『トイレ掃除生活２５日目』

『普通ってなんですの』

おはようございます。
【普通】ってなんだろうか。
生まれ育った環境も時代も違う他人と【普通】が同じわけがない。

普通ってなんですの。
正解ってなんですの。
ぼくの普通と他人の普通が同じわけがない。
ぼくは悪くない。
他人も悪くない。
つまり誰も悪くないんじゃないの。

みんな簡単に言うよね。
「あなたの特色を出していいからね」だってさ。
もう出してるって。
みんなが否定していくそれがぼくの色なんだよ。

全てを否定して個性を伸ばそうとする矛盾に気付かないのは恐怖だよ。
自分を正当化するのは人間の性だけど、改めて恐怖だよ。

みんなぼくのこと考えすぎって言うんだ。それは負の言葉。
みんなぼくのこと感受性が豊かって言うんだ。それは正の言葉。
どうでもいいからほっといておくれ。

みんなぼくをのけものにして変人扱い。
でもぼくが１００人いたらみんなが変人だからね。
多数決が正しい事はわかりきってるのに。
みんなそれを認めるのがいやなんだろう。

×「正しいからみんなが選ぶ」
○「みんなが選ぶから正しい」
視野が狭いのはぼくじゃない。

普通に生きたいだけなんだ。
だけどその【普通】ってやつに気が狂いそうになる。
ぼくはぼくでありたい。
ただそれだけがこんなにも苦しい。

コンプレックスをばかにするんじゃないよ。
コンプレックスを活かそうともするんじゃない。
バネにも武器にもならないからコンプレックスなことを忘れないように。
誰にも触れられたくない所ってのはあるんだよ。

そこに手を出すなら覚悟するように。
覚悟が無ければ手を出さないように。

生きるってどうしてこんなに大変なんだろうか。
でも今日も頑張って生きよう。
ぼくはそう思った
おしまい