見出し画像

The Shipcaster Shadow War(FWシップキャスター建造イベント)①

お久しぶりです。
前回からまた間が空きました。

今回は3/14実装のThe Shipcaster Shadow War(艦艇キャスターを巡る影の戦争)イベントについて、そこそこプレイしたので備忘録がてら描いていきたいと思います。
今回はイベントそのものの内容について書いていければと。攻略に関しては時間がかかるのでもう少しお待ちください。
なお、イベント終了期間は不明です。何か情報あれば教えて頂けると幸いです。

1.イベントについて

今回は昨年度に行われたイベントから続く、ストーリーイベントとして展開されています。

Interstellar Shipcastersと呼ばれる新技術の開発・建造を巡って、4大国(カルダリ・ガレンテ・アマー・ミンマター)がそれぞれカプセラ達に協力を依頼し、技術開発に必要なTransport Relay technology・Stellar Transmuter technologyの2つのテクノロジーを習得するため、自国が持っていないテクノロジーを他の4大国から奪取するのを目的としています。

各国が2つのテクノロジーを獲得すれば、開発フェイズが終了しInterstellar Shipcastersの建設フェイズに移行します(たぶん)。
イベント期間は特に定まっていないと思いますが、恐らくどこかの4大国がInterstellar Shipcastersの建造に成功した段階で、このイベントは終了するものだと考えています。

2.各国のテクノロジー保有状況と勢力選択

さて、各国のテクノロジー保有状況についてですが、
1.カルダリ
Transport Relay technology
2.ガレンテ
何も持っていない
3.アマー
Stellar Transmuter technology
4.ミンマター
Stellar Transmuter technology
となっています。
2種を持った国家は開始時点で存在しません。
たぶんガレンテの建造は厳しいです。

で、4大国から協力する派閥を選ぶわけですが、今回は勢力選択の前に報酬が確認できるようになってますね。いいぞCCPもっと早くやれ。
(報酬の違いで協力勢力に偏りが出ることを見越して今まではそうじゃなかったかもしれませんが…)

勢力選択についての注意点というか、イベントを進めるにあたっての注意点となりますが、自国が持っていない技術を他国から奪い、獲得しなければいけない関係上、例えばカルダリに忠を尽くす場合はアマーかミンマターでイベントをこなす必要があります(カルダリ領のイベントサイトでは、カルダリのテクノロジー獲得に必要なテクノロジーアイテムを作成する素材がドロップしないし、サイト攻略のイベントポイントも加算されない)。
納品アイテムはともかくとしてサイト攻略はどこでもイベントポイント入ってよかったのでは…?(技術の奪取を阻止したとかいう名目で。本家FWもそうだし)

そんなこんなで協力する勢力を選択し、色んな方法でイベントポイントを獲得して行きます。

3.イベントの進め方

イベントはこれまでの物と同様、定められたアクティビティをこなしていくとポイントが加算され、報酬が貰えます。

ポイントを獲得出来る手段としては、

1.イベントデータサイトのクリア
2.イベントサルベージサイトのクリア
3.イベント戦闘サイトのクリア
4.勢力が必要としているテクノロジーデータコアの作成
5.テクノロジーデータコアの納品(10個)
以上5つの手段が用意されています。

データサイトやサルベージサイトとは銘打たれてはいますが、実態としてはすべて戦闘サイトです。
対策なしに突っ込むとNPCにやられて普通に死ぬので注意しましょう(1敗)。
サイトの内容については別に記事を作ってご紹介出来ればと思います。

テクノロジーデータコアの方ですが、協力している勢力が必要としているデータコアしか、生産及び納品のポイントが入りません。
カルダリだとStellar Transmuter technologyのデータコアを生産し、納品する必要があります。
アマーとミンマターはTransport Relay technologyのデータコア、ガレンテに関しては両方のテクノロジーを持っていないため、どちらを作成してもOKだと思います。

納品ですが、納品先のシステムが決まっており、
アマー:Mehatoor
カルダリ:Onnamon
ガレンテ:Intaki
ミンマター:Amo
の4システムとなっています。

当該システムに到着すると、研究施設が存在するので、そこにワープ。
到着先のリサーチセンターをクリックすると、箱みたいなマークが出てくるので、そこをクリックすると納品ウィンドウが開きます。
納品アイテムを必要な個数持っている場合、受諾ボタンが光るので、クリックして報酬を受け取りましょう。

中にはISKに換金できるトークンや、イベントSKIN、イベントブースターなどがランダムで封入されています。
トークンは各ステーションのマーケットでNPCが買い取っているので、それに即売りする形で投げましょう(画像のような1個100,000ISKで買い取ってくれるのがNPCの買い注文です)。

各イベントサイトの発生場所については予め発生するコンステレーションが決まっており、
カルダリであればAokinenとMinnenのハイセクシステムに発生します。
アマーはKisanaとRyra、ミンマターはTiatとAniの各コンステレーション内のハイセクにも発生します。
また、この3ヶ国の支配するFW地域のローセクにもイベントサイトは発生するようですが、ハイセクに比べて発生率は控えめになっているようです。
(一度修正が入りましたが、それでもまだ発生数は少ないみたいです)

イベントサイトが発生するシステムは、各国の研究が進むにつれ徐々に範囲が広がっていくとの記載がありますが、3/27時点では拡大は確認されていません。

4.イベント進行に際しての注意点

イベントを進行するにあたって、注意するべき点がいくつかあります。
繰り返しになる内容もありますが、そこはご容赦のほどを。

1.勢力によって活動地域が異なる

前段でも述べましたが、今回のイベントはこれまでの勢力を選んで参加するイベントと同様、協力した勢力と対立する勢力のサイトを攻略しないとイベントが進みません。

一応、データコアの生産及びデータコアの納品でイベントそのものは進行するので、今いるところから頻繁に移動したくない場合は、今いる地域でイベントをこなして成果物を売り、それで得たISKでイベントを無理やり進めることは可能です。
(とは言うもののコア及び素材の売買が活発に行われているのはJitaくらいなので、カルダリを選んだ方は若干面倒ですが)
他のコーポメンバーや、知り合いと素材交換するのも良いかもしれませんね。

3/27現在でデータコアは1個20m~30mとなっていて、最低納品個数の10個積むとそれだけで200m~300mの積み荷になるので、KAMIKAZE等の被害を受ける可能性があります。
輸送の際は十分にお気を付けください。

2.サイト内には敵性NPCがいる

詳細に関しては別記事作ろうと思いますが、全てのサイトに敵性NPCが存在します。
ワープ妨害・エネルギーニュート・ステイシスウェビファイアなどの電子戦を持ったNPCや、高い攻撃力を持ったNPCが5-6隻ずつ、3~5回に分けて出現するので、それなりの自衛が必要になります。
(出現するNPCの種類は進入先によって異なります)

3.イベントサイト進入時、アクセラレーションゲートを起動すると容疑者フラグが立つ

今回のイベントサイトには、各サイト入場のためのアクセラレーションゲートが存在します。
FW(国家間戦争)宙域でPvPした経験がお有りの方は分かりやすいと思いますが、このアクセラレーションゲートを起動すると15分間の容疑者フラグが立ちます。ハイセクでも容赦なく立ちます。

容疑者フラグが立っている状況では、他のカプセラから自由に撃たれる状態になってしまいます。
イベントサイト内には他のカプセラも同様に進入出来るので、PvPに巻き込まれる可能性があることを考慮しておきましょう。

攻略に際しては中にワープ妨害を掛けてくるNPCも多数存在します。
ワープ妨害状態ではすぐに逃げることが出来ないため、ソロで攻略する場合はDスキャン(指向性スキャン)を忘れずに。0.1AU設定で回しておき、他のカプセラ船が映ったら逃げる準備を始めてもいいでしょう。

補足:攻略に関して注意すべきこと

1.容疑者フラグについて

容疑者フラグは先に述べた通り、アクセラレーションゲートを起動すると付与され、15分間容疑者状態が続きます。

15分間黄色い残骸・コンテナの中身を盗んだり、アクセラレーションゲートを起動するなどの容疑者フラグが立つ行動をしなければ時間経過で消滅します。
先にも述べましたがこの状態では他のカプセラから自由に撃たれる状態ですので、気を付けようもないですが慎重に行動しましょう。

2.慣れないうちや大きい船を使う場合は容疑者タイマーの消化を忘れずに

読んで字のごとくです。
隣も含めてシステム内に他に人が居ない・少ないことが分かっているなどの理由がない限り、容疑者タイマーはしっかり消化しておくことが事故防止に繋がります。

特に巡洋艦以上の大きい船に関してはワープまで時間が掛かりますので、不幸な事故に遭わないよう容疑者タイマーはよく見ておきましょう。

3.ゲート起動時はアライン(軸合わせ)を忘れずに

アクセラレーションゲート起動時の容疑者フラグが付与されるのは先ほどお話しましたが、起動から実際にワープを開始するまでは、通常のワープと同様一定の速度及び、船体がワープ先に向いている必要があります。

これが出来ていないと、方向転換及び加速の開始→ワープ開始という手順を踏むため、近くに敵性のカプセラがいる場合、軸合わせ中容易にワープ妨害を受けてしまいます。

各サイトにはサイト名と同じビーコンが立っているので、これに向けてアラインを行うことでワープに必要な手順を完了でき、ワープ開始ボタンを押すのと同時にワープが可能になります。

サイト進入時には忘れずにアラインを行っておきましょう。
サイトへワープする際直接ワープするとアクセラレーションゲートに引っかかる位置に着地してしまう可能性がありますが、イベントサイトのアクセラレーションゲートのワープ開始範囲は約15kmの円状ですので、10km手前でワープが終わるようワープを開始することで、ゲートに引っかかることなくアライン・ワープを行えます。

4.クロークを利用した容疑者フラグ消化と限定交戦について

このイベントサイト、サイト内でも遮蔽装置によるクローク状態への移行が可能です。
装備のリソース要件が厳しいため積極的に使えませんが、これを利用してタイマーを消化する方法があります。

誰かにターゲットされているとクローク状態への移行は出来ませんが、第1波のNPC撃破後はターゲットが外れるため、増援が来るまでのタイミングでクロークしてしまえばぱっと見サイト内は誰もいない状況に見えるようになります。
(Covert OPSなどのワープ中も遮蔽できる装備を持った船であれば、最初から遮蔽することも可能です)

そうして15分待ち、容疑者フラグを消化することで横槍は入れられますが、後から入ってきた他のカプセラからは撃たれない状況に持って行くことが可能です。
この場合だとたとえ5対1などの数的有利な状態でも、中に居る相手を倒すことが難しくなります(こちら側から撃てないので、相手が撃って来て限定交戦上にならないと他のメンバーは交戦できないのと、戦闘を仕掛けるタイミングが相手側からしか決められない)。
以下に簡単にですが図で示します。

デクローク後の交戦可否図
限定交戦後の交戦可否図。こちらは3名いるが相手が容疑者ではないため、Bしか敵と戦えない。

Research Data NodeやWaylaid Couriers(それぞれ、イベントデータサイトとイベントサルベージサイトを指します)であれば小型船しか入れないので、船のリソースやハイスロット数の関係から遮蔽装置を載せるのが難しいためあまりないケースではありますがBesieged Research Labs(巡洋戦艦まで入れる戦闘サイト)ではイキトゥルサなどがクロークして待ち構えている可能性があるので、頭の隅にでも置いておくと良いかもしれません。

誰もいないのに残骸が浮いている場合などは、注意を払っておくといいかも。
もし遭遇してしまったら、次からはそのキャラクターに険悪スタンディングを付けるなどして識別できるようにしておくと、次回以降の攻略に役立つかもしれません。

5.思い込みによる、セーフティを解除しての敵対行動でCONCORDに処される

ハイセク限定の注意点で4項の変則ですが、実際このような状況になると慌てます。
こういった状況に慣れていないと敵がデクロークして姿を現した時、「敵がいる!撃たないと」とか、「クロークなんかして卑怯な奴め!叩き潰す!」という心理状態に陥りがちです。

そこに自分がサイトに入って容疑者になっている=相手も容疑者に違いないなどと考えてしまうと、「あれ?撃てないぞ、なんでだ?セーフティを黄色にしてもダメだ。赤なら撃てるか?」まで行ってしまうことがあって、そのまま敵を撃ってしまうと…

こちらがCONCORDのお世話になる羽目になり、船は失うわサイトの戦利品は掻っ攫われるわで踏んだり蹴ったりな状況になるので、

1.セーフティは黄色まで
2.相手が姿を現したということは、相手の中で勝てる算段が付いている可能性がかなり高いので、無理せずサイトは諦めてワープアウトする
(他にもあると思いますが記事執筆中には思いつきませんでした)

この辺りを意識しておけば、不幸な事故は防げると思います。
PvPに理解のある方以外は理由なくセーフティを赤にしないと思いますので、たぶん大丈夫かと思いますが、PvP慣れしていない方はたとえフリートを組んでいたとしても、注意しておいてください。

6.サイトにワープするとグローバルビーコン化する

他のイベントでも起こったりしますが、今回のイベントサイトはそこにワープを掛けるとグローバルビーコン化(他のすべてのプレイヤーのオーバービューから見える状態)になり、誰でもワープできるようになります。
唯一プローブスキャナーでスキャンする必要のあるデータサイトでさえ、グローバルビーコン化します。クソだ。

ビーコンが立つ=中に誰かイベントサイトやってる可能性がある、なのでDスキャン(指向性スキャン)と合わせると、索敵からの襲撃も比較的容易に行えます。なんでこんな仕様にしたんだCCP。

対策としてはひたすらDスキャンを回したり、開けられるイベントサイトは全部ワープ→船を停止→ワープ…で開けておくなりして時間を稼ぐ、敵NPCが出てくるエリアから100km程度離れた位置で安全にNPCを処理する、などが挙げられますがどれも完全に襲撃を防げるわけではありません。

ハイセクなのにローセクのような注意力が求められる場面も多いですが、
安全にやるには注意を払わねば…
考えようによってはローセク以下を歩く練習になるかもしれませんが。

気を付けよう

専門用語もそのまま使ってて、完全な初心者向けではないですが今回の記事はこの辺りにしておきます。
長すぎる記事ですがお読みくださってありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?