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【Letter for XXX】#11 濱田健太郎さん

こんにちは、Shihoです。独断と偏愛で他己紹介をさせて頂く3Minutesマガジン「Letter for XXX」。

#11 は濱田健太郎さんです。

■#11 濱田健太郎さん/Status:初対面

「レモネード・アントレプレナーシップ」という言葉を皆さんはご存知ですか?アメリカでは、子供たちのアルバイトとして著名なレモネード売り。そこでビジネスへの興味を抱き、事業の面白さに気づいていくという風習に基づいた言葉で、起業家精神や自由な資本主義の姿を現しています。

濱田さんは現在大学3年生。今月から半年間の休学期間に入っています。もともと起業を考えていたそうですが、周囲の様々な意見を聞くなかで個人事業主でも出来そうだと考え、その準備を進めています。

彼が今思い描いているのは「ハニーレモネード屋さん」。あくまで起業のモチーフのようなハニーレモネードを、本当に独立の軸にするという一種の捻りかな?と思ったのも束の間。レモンのように鮮やかな黄色のニットを着て、黄色のケースに入ったスマホを握り、はにかみながらもその夢について話す彼の明るさ、真っすぐさ。それを見たらきっと、モチーフとしてのそれではなく「本当にハニーレモネードが好きなんだ」ということがすっと腹落ちするでしょう。

個人事業主となって彼がまず試したいのは、大学学祭での模擬店の出店。そこで「ハニーレモネード屋さん」のテストマーケティングを行いたいという狙いがあります。大学生だからこそ出来ること、そのカードを使って、まずは小さな検証を始めようとしています。

子供の頃から、フランチャイズでコンビニエンスストアを経営する父の姿を見てきて、父を尊敬しつつもその画一的な販売方法には窮屈さを感じていたという濱田さん。もっと、オリジナリティを。もっと、「どう提供するか」に工夫を。それはもちろん、「ハニーレモネード屋さん」の構想でも大切にしている要素。そんな彼は現在アルバイトとインターンを掛け持ちしながら、誰もがわくわくして楽しめる空間をつくることにやりがいを感じて奮闘中です。

昨年は、アルバイト先と連携して肉フェスでのブース出展を担当。企画の段階から参画し、集客方法やオペレーションを考え、実行していくことに楽しさとやりがいを感じたといいます。このブース出展では、10日間で数千万にも及ぶ売上を達成。その達成を支えたアルバイトスタッフの募集の際には、自ら知人に声をかけて30人ものメンバーを集め、シフト作りも楽しく取り組んだという濱田さん。「“楽しい”をつくる側がいい」という想いはこうした体験を通して大きくなり、次は初めてとなる「企画のゼロイチ段階」に自ら身を置きたいと考えています。

“楽しい”と思う空間を、"楽しい"と思う対象を、広めていきたい。自分がそれをつくりたいし、皆で一緒に創りたい。そんな存在になるべく、今はオンラインサロンやインターン、バイトにイベントなど、興味をもったらすぐに試して、”楽しい”にたくさん触れ、たくさん吸収しているそう。その行動力が、ある意味この他己紹介の記事に結び付いています。

「多動気味でインプットが散らばりすぎていて、それらを整理するのが苦手」という濱田さん。インターン先でブログを書いた際も「詰め込みすぎ」と注意されてしまったといいます。「文章にも現れているなら、そういうことなんでしょうね(笑)」と笑う彼。私もインタビューの際にはそれらを「絞る」という選択肢について話したりしましたが、「ハニーレモネード屋さん」という目標をここでしっかり刻んだ今なら、まだまだ色々試してみる価値があるかもしれません。「ハニーレモネード屋さんを、どう“楽しい”空間に出来るか」、そのアウトプットイメージを持って臨むこれからのインプットは、これまでよりもちょっと有意義なものになるはずだから。この記事がその一助になればうれしいです!

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Letter for XXXは、不定期かつ独断と偏愛で随時更新していきます。


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