ノイローゼになって転職した話【前編】

おはようございます。
私は２年程前に転職しました。
前職とまったく違う職種で、初めは苦労しましたが何とか過ごせています。
笑顔と平穏な日々を取り戻しました。

前職は製造業で、中小企業の課長を務めていました。
中間管理職というものは特に大変だと思いました。
とにかく味方がいませんでしたから。
とても大変でしたが充実した日々でした。
しかしある時期から事態は急変します。
私は追い詰められていきました。

当時を振り返るとノイローゼだったと思います。
早朝に出社して夜中に帰る日々でした。
車を運転していると【誰か突っ込んできてくれ】と願うようになりました。
そうすれば会社に行かなくて済みますから。
道を歩いていると【誰か轢いてくれ】と思うようになりました。
そうすれば会社に行かなくて済みますから。
階段を登っていると【誰か突き落としてくれ】と考えるようになりました。
誰でもいいし何だっていい、とにかく会社に行けなくなる事だけを考えていました。

月曜の朝は高熱が出るようになりました。
３９度を超えて会社に休む連絡をすると熱が下がりました。
当時は分かりませんでしたが、身体のサインだったのでしょう。
次に毎朝吐くようになりました。

こうしてぼくは退社を考えるようになりました。