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【恋愛】「自分の乙女心で楽しむな、死ぬぞ」という話

どうも、悪い猫です。

全人類に読んで欲しいので、重要な部分はすべて無料で読めます。男のモテを幅広く宣教する男の立場からは、聞き捨てならないツイートがあり、このノートで真理を書かせていただきます。

最後の有料部分は、追記程度の話となります。物好きだけお読みください。

発端は以下の「女の子と運命的なデートや思い出がない草食系男子」の嘆きツイートです。

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引用:https://twitter.com/iriya3rou/status/1419290112223973382

まあ、気持ちは分かりますよ。

ロマンチックで運命を感じるような出会いとデートで、気が付いたらお互いに恋心を抱いていた、誰もそんな恋がしたい、そんな思い出を残したいものです。

まあ、気持ちは分かりますよ。

しかし、何かを勘違いしているようなので、モテるためにはロマンチックな恋がしたいマインドは絶対に持ってはいけないという話を今回していきたいと思います。

これは、女性にも当てはまる話なので、ぜひ、読んで欲しいものです。気を引かせたい彼がいる女性にも同じことが言えます。

はっきり言えば、ドラマやアニメで観る青春なんて「屏風の虎」です。「お前の青春は地味だったろう?」と威嚇してくる実在しないファンタジーです。

このノートの公開後に反応してくれた野菜さんのコメントです。現実はこういう状況です。

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引用:https://twitter.com/abareru_yasai/status/1422505968877785088

いい思い出があったと感じるのも、恋愛戦場の駆け引きを「勝ち抜いた人」の「思い出補正」です。

異性を惹きつける合理的な行動、機械のようにやるべきことを淡々とやれた人間だけが恋愛戦場で勝ち抜くのです。恋愛がしたいならロマンチックな気持ちに浸っている場合ではないのです。

残酷だがモテたいなら乙女心を捨てろ

恋の駆け引きというのは、ロマンチックな物語を提供する側の人間と、その物語を消費して振り回される人間がいるのです。

付き合っているなら、お互いが合意の中、その物語をお互いに提供してドロドロの恋愛劇を楽しむのもいいのですが、まだ付き合っていない時は危険です。

なぜなら、物語に振り回されれば、振り回されるほど、あなたの恋心が沼っていくからです。

前回のノートで予測不能な物語を演出する役者になる話にもつながります。

しかし、沼ると分かっていながらも、なぜ、振り回されにいくのか。

実は「大好きな人が自分の事が好きか分からない」そんな気持ちに振り回されることこそ、片思いの醍醐味であり、僕たちはその純粋な気持ちが大好きです。恋が実るという「報酬が曖昧な状態」で一番ドーパミンが出るのです。

これは、結局のところ恋に恋をしている意味であります。

“結局のところ人が愛するのは自分の欲望であって、
欲望された対象ではないのである。”
~ ニーチェ~

西野カナさんのメンヘラ名曲:『もっと…』を聞いてみましょう。

今すぐ会いたい もっと声が聞きたい
こんなにも君だけ想ってるのに
不安で仕方ない 何度も聞きたい
ねぇ本当に好きなの?
I'm just crying because of you

そして、男ならこの曲を聴いて、

「女がこんなメンヘラになるまで愛されてぇなあ…」(あわよくば、セッ)

と思う方もいるでしょう。そして、メンヘラに感染されて自分もメンヘラになります。「俺もこんな感じで誰かを愛したら愛されるのだろうな、それは素敵だろうな。」と直感的に感じてしまうものです。

だけど、冷静に考えてください。

西野カナにこんな気持ちにさせる男は、西野カナを大切に思っているのでしょうか?

こいつは間違いなくモテ男ですよね?なんでモテ男に限って女にこんなに不安にさせるのでしょうか?それはモテるから不安にさせるのでしょうか??モテ男はこんなメンヘラ本気な恋をするでしょうか?

西野カナさんはこの曲の10年後にこんな反省をしております。

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よく考えたら分かりますよね?

以下の歌詞のこんな男が「いい奴」なわけないじゃないですか、人間に対して、こんな塩対応していたら、男同士だったら友達失いますわ。社会人でも失格レベルの人間です。

誰といるの? どこにいるの?
返事ないままじゃ眠れないよ
メールも電話も“会いたい”も
いつも全部私からで

恋のGiverとTakerは誰か?

モテる男は、なぜあれだけモテているのに、女の誰からも恨まれないのでしょうか?それは、常に曖昧な運命と愛の物語を提供している側だからです。一方、振り回される人は常に曖昧な運命と愛の物語を消費して渇望しています。

与えるものがあるから好かれる、素敵な気持ちにさせてくれるから好き、そういう好循環を作り出す人間は、当たり前のように複数の女性から愛される存在です。

だって、その男の周りにいるだけで、自分が大恋愛をしている気持ちになる、自分の価値が上がった感じになる、好意を向けられるので自分に自信がつくわけですから。

モテ男は、何もないところから「幸せな感覚」を女性に作り出し、お姫様主役の物語を提供しているのです。断じて「金を提供している」からではありません。

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一方、非モテはそれができません。逆に女性がなんとなく高嶺の花アピールしたシグナルから、その「もしかしたら自分が選ばれる物語」を受け取って消費している側に回ります。振り回されているだけですね。これは、モテ男に振り回されている女と同じことをしているわけです。

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こうモデル化するとモテ男って「搾取関係」に近いものでもあるわけですね。しかし、「搾取関係」すら存在しない文明がない砂漠のような場所で、非モテは何も「愛」を生産せずに貰う一方のことを考えているわけです。

これでは何も生まれません。

女性への愛の物語にしろ、好きな男性への好意の物語にしろ、それは人類のあらゆる生産活動と同じように「自分から与えて初めて何かを手に入れるもの」であるわけです。

でも、メンヘラ乙女たち(男含む)はこんなことを思うわけです。「何もしないで、こっちに告白してくれる人こそが本物の愛だ。」と。そんなロマンチックな恋をしてみたいと渇望しています。

これは、魚を釣るのに餌が必要なのを理解しているのに、あえて餌を使わずに「餌がない状態で魚が自分から飛び込んできてこそ、俺が凄腕の漁師だと証明できる。」と言っているのに等しいことを理解しましょう。

プライドを捨てられないからより厳しい戦いをしているだけなのです。男は黙って愛の物語という餌をケチるな与えろという話です。

そして、ロマンの虚像を消費している場合ではない。乙女心で自己陶酔して遊んでいる暇はありません。非モテ沼から助かりたければ、すぐにロマンを提供する側に回れということです。

逆に、深く付き合ってから結婚してから、お互いにロマンを提供するのを忘れる人が多いですが完全に逆です。信頼できる相手だからお互いに依存っぽいゲームをしてもいいのです。付き合っていない時点では絶対に自己陶酔してはいけません。

人生と恋愛はガチ勢によるガチゲーなのですから。

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ーーーーーーーーーーーーーー追記ーーーーーーーーーーーーーー

以下の話は完全に同じ仕組みで、女性に対して非常に辛辣な話となります。闇と真実を覗くメンタルがある女性と、そういう趣味がある男だけが覗きましょう。怒られそうなので、有料部分にします。女性も怒ろうがもう金を払っているので、払った分だけ文章を真剣に考えましょう。

追記:GiverとTakerの話を女性へ

女性だってGiverになる番があります。

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