOM DiVEはどうあがいてもごまかせない運命にあります)。追記:頭バグって大嘘書いてました。全押しして奥のノーツを巻き込む間隔は正しくは縦連でアタックが消える間隔の3/4であるため、BPM300未満は8分全押しで奥のノーツを巻き込むことはないです。玩具の実質BPM260の8分全押しが通るからおかしいと気が付くべきだった……
VERTeXと混沌、スライド判定の密度が高いのはどっち?
VERTeXのBPMは237、混沌のBPMは240です。テンポが早い分混沌の方が判定が詰まっているのかと思いきや実は異なります。CHUNITHMはBPMが120~240の時は8分間隔でスライド判定が発生しますが、BPMが240~の時は4分間隔になります。つまり、VERTeXと混沌ではVERTeXの方がスライド判定密度が2倍近くあります。絶対にスライドが抜けないよう気をつけてください。
また、終点にエアーのあるスライドは終点の判定がエアーに置き換わる(スライド判定が消える)というのは有名な話ですが、
BPM257のエンドマのこれはスライド判定が完全に消えていて(始点のタップ判定のみ)、
BPM237のVERTeXのこれはしっかりスライド判定があります。もっとややこしいのは、
BPM188のウロボロスのこいつはスライド判定が消えています。何故かは不明ですがおそらくスライドが4分より短い(付点8分)ため、終点から8分間隔分戻るまでの間に存在するスライド判定が消え、残りの前半16分間隔分にはスライド判定が存在しないからかと思われます。
さらなる余談ですが、
BPM200の激唱のこのスライドは片手を広げて真ん中に置いておくだけで全部取れます。前半8分間隔分しかスライド判定が存在せず、そこまではほぼスライドが重なっているため片手で押さえきれるからです。赤壁EXPの似た配置でも同様ですが、
宛城のこいつで同じ事をやると大量にミスを吐きます(1敗)。敵襲~
判定調整でアタック判定を消す技、ゴールドモデルではできない?
皆さんは旧CHUNITHMでカラミティの螺旋を擦ってAJ通過させたりしたことがありますか?実はあの技は判定が60fps間隔でしか存在しないからこそ使えた技で、CHUNITHM NEWのゴールドモデルでカラミティの螺旋を擦ると確定でポコポコ鳴ります。では、120fpsでも同様に判定を消せるBPMは存在するのでしょうか?
答えは限りなくNoに近いです。複雑な計算なので結果のみを述べますが、60fps(旧CHUNITHM及びCHUNITHM NEWのシルバーモデル)において判定調整によりアタック判定を消せる可能性があるのは、ノーツの幅がBPM200~225の8分間隔にある場合です。さらに、実用化するためにはノーツの間隔がフレーム幅(1/60秒、無理矢理例えればBPM225の64分間隔)の整数倍である必要があるため、BPM200の8分でのみ可能となっています。
ゴールドモデルではどうでしょう。こちらは、BPMが3600/17≒211.76~225の8分縦連かつノーツの間隔が1/120秒の整数倍である必要があるため、BPMが211.76である場合のみ8分縦連のアタック判定を消せます。
そんな曲あるか!
ちなみに東方原曲最高BPMで知られる東方封魔録のラスボス曲、Complete DarknessはBPM変化がありますが基本的にはBPMが211.72であるため、CHUNITHMに原曲が入ってくれればワンチャンあります。
四季さんの全国対戦の武器曲を公開します(12/5時点)
あんま需要ないと思うけど、一応ね。
3位:Mass Destruction ("P3" + "P3F" ver.)
言い方悪いけどマジで影が薄い曲かつややリズム難なのでだいたい投げると精度勝ち出来ます(2位以下は取ったことないです)。99AJしないとそもそも勝てないので3位。
2位:風に乗せた願い
取り方を知らないとすっぽ抜けまくる神スライドがあるため投げるとかなり勝てます。コツとしてはスライドではなくホールドと読み替えて押すといいです。こんな配置のホールド譜面があったらどうしますか?そう、全押しですよね。一応始点がないぶん(抜けなければ)アタックは出ないのでミラーをかけてガチ押ししてもまぁ通りやすいです。
1009950↑を3回くらい出されたことがあるので負けるときは負けます。だから2位。
1位:Jimang Shot
これは自分が得意なだけですが最近癖ついたのかラスト全くできなくなったのでそろそろ投げるの控えようかなとは思っています。よほど上手い人でないと突然投げられてAJ出る譜面ではないので自分だけAJして1位みたいなのが理想ムーブです。(1-0とか0-1は出してくる人が割と多いのでAJできないと微妙?)
機会があればJimang Shot攻略記事とか書こうと思うので銀~プラレのレート稼ぎやAJできる人には全国対戦の武器曲などにしてもらいたいと思います。
こんどこそ終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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