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寄り添ってくれた曲たち④悲しくなる前に/indigo la End



悲しくなる前に/indigo la End




※一部抜粋








とめどなく流れる時間に少し反抗して
思い出しては心が戻ってきた
もう少しのとこで浮かび上がる
あなたがあまりにも愛しくて
たゆたうように気持ちが募って
でも苦しくなって影に目を落とした

悲しくなる前に
あなたを忘れちゃわないと
無理なのわかってるのと
夜更けに向かって走った
涙が枯れたらさ
またあなたを思い出すの
触れるか触れないかで
心臓が揺れるよ
抉るような声で
また呼びかけてよ

夜の帳が下りたら私は
何度も忘れたあなたの前で
夜の帳が下りたら私は
泣き笑いしながら名前を呼ぶの

悲しくなる前に
あなたを忘れちゃわないと
無理なのわかってるのと
夜更けに向かって走った
涙が枯れたらさ
またあなたを思い出すの
触れるか触れないかで
心臓が揺れるよ
抉るような声で
また呼びかけてよ

「愛されてたんだよね?」
問いは空を切った






失恋ソングといえば、私の中で身近なのはダントツでindigo la Endです。



普段からよく聴くindigo la End。
普段はただ聴いているだけで、いい曲だなとしか思わないのだけれど、indigo la Endの曲がなぜか妙に心に響いてしまう時があります。
そんな時はだいたい、心が病んでるなー、っていう時です笑
もはや心のバロメーターのような役割を果たしてくれています。




1番刺さったのは2番の出だし、
"とめどなく流れる〜"のところです。



とめどなく進み続ける時間
しかし心は過去へ過去へと時間を遡り
あなたに思いを馳せた
あなたの姿が完全に浮び上がる前に
もう既にゆらゆらと心は動き、想いが募り
戻らない過去に苦しくなって心に影を落とす




思い出して悲しくなってしまう前に
あなたを忘れなきゃ
でもそれが無理なのも分かってる
一通り、思い、気が済むまで泣いても
きっとまた再び思い出すを繰り返して
悲しみに触れるか触れないかで
また心が揺さぶられる





サビは基本繰り返しなのですが、
ラスサビだけ締めに

愛されてたんだよね?
問いは空を切った

こんなフレーズがついてきます。




誰に問うわけでもない問い
返ってくることのないこたえ

もう届かないあなた、自分に言い聞かせるように
独り言のように、うわ言のように
そっと呟いてみる




この曲の主人公に共感しまくって
なかなかつらいです。


病んでる時、戻らない時間と過去の思い出に
自分の心はもうぐらつきまくりでした。
ゆらゆらなんてもんじゃなかったです笑


もう"あなた"に問いかけることすらできなくて
もちろん答えも返ってこなくて
きっと今の自分に言い聞かせてたんだろうなっていう。


この主人公は最終的には"あなた"を忘れることは無いだろうけど、きっと前に進めたのかな?と思いました。





たゆた・う〔たゆたふ〕【揺=蕩う/猶=予う】

  1. 1 ゆらゆらと揺れ動いて定まらない。「 波間に小舟が—・う」

  2. 2 気持ちが定まらずためらう。 心を決めかねる。

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