![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145292745/rectangle_large_type_2_b6e045c01d5d5f0070a79d4de1109dd6.jpg?width=1200)
でかいかき氷で夏を得られる
でかいかき氷が食べたくなったので食べた。些か夏を先取りし過ぎていると思う、まだ梅雨入りして間もない。
夏がくる期待感と焦燥感が均等に混ざりあった時、人は夏を能動的に受け取りに行く。
我々にコントロールできない気温とか、海開きとか、花火大会、夏祭りとか、それら以外から摂取できる夏を摂取しにいくのだ。
今日の私はそれが、"でかいかき氷を食べる"だったのだ。
私はブルーハワイのかき氷に、ソフトクリームと練乳のトッピングを付けて注文した。
運ばれてきたかき氷は青くて、白くて、透明で、ガラスの器にはみ出るくらい盛られていて、おまけに少し結露で濡れている!
10分間の夏がそこにはあった。
余談だけれど、ブルーハワイという味はメーカーによって系統が全く違ってくる概念的な味だ。ソーダ味やラムネ味、そしてフルーツ系の味に分けられるので、食べる場所によってその味は違う。
だけれど私はブルーハワイ味が好きなのだ。あの、青くて、爽やかで、トロピカルな、そんな夏イメージだけを元に作られたような味が好きなのだ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145296264/picture_pc_c323369b3d8560953b60d6bb7740987e.jpg?width=1200)
夏の概念の味を一気にかきこんだ。
お腹にたまって、少し、苦しかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?