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飛ばないニワトリ『トイレ掃除生活74日目』

おはようございます。
分からない事を真剣に考えてみました。

ニワトリは成長過程のどの辺で【自分は飛べない】と気付くのでしょうか。
そのとき彼等の心情はどうなのでしょうか。
苦しむのだろうか、すんなり受け入れるのだろうか。
親はどう教えるのだろうか、それとも教えないのだろうか。
ちょっと気になっていたもので。

「父さんも母さんも飛ばないなー、あんなに立派な羽があるのに」
そこで子は訊くのでしょう。
「父さんはいつ飛ぶの?」

その時親鳥はどう対応するのでしょうか。
赤いトサカをひるがえして子供と向き合います。
遠い眼をして真実を語るのでしょうか。
それとも強がるのでしょうか。
【父さんも本気を出せば飛べるんだよ】という強がり。
【大体他の鳥は飛び過ぎなんだよ】という憤り。

もしくは飛べない事に誇りを持っているのかもしれない。
【こんな立派な羽を持ちながら私たちはあえて飛ばないんだ】という意地。
【この羽の可能性を模索しているんだ、飛ぶという安直な答え以外の何かをね】という誇り。

考えても考えてもわかりませんね。
野生だとそこそこは飛ぶらしいですが。

おしまい

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