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『トイレ掃除生活22日目』

おはようございます。
ちょっとこれ見て。

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感想文書いてない本がもう3冊も溜まってる。
まぁ確かに2週連続で書いてないから当たり前なんだけど。
なんか焦るよね。
宿題が溜まっていく感覚になる。
さて、ここからはぼくの子供の頃の話。


「大人になんてなりたくない」と思っていた。
周りの友達は「大人」ってやつに憧れてたし、早くなりたいと言っていたからぼくは浮いた存在だった。
でもさ、どう足掻いたって大人になると思うんだ。
早くも遅くもならないのになんで願うのかが分からなかった。

ぼくは大人に憧れていなかった。
スーツ着て歩いてる大人はみんなイライラしてたし、通勤で電車に乗ってる人達はみんな俯いてたから。
当時小学生だったぼくたちの通学の方が大人たちの通勤よりよっぽど楽しそうだった。

「大人になったらたくさんゲーム買えるんだぜ」
「なんかお酒って美味しそうじゃんか」

こんな事の為に大人を望む友達が理解できなかった。
よっぽど「やりたくない事」の方が多い気がしてた。

願い叶わず大人になってしまったぼくはゲームしないしお酒も飲まない。
通勤は楽しくないけど、しなきゃ生活できない。
仕事も楽しくないけど、まぁなんとか出来てはいる。
学生時代の知人とはもう会うこともない。
学生時代、あれほど浮いていたぼくもなんとかこうして生きている。

大人っていうのは自分で選択できる自由ってやつがある。
そして勝手に大人になる。

いま目の前が真っ暗で、世界が嫌なことばかりで埋め尽くされている人へ。
大人になったらその人たちとはもう会わない。
そんな自由を大人は持ってる。
そして勝手に大人になる。

あの頃のぼくみたいに悩んでる人に届けばいいなぁ。
「個性を持ちなさい」って世界の割には変わってる人は生きにくい世界だから。
ぼくは勝手に大人になった。

さて、今日も頑張って生きよう。
せっかく命削って生きてるんだから。
ぼくはそう思った
おしまい

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