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【Z/X】白赤ミーリィ

どうも、EveGokurakuです。
『アイドル♪サマーレッスン』発売からそこそこの時間が経過し、各デッキに対する理解度やら敵意やら何やらがかなり煮詰まってきた頃合でしょう。自分は今度ゼクスのCSに初めて参加する予定なんですが、握る山はアイドルの何かにしようと思っています。
さて、今回はクライシスアークの実装に伴い、赤のカードを搭載できるようになった『ミーリィ』のデッキ紹介です。何でこんなに遅れたのかって?カードの実物が揃うのが公式のデッキレシピ投稿キャンペーンに間に合わなかったレベルで遅くモチベが湧くまでに時間を要したからですかね…

ミーリィは最近になって組み始め、自分の手持ちの中では一番新しいデッキですが、(やってる事はさておき)使用カードが大体可愛いのでかなり楽しく回せています。おススメです。
可愛いと言えばミーリィのイラストを担当している永山ゆうのん先生ですが、ここ1年ぐらいYoutubeにてVTuberとしてお絵かき・歌枠等の配信をしています。ミーリィちゃんに引けを取らないぐらい可愛いので是非見ましょう(宣伝)

キラッ★

デッキレシピ

https://www.zxtcg.com/deck/deck_public_view.php?/202207%2Ff87e61670531d7fe878a0cc22c9b3e019dd70379

●プレイヤー
ミーリィP(P表)
ミーリィPEX(P裏)
●メインデッキ(IG)
ラブリーデート ミーリィ(ライフリカバリー) 4
月華の女神セレネ(ヴォイドブリンガー) 4
じゃがいも初収穫 ミーリィ 4
可憐で可愛いあたし ミーリィ 4
プリティーベーシスト ミーリィ 4
●メインデッキ(非IG)
"可愛い"ハンター ミーリィ(スタートカード) 1
ミーリィ 見える景色のその先へ(スタートリソース) 3
奏でよう、素敵の歌を(ゲートカード) 1
【愛嬌】の輝き ミーリィ 3
素敵の聖歌 ミーリィ 3
子供たちのお姉さん ミーリィ 4
ミーリィ with ニュー 3
オクトーバーフェスト! ミーリィ 3
可愛いディーヴァ ミーリィ 4
SHiFT, Make Your Day. 4
アウター・サンタ ヨグ・ソティス 1
●デュナミス
唯我の神意 ナナヤ 1
パラダイス・ブライド ミーリィ 1
吹き抜ける『高潔』スド 1
列神天使ガムビエル 1
ラブリーエール モテッツ 1
素敵のイデア ミーリィ 1
じゃがいもフェスティバル ミーリィ 2
しふらじ!収録中 エンジュ&ミーリィ 1
「SHiFT」夢を描こう! 1
【顕誓『愛邪精神』】ニャルラト 1
輝こう、その愛嬌 2
湯上りのお楽しみ 1
想いを乗せて未来を創る 1
アイドル♪サマーレッスン 1
●その他
素敵の奏聖姫 ミーリィ

注目カード解説

●可愛いディーヴァ ミーリィ

キラキラ大盛りテキストウーマン

ミーリィのアークゼクスで、本デッキの主役となる存在です。
このカードを一言で表すなら「IGOB存在条件を取っ払い、チャージ除外と除去をくっつけて、サイズを8c11000にした強化版億万女帝」。このカードの行っている仕事量の多さが伝わると思います。

ゼクス踏み倒し能力は登場させる場所を手札・チャージから選択できる点が非常に優秀です。
後述のセレネ・じゃがいもの項で詳しく言及しますが、これまでミーリィはゼクスの踏み倒し場所が基本的にチャージ一辺倒であり、登場させたいゼクスが手札に来た際の処理にスタートカードデート等の1アクションを消費する必要がありました
手札から直接登場させる事が出来る効果は
デッキトップを直接チャージに置く効果の結果による登場させるゼクスのぶれの解消
チャージ枚数の管理難易度の緩和
自分のチャージを手札に戻す効果を持つゼクスの評価の上昇
といった複数の強化要素に繋がっており、プレイの易化・安定化に大きく貢献しています。
昨今の名称指定が多いゼクスでは珍しく、3c以下という厳しめの制限と引き換えに登場先に名称や種族の縛りが一切ついていないため、登場先を色々と模索してみるのも楽しみの1つと言えそうです(これを利用した裏の選択肢については後程紹介します)。

チャージ焼却はミーリィではお馴染みの効果ですが、このカードは4cサンダルフォン以来となる除外によるチャージ焼却であり、多くのデッキが管理できない領域にカードを排除できるため、少なからぬ影響を与えられます。
例えば黒いデッキとの対面では、「スタートカードはアークゼクスが使用できるより前のタイミングで効果が解禁される別のカードプールで処理する」「IGでトラッシュに送る事で使い回せるアークゼクス等の主要カードはこちらの除外を当てる」と言うようにチャージ焼却を複数回重ねる事で相手に強く損害を与えるような動きが可能です。

起動能力ではバーンを飛ばす事が出来、その数値は「チャージ1枚につき5000」とこれまた除去としては強力な部類です。
このカードのプレイ登場時能力で1枚、手札から踏み倒したゼクスがチャージ増加能力を持っていれば更に1枚、スタートカードや降臨条件持ちのゼクスエクストラを駆使すれば更にチャージは増えるため、全体除去に近い量のバーンを飛ばす事も難しくありません。

●月華の女神セレネ

ゼクス最強ヴォイドブリンガーの一角、テンポアドバンテージの申し子

ミーリィが追加色赤を得た主たる旨味と言えるカードの1枚です。
相手4リソ以上条件で、スリープコストで手札から4以下の踏み倒しが行え、踏み倒したゼクスはターン終了時に手札に戻ります。
ミーリィのカードプールにはアイコン~4c帯にアドバンテージを稼げる強力なゼクスが多く、特に一部の3cはゲーム終盤まで戦線を維持し続ける重要な役割を担っており、それらを2cで稼働できる非常に強力なカードです。

クライシスアーク環境に於いてはスタートリソースの効果によるアークゼクスのプレイが2cで(スタートリソースの数分だけ)行えるため、それに接着する形で2c以下で行えるアクションが重視されやすいです。
セレネは単に2cでアクションを起こせるだけでなく、サブカラーである赤のカードである点から「白のカードと比較して赤のカードが必要以上にリソースに埋まってしまう色事故状態」に対して明確な解決策になります。

また、セレネの効果はスリープコストこそ必要なものの起動効果であるため生存すれば次のターン以降にも効果が使えます。しかも踏み倒したゼクスは放置した場合手札に戻るためほぼ同じアクションを取る事が出来るオマケ付き。
実際にセレネを使用した事がある・セレネを使用するデッキと対面した事がある人ならこのゼクスが場に残り続ける事により生み出されるテンポアドバンテージの恐ろしさは良く知っていると思います
そのためこのカード自身は相手に真っ先に処理されやすく、結果として(除外・デッキバウンスといった一部の除去を除いて)このカードは手札・チャージ・リソースといった公開領域へのアドバンテージへと還元されていきます

先述の通り、ミーリィのアークゼクスは手札・チャージから3c以下のゼクスを名称の縛りなしに何でも踏み倒せる効果を持っており、当然セレネも例外ではありません。
赤を得たミーリィは紛れも無く「セレネを最も上手に使いこなせるデッキ」の一つだと思います。

●じゃがいも初収穫 ミーリィ

じゃがいもが豊作な試合は勝つ

イデアライズ期に登場したアイコンで、登場時1枚チャージ増加・チャージ4枚以上条件の起動効果で3c以下のミーリィ(同名以外)を登場させる効果を持っています。
ディンギルレベルを採用しない構築では可愛いに代わる展開の主力です。

過去の構築・カードプールでは手出し以外にこのカードを登場させる手段が
アテンダントor斉天大聖orULOB
億万女帝(要IGOB)
パラダイスブライドアドナキエル等のディンギル
等と存在していましたが、これらはじゃがいも自身をチャージに用意する必要がある上に、IGヒットを考慮しない場合基本的に踏み倒しに3c以上を必要とする大振りな物でした。

クライシスアークが実装されたミーリィでは、先述の通りアークミーリィとセレネを迎え、じゃがいもを「2cで」「手札から」踏み倒す手段が2つ増えているため、登場能力のためのチャージ枚数維持も含めて運用難易度がかなり緩和されています。
プレイに際しては手札に登場手段とじゃがいもを抱えつつ、チャージ3枚を目安にカードリソースを確保しましょう。

●【愛嬌】の輝き ミーリィ

お手軽迎撃 めっちゃ硬い

6c9000のサイズにパワー-5000迎撃と、2~3c相当のアクションから繰り出されるには些か不相応な程の堅牢さを誇るアルターブレイクですが、PEXのミーリィに自由に絶界を付与できる効果によってその硬さに磨きがかかっています。
ブレイク登場時にはチャージ2枚増加+自分相手問わずチャージ2枚を手札バウンス。ディーヴァの項で説明した通り手札を強化する札は以前に増して使い勝手が良くなっている点、デートの踏み倒しが容易になっている点、それ以外にもイデアライズの登場機会減少に伴いブレイクイベントを使用しやすくなっているといった外的要因も合わさり、このカードのブレイク登場機会もかなり増加しています。

●ミーリィ with ニュー/オクトーバーフェスト! ミーリィ

今なら白青の多色カードになるのだろうか…?
人を苦しめるテキストの羅列

どちらもお姉さんから展開する大型としては定番のカードですが、クライシスアーク全体のシステムを考慮したやり取りに非常にマッチしています。

withニューは全体2000パンプ・アークゼクスの基礎打点にワンパンを取られない12000打点で強固な布陣を形成できますが、レンジ3と打点受けを最も活かせる自分PS横に配置すると除去の的になりやすい(特にイベント等の迎撃除去はタイミング上デートの絶界付与でも守れない)ため、配置に気を遣うカードでした。
クライシスアーク実装により、PEXの効果で自分ターンに絶界を付与出来るため、心置きなく自分PS横に張り付ける事が出来るようになり、扱い易さが向上しています。

オクトーバーフェストは元から強力なカードでしたが、自ら絶界を担げる事による盤面の保持(特にPSに配置した場合はVBケアとなる)の強化に加え、アークゼクスの基礎打点を殴り切れる11000打点を保持している点、チャージを手札に戻すカードの評価上昇に伴い手札4枚以上条件を維持しやすくなっているといった側面もあり、評価が上昇しています。

お姉さんを2枚以上消費するため難易度は高いですが、この大型2種を上手く複数体同時に盤面に構える事ができれば一気に勝利に近づくため、積極的に狙いたい所です。

●SHiFT, Make Your Day.

このカードが付属していたCDはPRカード4枚付属で税込4,400円だったが今では…?

超高出力エンジン。4枚引いたら4枚使います。
手札とチャージが両方増え、除去がパワーマイナスによるものである事から、管理領域が全て噛み合っているミーリィに特に向いたカードです。
今回の構築では門とイデアを採用しているため、メロディを獲得できるカードの水増しにも繋がっています。
基本的には自分ターンに使用して公開領域の拡張と除去に使います。

●アウター・サンタ ヨグ・ソティス

クライシスアークの登場に先駆けて制限カード化したが、圧倒的な存在感によりむしろ見かける機会が増えた

最強メタカード。ほぼ自由枠です。
2cというデッキの基本の動きに接着したリソース要求である事に加え、ディーヴァないしセレネから射出でき、魔導書程簡単では無いにしろ連打が出来る点を高く評価しています。
相手の立ちリソースを登場時能力で封じる他、2回目のディーヴァ着地による再登場でリソース荒らしをチラつかせれば、相手はこのカードの攻撃に対してイデアドライブを撃ち辛くなるでしょう。これは3c以下ゼクスの展開を得意とするミーリィの戦術によく噛み合っており、単なるパワーカードに留まらない足回りの良さを発揮できます。

●素敵のイデア ミーリィ

4鍵7c10500はペクティリスと御揃い

Make your day.の項でも述べた通り、このレシピは門イデア採用型です。
序盤ターンにメロディを獲得できるカードがかなり多めに搭載されている他、PEXの5点ライフを含めてミーリィというデッキそのものがこのカードの登場が行える5ターン目以降を貰いやすい点でイデアIGOBを喪失した状態でもデュナミスに1枠割く価値があると判断しました。

リソース消費0で登場できる7cであるという点が重要で、5ターン目にディーヴァを手札に十分数握れていなかった場合でもトラッシュにさえ見えていれば愛邪ニャルシフトを乗せてディーヴァを回収できるため、開幕のアクションとして有力な選択肢になります。
デッキバウンス除去でディーヴァの登場場所を確保
トラッシュをチャージに帰す効果で先のターンに使用しているであろうお姉さんやそこからの踏み倒し先を補充する
リソーススリープによる相手の迎撃封印
と、ディーヴァとの接続が良好な効果が目白押しである点も見逃せません。許されるなら連打したかった…

●しふらじ!収録中 エンジュ&ミーリィ

かわいい~

新規習得したアルカナシフト系統のシフトで、シフト時効果にチャージ入れ替えと常在能力に1000パンプがあります。
基本的には1000パンプによる打点受けを目当てに場に維持したいゼクスにシフトしていきます。
〇アルターブレイクが10000に(6リソ段階から使える多くのゼクスエクストラにワンパンを取られない)
〇オクトーバーフェストが12000に(アークゼクスにワンパンを取られない)
〇withニューが13000に(種族PEXの2000パンプを獲得した7c10500にワンパンを取られない)
と言った具合に、意識するパワーラインは相手によって変化するため、乗るゼクスは臨機応変に変えていきましょう。

採用候補

例によって今回のデッキレシピには採用していないが、採用したい・採用圏内であると思われるカードが山ほど存在しているため、それらを紹介します。

●2枚目以降のスタートカード

SHiFT箔カードのFTは涙腺に来るモノ多め(当社比)

ディーヴァ・セレネによって手札にゼクスを持て余す事態になる事はかなり減りましたが、それでも依然として手札をチャージに送る手段は多いわけでは無いため、相手のチャージ焼却に対抗するという意味合いも含めてメインスタカは十分に考慮できると思います。
あればあるだけチャージ上限が増加するため、じゃがいもの効果がより使いやすくなる点も見逃せません。

●バランス・レッスン ミーリィ

ママって呼ばれちゃう!(羨ましい)

除去効果持ちのアイコンで、チャージ3枚以上で全てのミーリィが相手に与えるダメージを+1000できます。
ディーヴァの起動バーンが6000になると言う事は「1回で4c以下相当のゼクスを破壊できるようになり」「7c10500~アークゼクス相当の打点のゼクスを2回分で沈める事が出来るようになる」事を意味するため、除去の質が飛躍的に向上します。
ライフから捲れた際も凶悪で、3~4c相当のゼクスを排除した上で自身は6500で立ち塞がるため、相手のデッキ次第では連続でライフを取られる確率を一気に抑える事も可能です。

●端麗の輝聖 ミーリィ

ミーリィ名称ながらP指定が無いため、輝聖以外でもエンジェル絡みのあらゆるデッキに入り得るスペックを持つすげーカード

トラッシュに落ちたカードをチャージに埋め直す貴重な能力を持つアイコンです。
2cでプレイできるため基礎となる動きとの接着は良好で、お姉さんやじゃがいもと言った展開の核になるカードが1枚しか見えていない状態でも使い回しが利くようになるため、中盤以降の安定感が増します。
序盤でも2ターン目・チャージにカードがある状態でスタカを踏んでPSに着地する事でスタカの効果を早期から使用しつつPS6000で構えるといった飛び道具的な運用が可能なため、実行したいプレイングに応じて使い分けを視野に入れましょう。
種族にSHiFTを持っていないため、サマーレッスンのサーチ、想いを乗せて未来を創るの手札コストに対応していない点は注意が必要です。

●モーニングバニー ミーリィ

寝起きを狙うニューにサムズアップb

チャージで1c軽減が入る4cで、ディーヴァ・じゃがいもから直接登場できるゼクスで唯一イデアドライブを踏まないため打点として有用です。
7cゼクスエクストラの降臨条件にも使いやすいため、想定する盤面・ゲームレンジに応じて採用を考えたい所です。

●キュートなアテンダント ミーリィ

ガチャイラストはミーリィカードの中でも飛び切りの可愛さだと思います(自分語り)

お姉さんからの踏み倒しを狙う大型の中で登場能力を持っているミーリィは斉天大聖とこのカードの2種類であり、こちらのみ相手PSを直接攻撃できる場所に登場できます
能力登場時の全体パワー-2000はPSにも飛ぶ点が特に魅力的で、単体で11000を殴り切れる他、Make your day.を撃ち込む事で相手PSの11000を攻撃なしで溶かす搦め手が強力です。
種族にSHiFTを持っておらず、更にこちらは単種族であるため、サマーレッスンのサーチ、イデアドライブやニャルシフトの手札コストに対応していない点は要警戒です。

●麗しのステージ ミーリィ/お楽しみの時間 ミーリィ

トラッシュを咎めるテキストは貴重なため、必要に応じてタッチ採用したくなる
人を苦しめるテキストの羅列その2

どちらもお姉さんから登場させる大型の候補で、環境や自身のプレイスタイルに応じて採用を変化させていく枠になります。
両者ともにシフトなしで11500以上の打点になれ、相手ターンにも使える起動能力でテンポアドバンテージを取りやすいためPSないしP横を任せやすいです。代わりにレンジや踏み倒しといった攻撃寄りのテキストを持たないため、必然的にゲームレンジが長期ターンに寄りやすい点は留意すべきと言えるでしょう。

●白翼の戦車娘 タンクハート

新世代タルティニ

白い0c1打点。
自分PS横+4-6に自分のゼクス3体以上が必要になりますが、セレネ・withニュー・オクトーバーフェスト等後方に配置しやすいゼクスが多い事に加え、ディーヴァやじゃがいもの展開力によってすぐにゼクスを増やしていけるため、条件達成はそこまで難しくはありません。
強固な盤面を形成しながらついでのように攻める事が出来る他、万能チャージ回収でデッキの動きの円滑化にも繋がる強カードです。
採用する場合は登場能力が同名ターン1である点と種族面のサポートが軒並み受けられない点に注意して運用しましょう。

●奇縁の神楽 ルル

冷静に考えたらパワーマイナスってかなり凄い事やってるよね

B40破天降臨の白担当。持ってなかったからレシピに入ってないカードその1。
白と赤のリブートゼクスを用意した手前それをそのままトラッシュに送り込む行為そのものが望ましい行いではないため破天降臨自体そうそう行わないのですが、降臨条件で普通に登場させる事も勘案した場合こちらの方が圧倒的に出しやすいため、持っているならばナナヤよりはこちらを選択した方が良いと思います。
パワーマイナスは単純な3c相当以下の除去の他、夢を描こうシフトの除去範囲を広げるというSHiFTならではのシナジーも見込めます。

●歌声の『氾慄』 エンリル

再録決定おめでとう!(激遅執筆特有の記述改変)

必殺ガチャ。持っていなかったからレシピに入ってないカードその2。
基本的にこのデッキの先攻3ターン目は
〇必要に応じて貯めたチャージでIGを行う
〇IGヒットで登場したゼクスにセレネ・じゃがいもの登場能力を絡め、1点以上刻む
〇IGの当たりや手札が悪く点数を削れない場合、ウェイカーモテッツを出して手札・チャージ・盤面を整理する
という流れを想定しているのですが、このモテッツの枠を歌声エンリルにするというのが案として浮上しています。歌声エンリルには発動条件なんてモノは無いため「IGしてるのにリリースイベントやMake your dayばかり落ちてモテッツの覚醒条件が満たせない!(ぶっちゃけこの状態は普通に事故)」という事は起こりません。
ディーヴァがヒットすれば簡単に点数が入りますが、それ以外にもお姉さんから出す事が想定されているような大型がヒットすれば確実に圧力をかける事が出来るため、入れ替え候補としては有力だと思われます。

展開例

チャージを増加させる動き

〇チャージ1枚(スタートカードのみ)始動
・スタカ効果で手札から3c以下のミーリィ名称をチャージに置いて1ドロー(チャージ2枚)
・スタリソ効果でディーヴァ登場、チャージ増加+手札からじゃがいも登場(チャージ3枚)
・じゃがいも登場時能力でチャージ増加(チャージ4枚)
・じゃがいも起動で3c以下のミーリィ名称を踏み倒し(チャージ3枚)
(1)踏み倒し先がお姉さんの場合
・お姉さん効果で大型を登場(チャージ2枚)
・withニューのチャージ2枚条件達成済み
・ディーヴァorじゃがいもで増加したチャージがミーリィ名称ならオクトーバーフェストの名称2枚条件も達成
(2)パラダイスブライドを用いる場合
・じゃがいもと登場させた3cでパラダイスブライド降臨(チャージ5枚)
・パラダイスブライド登場時能力でじゃがいも登場&チャージ増加(チャージ5枚)
・じゃがいも起動2回目(チャージ4枚)
…これは極端な例ですが、ディーヴァの効果で手札から展開する事でチャージの枚数が十分数貯まっていなくとも割と簡単にチャージを増やしていけるため、IGやチャージを消費するアクションもある程度余裕を持って行う事が可能です。

アルターブレイクを用いた8面埋め例

〇4ターン目6リソ、スクエアには自分のゼクスが1体も存在しない状態を想定
・スタリソ効果でディーヴァ登場、チャージ増加+セレネ登場(立ちリソ残り4)
(適宜除去を使用し、スクエアを開ける)
・セレネ起動でデート登場(P横が望ましい)
・ブレイクイベントを使用し、ABを登場
・リリースイベントを使用し、ULOBを登場(立ちリソ残3)
・ULOB効果でじゃがいも登場
・じゃがいも起動で3c登場
…この段階で消費3c・6面埋まっているため、ディーヴァかセレネ(踏み倒したゼクスは手札に戻るためお姉さんによる追加登場必須)をもう1体追加する事で立ちリソ1を用意した状態で8面埋めになります。
この展開例ではお姉さんを2回使えるため大型が居並びやすく、荒い消費に見合った凶悪な盤面になります。

気を付けておくと良い事があるかもしれない事

〇Make your day.で3枚、ディーヴァで2枚、アイコン3種で1枚ずつと結構デッキの減りが激しいためデッキの残り枚数には注意しましょう。Make your day.は1枚もカードを公開しない事も可能なため、ゲーム終盤・デッキ枚数が少ない状態で相手ゼクスを除去したい時には覚えておくと良いでしょう。
デッキアウトによる影響を重く見る場合はステージの起動で自分のトラッシュを積極的にデッキに帰していくのも選択肢に挙げられます。
〇サマーレッスンは相手ターンに撃てるし、Make your day.も当然相手ターンに撃てます。
上記の通り盤面構築は2~3c程度の消費で事足りる事もあるため、立ちリソを残してイベント・手札起動で相手のアクションを受けるというアプローチを執る事も場面場面で選んでいきたい所です。

裏の選択肢の話

ディーヴァミーリィの踏み倒しは3c以下であれば名称・種族等に囚われず何でも登場できます
それを利用し、「ディンギルLvデッキの基盤としてクライシスアーク実装型ミーリィを選択する」という構築が考案され、既に実践している先人の方もいらっしゃるようです。
都合の良い事に初期のミーリィはディンギルLvを基盤としたカードプールで構成されており、その上でディンギルと相性の良いカードを多く擁する赤がサブカラーとして選択されているため、デッキとしての完成度はかなりの物になる事は想像に難くありません。

構築思想そのものが根本から異なるため、デッキ構築含め詳しい事はここでは省きますが、裏の選択肢として認識しておくと良い事があるかもしれません。

(1)ミーリィ名称のディンギルアッパー

ミーリィ名称でライフに触れるカードは唯一無二であり、普通の構築でも採用を検討できる
実質11000にもなれる

片や登場時モテッツ、片や何でもチャージ回収に単体11000まで対抗できるパワー補助と数ある4cアッパーの中でもかなり質が高い効果を持っています。
当たり前の事ですがセレネから射出できるため、序盤の動きに違和感が出る事はありません。

(2)アッパーイベント

チャージを与えない強除去の定番 つよい
連パン許可バーン つよい

白赤のディンギルアッパーイベントはサイクル中で見ても強力な部類であり、序中盤でのアドバンテージの取り合いに大きく貢献します。
特にスタートリソースにより確実に使用できるイル・イムマルは上述した4cアッパーを丁度割れる自壊バーンであり、パンチ力の底上げに大きく貢献します。

(3)レベルアイコン

チャージから、
デッキトップから、
手札から、
トラッシュから。ミーリィ特有のパワーマイナスやディーヴァの小刻みなバーンで戦闘補助が効くのが面白ポイント

ディンギルLvではすっかりお馴染み(?)と言える凶悪な展開力の持ち主たち。当然の事ながら、全員3cなのでディーヴァから踏み倒せます。不思議だ…

他にも相性の良いカードは相当数存在するため、自分なりのアプローチを模索してみてもいいかもしれません。

(悪)夢の共演

終わりに

以上で白赤ミーリィのデッキ・カード解説を終了します。
…はい、今回も10000字超えの長文です!どうしてこうなるんだ
多分これからのデッキ紹介も大体同じぐらいの文章量になるかもしれない

ミーリィは豊富な名称カードプールに加え、白と赤という強力なカードが多い色の組み合わせ・主力となるディーヴァの汎用性の高いテキストも相俟って構築の自由度が高く、握る人によって様々な構築の有り様が見られる魅力的なデッキだと思います。気になる人は是非触ってみてください。
ご意見、アドバイス等はいつでもお待ちしております。それでは。

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