介護士不足問題の解消方法!

世の中、介護士不足と報道されつつも、高齢化は進んでいて。
現場は介護士不足でカツカツで、求人は出まくってるけれど、そもそも介護の仕事なんてやりたい人はごく一部しかいない。
医療介護の仕事してるっていうと、すごいね、絶対自分にはできないわ、とか言われることも度々あるけれど(暗に、自分が他人のオムツ替えたり、大変な認知症の人のお世話したりするのは考えられない、耐えられないと言ってる?)…これからはそうも言ってられない。
かといって、介護の仕事が大半の日本なんて私だって嫌だし。

おそらく実現してうまく回るようになるまでは試行錯誤の連続だろうけど…介護の仕事こそ、シェアしていけばいいのでは?
世の中、ブルシット・ジョブも多いらしいけれど、本当に人手不足の業界には人は流れない。それはこれからだって同じだろう。
会社勤めの1日の勤務のうちの数時間を、みな平等に、介護サービスに従事する。それならば、仕事を選ぶこともないし、介護士不足も補っていけるのではないかな。
1日デスクワークの人は、動きっぱなしの仕事はいい刺激になるだろうし、機械相手で会話がない仕事の人は、お年寄りとのコミュニケーションの機会はいい刺激になる。
親としても、子供が介護士になる、よりは抵抗が少ないだろうし、自分自身も、はじめはイヤだろうけれど、みながそうしてるならなおさら、いずれは関わることになる介護の世界との垣根を取るいい機会になるのではないかな。今の日本ではあまりにも、介護の仕事は世の中から分断されすぎてる。
医療の知識も含めてだけれど、いざ入退院を経てそのあとのことって、現実的にどうかということも含めて、知らない人が世の中溢れ過ぎじゃないかな。
今はもう、介護はできる仕事のない主婦がやる、底辺の仕事なんかじゃないし、上から目線で介護の仕事に物言う人は時代遅れになりつつある。
ニュージーランド?オーストラリア?とか、海外では介護の仕事の時給が破格で、学生が積極的にバイト感覚でやってるらしい。
日本でも、介護の仕事をした分は時給2000円とかもっと高い時給にして、やった分を給与に上乗せとかにすれば、よりやりがいもあるかも。

特にデスクワークの人を優先的に、シェアを進めていきませんか?岸田さん。
もちろん、国会議員や公務員も含めて。
ホワイトカラーの仕事ばかりでは世の中回らなくなることは自明。だからこそ、ホワイトカラーから導入をすすめる。
そのうえで、本格的に介護の仕事がしたいならば、学校に行くなり資格を取ればいい。自発的に勉強すればいい。
現場は、とにかく同じ話を繰り返したり外に出ていこうとする高齢者の相手をじっくりする人員が足りない。
デイサービスの運転を担ってもらえるならば、どんなに介護士は助かるだろう。職務の中に送迎業務も組み込まれてるけれど、バカでかい車を介護士の女性が運転してる。(運転得意な人はいいけど、そうでない人も人手不足のせいで運転もさせられてる現状はあるある。)本来の介護業務は、送迎ならば添乗して介助することでしょう?
体の大きい人をベッドやトイレ・車いすに移す、立たせる道具も開発されてはいるけれど、すべての現場に行き渡ってるわけじゃないから、小柄な介護士が重たい人を一人でかかえて腰を痛めたりもあるあるなわけで。やっぱり力のある人がいるとほんとに助かるし。

もっと仕事の形態自体の柔軟性をもたせよう。
そのために、介護報酬での収入や給与体系はやめないといけないのでは。
そろそろ、次の段階に行く時期だと思う。










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