中之条ビエンナーレ・1日目

中之条駅街の人たちを観音さまに見立てた33枚の写真から、町長さんの写真

中田木材材木屋さん。縦長の場所と木材に対となるような雰囲気で好き

王子会館いぬがいます

王子会館いぬがいます畳がふかふかで足元が覚束ないのが不気味さに拍車をかける

王子会館そとにもいぬがいました

上之町商店街廃業した薬屋さん。暗い店内では赤くライティングされた陳列台に道具が乗っていたり、色々な人の会話がザッピングされ四方からランダムに聞こえてくるので精神が試された

上ノ町商店街廃業したお肉屋さん。壁には人のシルエットがあり、バックヤードとおぼしき場所の赤黒い壁などがなんとも生々しく精神が試される。

旧廣盛酒造煙突が目印。たくさんの展示物があり、写真は撮らなかったけれど「熊を殺す」という写真展が注文の多い料理店みたいな、最後食われるんじゃないかなって怖さがあり好きだった

旧廣盛酒造狭くて暗い通路の行き止まりと床に、絵本のようなアニメーションが投影される。童話っぽい可愛さとおっかなさが楽しかった

旧廣盛酒造半地下の階段を降りると、薄暗いなかにボンヤリ瓶の灯りと古い電話機がある。発見した、という体験も込みで素敵な場所

旧廣盛酒造ぼんやり明るいところに何かのオブジェがあるので近づくと、お酒を作るときに使う各種道具だった

旧廣盛酒造おそらく発酵室だった場所には、飴の仏像が並ぶ

旧廣盛酒造会期終了間際に訪れたので、仏像たちはだいぶ形を変えた座像のようなものになっていて、甘い匂いの空間が生まれていた

旧廣盛酒造場所によって溶ける速さが違うらしく、なんか即身仏みたいだなぁと思いながら仏像だったものを眺めては片付け大変そうだなと思っている

旧廣盛酒造ポスターに出てくる場所。入ってくる外の光がこれに反射して、対面の白壁に綺麗な模様を作る。そっちの方は自分の目で見て綺麗だったから満足した。ここに限らず、「その時、その場所」であることに意味を見出そうとする展示がとても多かった

旧廣盛酒造酒蔵に垂れた暗幕を抜けるとメルヘンであった

旧廣盛酒造三つ編みのブランコの下には、色んな青い瓶の破片が、真ん中の小さな波紋から広がったみたいに丁寧に並んでいる。青の種類がたくさんあり楽しいのと、それが可愛い空間の中に尖った物としてあることにキュンキュンしたため沢山写真を撮った