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三十九糎↔うわがき 説

追記:2024/9/29
ユリイカで本人が三十九糎について触れてました。この記事は嘘考察であることが証明されてしまった。こういう妄想する人もいるんだな〜程度に見てください。当たり前ですが、いよわさん本人の考えが全て正しいです。





三十九糎、一千光年とか熱異常みたいなボーカロイドを題材にした曲なのか、パジャリコに関連した曲なのかを考えてみたんですよ。一千光年と対になっているので、最終的には前者のような曲なのかなと思ったのですが。そうこうしているうちに、新曲の「うわがき」が出た訳です。聴いてすぐに思ったことは、

三十九糎ってうわがき関連の曲なのでは?

です。聴いた瞬間にそう思い込んだんですが、Xとかコメント欄見ても同じことを言っている方があまりいなかったので、変な考察だったと気づきました。でも折角なのでそう思った気持ちだけは残しておきたいな〜と思い、久しぶりにnoteを書いてみます。バスに乗った方の性別は明かされていませんが、話がややこしくならないようにここでは男性(彼)としてお話します。

うわがき/上書き→女性目線。過去に戻って男性がバスに乗るのを止めようとしている。

三十九糎→男性目線。バスに乗ってしまい亡くなった。

と仮定して、歌詞を見てみてください。

三十九糎(男性目線と仮定)
うわがき(女性目線と仮定)
上書き

1:喧嘩

これは全て私の妄想なのですが、この2人は喧嘩をしてしまったと思うのです。

気を遣ってくれてどうもありがとう。
やっぱりきみは優しいやつだね。

この描写、何だかぎこちないと思いませんか?「きみは優しいやつだね。」だけではただの感想ですが、「やっぱり」という一言が入ることで、喧嘩している私にも聴かせてくれるなんて優しいね。とも取れるのではないかな、と。三十九糎では、相手を思いやりながらも我儘に遺す声、と言った自分の感情も垣間見えます。これは、喧嘩した相手と一緒に曲を聴く優しさはあっても「バスに乗らないで」という言葉は無視してしまった我儘さと通じるものがあるように感じます。ただこれは根拠として弱すぎるので、全て嘘かも。

2:掬う

上書きする技術ができたの。
過去の、両手で掬えるくらいの質量ぶんのものを。

この女性は、両手で掬えるくらいのものなら過去を上書きできるようですね。結局過去を変えることができなかったのは、掬える質量のものではなかったからでしょう。ところで、「掬う」という単語は三十九糎でも出てきました。

「若さ故の恋の匙 掬ってください」

三十九糎を男性目線の曲だと仮定すると、彼は掬ってくださいと言っていますね。「若さ故の恋の匙」というのは、感情的で情熱的な若者特有の恋心のことだと思います。男性の気持ちが大きすぎて、掬える質量のものではなくて。過去を変えられなかったのかなぁ、と。

3:後悔

女性はその日、彼に一時の感情で、(ここでは喧嘩していると仮定して)さようならと言ってしまったのだと思います。

「さようなら あの日に告げた戻らぬ一言よ」

春頃、雨が降っている日。若さゆえ2人は喧嘩をしてしまい、女性が男性に「さようなら」と告げる。その後男性はバスに乗り込み亡くなる。お葬式に来た彼女は彼の顔を覗き込み、長い髪が彼の顔に触れた。過去を上書きできる技術のおかげで彼女は当時にタイムスリップしたが、喧嘩をした後なので何を言っても彼は言うことを聞いてくれない。何度繰り返しても、油性ペンで書かれた筋書きのように男性がバスに乗り込む未来は決まっている。

…と思ったのですが、三十九糎の「夕立が紡ぎ上げた空蝉」というのは夏の話だろうし、あまり辻褄が合わないんですよね。

無理やりこじつけるなら、もう男性が亡くなっているはずの夏に死後の世界で女性を見ていて、心奪われたのがおかしいね。(まだ好きだな〜みたいな)という歌詞だと考えることは、できなくはないです。うわがきと三十九糎には、春と夏らしい単語が出てくるいう共通点がありますしね。

普段は考察とかあまりしないようにしているのですが、何故か「三十九糎とうわがき、繋がっている説」だけは最初しっくり来てしまって。それでもやはり、三十九糎は初音ミクとかボーカロイドについての曲なのでしょうか。全部砂に還る話とか砂の惑星っぽいし。「うわがき」は、いよわさんが何を思って歌詞を書いたのか凄く気になる曲でした。

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