2023→2024
昨年末はボクシング観戦に一日店長Dayに忘年会の嵐にRIZIN観戦と怒涛に過ぎてしまいゆっくり振り返る時間もなく新年を迎え、改めて昨年の振り返りと今年の目標を考えながらのんびりとしたお正月を過ごしています。
エバグラ10周年だった昨年。
やりたいこともたくさんあったのに体調がどうしても追いつかず。。
何にもできないまま、なんなら後半はほとんどエバグラを開けられずに終わりました。
毎年、楽しみにしていただいている福袋も今年はご用意できずでした。
本当にすみません。
崩れた体調は少しずつ復活していますが、心の糸がぷっつり切れてしまった感覚がどうしても拭えず、今も完全復活とは言い難いのが現実です。
がしゃんと壊れたモノを全く同じ形に戻すのはとても時間と体力が必要…というか、そもそも元の形に戻すことは無理なのかもしれないと感じています。
実は、体調を崩してからずっとエバグラをやることが辛くて辛くて。
辞めたくて仕方ない時期がありました。
エバグラを辞めたいなんて言ったらみんな悲しむよなぁ、たくさん応援してもらったのに恩知らずだよなぁ、エバグラ辞めるってことは達郎のサポートをする資格もないよなぁ、と誰にも相談できずに過ごすこと数ヶ月。
どんなにモヤモヤしても時間は待ってくれず、そんな中で達郎の試合も決まり中途半端なままサポートにも復帰しました。
こんな状態で遠征に一緒に行くことが正解なのかと不安に押し潰されそうにもなっていました。
それでも。
そんな私とは裏腹に前を向いてチャンピオンを目指すチームを目の前にするとどうしても相談できず。
とりあえず走り出しているから今回はやろう。
でも、この遠征を最後にエバグラを辞めよう。ということは達郎のサポートからも身を引いた方が良いんだろうな…試合が終わったら松根さんに伝えよう。
そんなことを思いながらスタートした達郎のUFC5戦目。
サポートに入ると決めたからには目の前のことに全力で取り組んで、達郎やチームのみんなが気持ち良く過ごせる日々を作ろうと考えていました。
達郎やチームのみんなと時間を共に過ごしていると、試合に向けて努力をしている姿や格闘技と真摯に向き合っている姿に胸が熱くなってわくわくしている自分が居ました。
そして、チームみんなとの時間が優しくて楽しくて人を想う力の大きさを実感しては温かい気持ちになって。
いつの間にか元気と勇気をたくさん貰って心が回復している感じがしました。
そう過ごしていると自分が何に悩んで何が不安でどうしてリセットしたくなっているのかを改めて考えるようになりました。
私は、弱い自分からただただ逃げたかったんだと思います。
人にはそれぞれ特性があってペースがあって、それは誰と比べるものでもないのですが、波が大きくて上手く生きれない自分に再会するたびに、私みたいな人間がここに居て良いのかという気持ちに襲われます。
きっとそれはこの先も変わらない。
でも、チームの一員として練習中のタイムキーパー役も、洗濯物を待ってる静かな真夜中も、リカバリーのおかゆを作ってる時間もとてつもなく愛おしくて大好きなことも変わらない。
今まで私を支え続けてくれたエバグラを誰よりも好きで感謝していることもきっと変わらない。
矛盾する感情に揺さぶられながら
「まだ私頑張れるじゃん。簡単に逃げてんじゃねぇよ。」
日本に帰国する頃にはそんな風に思っていました。
早まって辞める決断をしなくて良かったなと一日店長Dayの名残りが残るエバグラでホッとしながらこの文章を書いています。
チームのみんなや、エバグラに足を運んでくださる皆さまに支えられ過ぎた2023でした。
本当にありがとう。
きっとまた落ち込む日はやってくる。
その時はこのnoteを読み返して、みんなへの感謝を思い出してまた前を向こうと思います。
ダメでも良いし情けなくてもそれでいい。
自分の人生を誰かの人生と比べる必要はないし、なりたい私になれなくてもそれでいい。
2024年は大切なモノをちゃんと大切にしながら私らしい生き方や働き方を模索する1年にしていきたいなと思います。
大好きなひとたちに大好きが届けられる私を目指しながら、可愛いやカッコいいをたくさん生み出すEVERGROUNDをもう一度作り直したい。
頑張るぞー。
えいえいおー。