歴史っておもろい


僕は日本史が好きです。親の影響もあって、小学3年生の頃には「マンガ日本の歴史」シリーズを読破、中学校に入る頃には高校受験用の日本の歴史シリーズも読み終えていました。数学の授業の時には、歴史の図録を目だないように机の上に展開して、戦国武将の勢力図や戦時中のモノクロの写真を見入ってました。よく、先生に〝またか。授業に関係ないものはしまえ〟と怒られたものです。ごめんなしゃい。 また歴代総理大臣を初代から順に答え、社会の先生に〝教師生活20年ここまで答えられるヤツは初めて〟と言われたのは嬉しくて忘れられません。

大学受験の模試では全国偏差値83を出したことがあります。日本のメジャーな歴史スポットはだいたい回りました。友達と旅行に行こうとなっても、歴史スポットを提案します。だいたい、はじかれますが。


なんだか自慢話みたいになってしまいました。

それではなぜ日本史が好きなのか。大袈裟な表現かもしれませんが、自分なりの答えは見つかっています。

それは

偉人の物語のエキストラになれた気がするから。


ちょっぴりくさいけど、許してください。

僕は姫路城にいったら、〝宮本武蔵がまさにここにいた!〟 

桂浜で海を眺めたら、〝龍馬もこの景色を見ていた!〟 

二条城を訪れたら〝まさにここで大政奉還が読まれた!〟なんて空想します。そんなゆかりの地にいると、偉人たちが歩んできた人生の一部を追体験している気持ちになります。遺産は偉人の忘れ物。展示されている忘れ物をみると、その人の人生がフラッシュバックして、その場にいる気持ちになるのは僕だけでしょうか。

どんなにお金を積もうが、どんなに労力をかけようが過去には戻れない。時間軸で区切られて、自分が絶対体験できない出来事ってめちゃくちゃワクワクします。

先月、京都の寺田屋に1人で行ってきました。当時のままの姿。

寺田屋でお龍さんが刺客が来たことを龍馬に知らせるために全裸で駆け登った階段。154年後には、その階段を金髪の大学生である僕が登っていたと知ったら龍馬はなんていうんだろう。




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