PUC紅白戦-2021夏- 覚え書き

注意事項
タイトルにあるように何を考えてたかとか自分で残しておきたくて走り書いてるだけなので、あんまり人に見せるような文章にはなっていません。ただし非参加者の人間が見てもどういう感じだったのか一通り分かるように最低限の配慮はするつもりです。あと貼るのめんどいので画像とかは出てこないと思います。
公開前追記:読みづらかったり見栄えが悪いのはやっぱりよくないので、気が向いた時編集して改善しようと思います。

予選

今回はPUC紅白戦史上初の試み、予選がありました。3曲の課題曲を1クレ内最初の3曲(あるいは7チケの456track)で決められた順番でプレイしたリザルトの合計スコアを競う形式で、課題曲は以下の通りです。

1.ベースラインやってる?笑
2.Air
3.​Megameteor

課題曲はPUC部会の最中にchunirecの課題曲メーカーで選ばれましたが、1曲目が対策譜面、2曲目が鍵盤譜面、3曲目が総合的なCHUNITHMの地力を求められる譜面でちょうどバランスが取れていて良かったと思います。
予選の結果7割、レート3割考慮で紅白戦本戦の対戦カードを組むとのことだったので(何らかの手段で数値化して加重平均を取ったのかフィーリングなのかは知りませんが)、予選でめちゃくちゃ頑張れば格上と当たれるということで、これまで明確な格上と当たった事がなかったためちょっと頑張っちゃいました。頑張っちゃった結果、期間中に3曲とも自己ベが2000点くらい伸びました。
提出リザルトはベースライン1009.8k(AJ)、Air1007.9k、メガメテオ1005kで総合3022.8kでした。平均がSSS乗っていたのは7人でしたがそのうち自分とyuyuくん以外はMAXレート15.9以上だったのでかなりやっちまったなと思いました。我15.61(当時)ぞ(涙目)

対戦カード発表まで

予選期間終了から対戦カード発表までは10日程あったため、その間は対戦相手が不明な状態で対策をする必要がありました。が、誰か不明な状態で対策のしようがないなと思い、予選の結果が発表されるまでは過去の傾向から恐らく本戦3曲目が12+~13からのランダムで決まるだろうと思い、ランダム選曲で最初に引いた12+~13をプレイするというのをずっとやっていました。

予選の結果が発表されるといよいよ対戦相手候補が大体分かるのでちゃんと対策を考え始めました。yuyuくんはレートも予選スコアも自分より上なので当たらないだろうと思い、べこちゃん、くうらんくん、あっつーくんあたりを仮想敵として考えていましたが、どうせ誰と当たっても得意曲を押しつければいいやと思っていたのでフレンドVSをチラ見した程度でした。

ちなみにフレンドVSをチラ見したところ、あっつーくんに勝てそうな曲はきゅうりばーにダイブの1曲しか見当たりませんでした。絶望

対戦カード、レギュ発表

自分は紅組で、対戦相手はmasaとyuyuくんでした。ただし、yuyuくんとの対戦では相手の自選曲で1500点貰えるというハンデ付き。対戦レギュは例年通り3曲勝負でお互いの自選曲を1,2曲目にプレイし、その間に運営がランダムで3曲目を選曲するというもの。選曲対象曲は自選ランダム共に12+〜13+(ただしMAX15.5未満は13+不可、MAX13.9以上は14可)。そして、今回は紅白戦CHUNITHM部門初となる禁止曲制度が設けられました。各参加者が対象曲の中から事前に2曲禁止曲を運営に選出、その禁止曲は本戦の全ての対戦において選曲対象から除外されます。つまり例えば私がGenesisを禁止した場合、今紅白戦においては全ての参加者が本戦でGenesisをプレイすることが不可能になります(3曲目のランダム選曲を含む)。禁止曲リスト発表のタイミングは本戦の前日。

面白くなってきたじゃないの。

禁止曲の選定

今回の禁止曲制度のルールを見た時点で、これを上手く利用すればかなり自チームを有利にできるなと思っていました。形式上は各参加者が2曲ずつ禁止曲を選ぶことになっていますが、各チーム9人が各々2曲禁止できるため、チーム内での意思疎通が十分に取れていればこれは各チームが18曲の禁止曲を選べるとみなせます(ちなみに2回対戦する人がいて、また対戦者のMAXレートによって選曲対象の難易度が異なるという理由で、禁止曲においてはわずかながら白組の方がより自由に選択可能でした)。

普通、自選曲は恣意的に勝てる曲が選択されるため実力が拮抗している場合(あるいは相手が格上なら尚更)それを刺し返すのは難しいです。楽曲プールの広さからして、相手の自選候補をクリティカルに2曲潰せたとしても3曲目が飛んでくるだけで厳しいと思います。ただし、相手が格下であれば、投げられたら負けそうという曲をいくつか禁止することで他選の刺し返しは十分に狙えます。
また、裏返すと格上と当たる人はかなり自選候補が厳しいため、自選候補が自チームの禁止曲に潰されるのは絶対に避けなくてはなりません。

上記の理由で、今回の禁止曲制度に於ける最適解が「格下と当たる人の希望する禁止曲リストの中から、格上と当たる人の禁止しないで欲しい曲(以下、禁止禁止曲)を除いた計18曲を禁止する」であると考えました。
紅組のチームメイトにその考えを共有し、禁止曲により相手を完封できそうな人がいるか申し出てもらおうと思いました(でんちゅらの記事によると彼は相手の勝ち筋を潰してはいけないと思っていたそうで、それと比較すると他人の枠使ってまでボコボコに潰しにいこうとするの最悪だな)。ちなみに申し出てくれたのはツンくんだけで、後の人々は禁止禁止曲を述べるに留まりました。まぁ仕方ないので結局各々の禁止したい曲を禁止みたいな流れになった気がします(スポーツマンシップ的には正しそう)。

自分の禁止曲は、End Time(yuyuくんのスコアがイカれてて、自分は今回の対象曲のスコア最低値、さらにツンくんも禁止したそうだった)と、立川浄穢捕物帳(べこちゃんが禁止したそうだったし自分も一応masa,yuyuくん両者より自己べ低かった(そもそも未鳥))でした。想定される他選候補としてはmasaがSON OF SUN、Jack the Ripper、Garakuta Doll Playや下位12+(精度勝負)などで、yuyuくんがEnd Time、Grievous Lady、FREEDOM DiVEやその他13+でした。結局End Timeしか消してないのは上にも書いた通り2曲消しても3曲目が飛んでくると思い、そのうえで突出して勝機がないのがEnd Timeしかなかったからです。

禁止曲発表までの練習

ゲームで勝つためには常に起こり得る最悪の事態を想定しなければなりません。(本番までに自分が死ぬとかCHUNITHMが突然サービス終了するとかそういうレベルの話は置いておいて)今回で言うと相手チームの禁止曲にことごとく自選候補を潰される可能性です。そのため自選候補はより多く持った方がいいと思い色んな得意曲を触り直しました。

あとCHUNITHM-netはフレンドのアクティビティが見られるため、毎日定数が高く鳥安定する曲をやってアクティビティを埋めていました。ZEUSの事です。ただ、よほどのことがない限り毎回1008.5kくらい出るので途中からやっぱ普通にこれ投げようかなとか思ってました。(CHUNITHM Newになりアクティビティに曲が表示されなくなったので次回以降は無意味なテクニックです。悲しい)

なるべく多くの自選曲を用意していくつもりでしたが、なんだかんだで安定しなかったり自信がないのを外していくとあまり曲数が残りませんでした。禁止曲発表直前の自選候補は以下の通り。

対masa
・《運命》〜Ray of hope(好きだから&masaの苦手譜面)
・CO5M1C R4ILR0AD(Yume no hajimariのAJアクティビティ隠す為にやったら感触良かった)
・Phantsm Brigade(13の中ではかなりAJ安定する)
・ZEUS

対yuyuくん
・Yume no hajimari(明らかに自分の得意譜面なので)
・風に乗せた願い(明らかに自分の得意譜面なので)
・Jimang Shot(yuyuくんが未プレイだったのでびっくりさせたかった)
・ZEUS

特に(これは自慢ですが)Yume no hajimariは本戦6日前に初めて触ったところ初見で1008k出たのでその日のうちにAJ出るまで詰めました。12+のMASTER開けた日にAJまでしたのは初めてです(回数は11回かかったけど。曲が好みじゃなかったらここまで詰められなかった)。

禁止曲発表後

禁止曲が発表されるとTwitterでは参加者が叫びを上げていたような記憶があります(ボルテの方が盛り上がっていてウニの禁止曲はそんなでもなかったかも?。)一方、自分の得意曲(本命全部消されたら投げるくらいのやつ)はちらほら消えていましたが上記の本命は何一つ消えていませんでした。

元々、紅白戦の5日前以降にゲーセンに行く予定がなかったのですが、流石に感覚が鈍るし投げる曲1本に決めなきゃと思い前日に急遽ゲーセンに向かうことに。結果、自選候補が増えました。

アクティビティに残らないように13のAJ出そうな譜面を自発的に触っていなかったのですが、もういいだろう(そもそも見られてなさそう)と思い一応の武器候補だったMELtin'17を触ったところ一発で99AJが出て、その後も何度か触りましたがかなり1009k安定したため、masa相手にはこれでいいかなとなりました。
後で知りましたが紅白戦前日部門でよろずくんがMELtin'17を投げて99AJをしていましたが、自分が99AJを出したのがその1分後でした。シンクロニシティ

自選絞れなかったのが痛すぎたため、急遽前日にべこちゃん、あっつーくんと通話して自選曲相談会をしました。そこで、masaにはべこちゃんから後押しのあったメルティンを、yuyuくんにはYume no hajimariを投げる事に決めました。

本番 -対masa-

人の対戦見るのが楽しくて自分の事を忘れているうちに自分の番になっていました。自選曲発表は……

四季:《運命》〜Ray of Hode
masa:Garakuta Doll Play

メルティンじゃないやんけ!
というのも直前になり「メルティン負けうるしそれだったら好きな方投げるか」と思い直し、変えました。まぁメルティンも好きなんですけど。

じゃんけんの結果自選の順番の決定権を得たので、自分の自選を先に決定しました(ガラクタの後に運命をやりたくない)。
結果。運命は自分がラストで事故った上でmasaが大幅に自己べを更新し負けました。ガラクタは順当に負けました。後がなくなった3曲目はDestinationで、事故って負けました。3タテされた……

敗因分析。まず一番の理由ですが、masaが上手かったです。選曲にミスはなかったと思います。また、過去回では精神的な理由により自選を後回しにし、また(赤Jなどで)音のなるスキルを付けないといった事をしていましたが、今回はいずれも怠っていました。自選のミスは緊張から出たような感覚だったので、これらの反省点を次に活かそうと思います。

本番 -対yuyuくん-

直前にyuyuくんがあっつーくんに3タテを食らわせているのを見て震え上がっていました。自選曲発表は……

四季:Yume no hajimari
yuyu:Ascension to Heaven

昇天した〜😇 😇 😇(夢の始まりってそういうこと?)

アセンションはガチの苦手譜面で、後半の真ん中ホールド+4鍵階段(実質5鍵)やラストの高速タップスライドが通った試しがなく正直勝ち目がないな……と思っていました。とはいえ1500点こちらに入る条件で投げるにはやや勇気がある曲にも見えるので、これが飛んでくるということはしっかり苦手曲がバレてたのかなと思います(というかもしかしたら本人にこれ苦手って言ったことあったかも)。

先程の反省を生かし自選を後回しにし(余談ですが、自分は紅白戦の先後決めじゃんけんで負けたことが一度もありません。毎回選んでます)、スキルも音が鳴らないものに変更していざ勝負。
結果。アセンションは自己べを2000点くらい更新した上で、yuyuくんが後半で盛大に事故っていたため勝ちました。Yume no hajimariは自己べを4点伸ばしAJで勝ちました。3曲目はUSAOのナイト・オブ・ナイツで、yuyuくんがすごく上手かったので負けました。2-1で勝ち!

勝因分析。やはり自分が上手かったです。投げられるまでアセンションがあんなに押せるとは思っていなかったのでびっくりしました。とはいえギリSS+、yuyuくんが事故っていなければ流石に負けていたかなと思います。後で本戦の手元動画を見ましたが、両者見比べても明らかにyuyuくんの方がちゃんと押していて上手かったのでこれで自分が勝ちになってしまうのはなんだか申し訳ないな……と言った気分になったと同時に、本番一発勝負の環境では安定しやすい曲を投げるべきだといった事を再実感させられました。

紅白戦を終えて

今回の紅白戦CHUNITHM部門は荒れに荒れ、他選曲を捲る展開が多く見られました。これは恐らく禁止曲効果でもありますが、やはり上で書いた通り、本番一発勝負の環境で事故り得る曲を投げていた人もそれなりにいたように感じます(勝ってはいたけどあっつーくんのAragamiもだいぶ攻めてるなと思った)。忘れもしない第1回紅白戦、DRAGONLADYを投げて大爆死した者として、本番事故らない選曲を心がけていかなければと改めて思わされた回です。

あと今回の禁止曲ルール、終わってみれば自分が当初思っていたよりも影響力が大きかったように思います。そのため最大効率で自チームの禁止曲を選びたく、そうなると枠がもったいないので、お互いのチームにとって厄介な曲は相手チームに禁止させようとするなどの工夫が必要だなと思いました。今回の環境の答えは大体出たので、次回でレギュレーション変更があるかどうか楽しみにしていたいと思います。

てか君あと何回紅白戦出る気?って思われるかもしれませんが物理的に参加可能なうちはいつまででも出るつもりです。おじいちゃんCHUNITHM頑張っちゃうぜ。

あとがき

この一つ前の項目が実質あとがきなのでこれいる?って感じですが一応。
CHUNITHM Newになり全国対戦機能が追加されましたが、死ぬほど楽しいです。マジで楽しすぎて死ぬかもしれません。おそらく心のどこかで、紅白戦のように人と競う機会に飢えていたのだと思います。紅白戦の自選候補だった曲を投げると面白いほど勝てたので皆さんにもおすすめです。逆に次回以降の紅白戦の自選候補を探すヒントとして全国対戦を使ってみてもいいかも?

ここまで読んでいただきありがとうございました。公開前に読み返しましたがまともに読めたもんじゃねえなこれって感じです。ごめんなさい。
それでは皆さん、よいCHUNITHMライフを!(強引な〆)

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