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46.基本に立ち返る。

 1人1人が過去最高の自分を目指し、社会に貢献していくこそ、豊かな世界には必要だ。
あたまりまえのことを本能に従って実践していく。
結局、学習とは積み重ねである。アルファベットがわからなければ、英語は理解できないし、基本的な計算ができなければ、数学ができない。いくら応用問題を頑張っても、基本を理解していなければ、できるようになることはない。

 人間というのは不思議なもので、基本はもうやったから大丈夫と、勝手に自分で都合よく考え、応用ばっかりやろうとすることが少なくない。もちろん、応用や実践は大切である。しかし、基本を侮ってはいけない。本当に基本を理解できているのか、同時に、立ち返ることは非常に重要なことである。

 運動だって同じだ。実践的な試合をたくさん実施していくなかで、本番ならではの緊張感とか、実際にはこういうことが起こるという経験を積んでいくことは、非常に大事な練習である。練習試合を一生懸命取り組むことによって、力がどんどんついてくることは間違いない。
 でも、それだけでは本当に力はつかない。毎日、筋力をつけ、走りこみ、素振りをするなど、こういう基本訓練を行っていくことで、相乗効果が生まれるものだ。

 試合で力がだせないのは、バッティングフォームに問題があるのかもしれない。筋力が足りていないのかもしれない。勉強不足で戦略が不十分なのかもしれない。いずれにせよ、本番と基本練習があいまって本当の力が付いていく。
 
 だから、実践と基本練習両方をしっかりおこなっていこう。そういう意味でも、基本に立ち返ることは極めて重要なことである。だから、今まで学習していたことを、様々な分野で実践していく中で、ときに、この基本に立ち返ってもらいたい。
困った時こそ、この基本を振り返ってみてほしい。
必ず、答えが見つかるはずである。

まとめ
目的を忘れない。初心貫徹。

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