木で出来た本の身代わり
小学校の図書室では借りた本を、図書係ではなく自分で元あった場所に戻さないといけなかった。
木で出来た、本の身代わりみたいなやつを目印に。
返却時。本と本の間にできた僅かな隙間に本を押し込むのがめちゃめちゃ嫌いな子どもでした。
「この隙間にこの厚さの本…絶対無理やん!!!」といらいらしながら、ギュウギュウと本を押し込む。
「なにこれ筋トレ?」と思ってしまうほど力を込めて本の半分程度を押し込んだところで、突然微動だにしなくなる。うんともすんとも言わなくなる。
しかし仕切り直そうと本を抜こうとしても、今度は左右で壁となっていた本がもれなく付いてくる。そして計3冊に増えた本を、また戻さないといけないという負の連鎖…!!!
あぁきらい。
そんな、これ以上入れることも、抜くこともできない、ぎちぎちの毎日に疲弊しております。
仕事、中国語レッスン、ささやかなライター業。もともと一週間のなかに仕込んでおいたDoとDoの間には余裕があって、遊んでもいいし寝てもいいしテレビをだらだら見てもいいし、追加でライター業をしてもよかった。
しかし。いまのわたしは、DoとDoの間というか、DoDoDoDoDo(ドゥドゥドゥドゥドゥ)なのだ!
仕事、レッスン、ワードプレスのカスタマイズ、仕事、ライター、入れてた予定、仕事、ライター、カスタマイズ、なんか新規案件諸々…なのだ!
あーーーーーー
ちょっと
消えてもいいかな?
と思ってしまう始末です。楽しいからって詰め込み過ぎはいけませんね。やり切ったあとの達成感が麻薬でやめられないんです。
だけど年始からせっかく続けることが出来ていた数々の習慣記録の更新がストップしてしまったので、来週あたりからスケジュールを組み直そうと思います。
本と本の間の隙間に、シュパッと本を挿し込めたときの爽快感が好き。ギチギチすぎることもなく、目に見えるほどの隙間があるわけでもない、完璧にぴっちりと並んでいる本。
でも一番好きなのは、もっと本同士の間に大きなゆとりがあって、本が立っていたり横になっていたり、ジャンルに統一感のない、自由に散らばっている本棚。
そんな本棚みたいな毎日を取り戻そう。
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