スキナモノガタリ「ロックマンDASH」

1997年にPlayStationで発売されたフリーランニングRPG

「ロックマンDASH 鋼の冒険心」

ロックマンシリーズ初の3Dアクションゲームで、キャッチコピーは「出会った人の顔、おぼえてますか?」

DASHの世界では大陸のほとんどが海に沈んだ未来の地球で、かつての文明の遺産を掘り起こし生活の糧とする『ディグアウター』と呼ばれる職業の人々が登場します。

主人公の「ロック・ヴォルナット」もその一人で、ヒロインの「ロール・キャスケット」とその祖父「バレル・キャスケット」、そして謎の喋るサル「データ」とともに行方不明となったロールの両親が追い求めた伝説、『大いなる遺産』を求めて「飛空船」を駆り、島から島へ冒険の旅をしています。

そんなある日、大海原にそびえ立つ巨大な塔の形をした遺跡から、この世界の主要なエネルギー源である『ディフレクター』を発掘した直後、飛空船「フラッター号」がエンジントラブルを起こし、偶然近くにあった「カトルオックス島」に急遽不時着することになります。

ロック達は島の人々たちの支援を受け、フラッター号の修理が終わるまで、古代遺跡が数多く存在するこの島を冒険することにしました。

しかしこの島の遺跡に眠ると噂されている『大いなる遺産』を狙う空賊「ボーン一家」も現れ、ロック達はまるで運命に導かれるように島の奥底に眠る古代文明の真実を知ることになるのでした…。


私がこのゲームと出会ったのは偶然で、よく通っていた中古ゲームショップでたまたまこのゲームのパッケージが強烈に目に入りました。

黒字に作中の空賊、ボーン一家の金のマーク(写真は手元にあったすっかりボロボロになった説明書=パッケージ)これに何故かすごく惹かれました。もともとロックマンXが好きだったのもあって、ロックマン!?ならもう買うしかない!と即決した自分を褒めてやりたい。

このゲームのすごいところは、グラフィックやBGM、操作感から何から何まで余すとこなく良いところです。今見てもよく出来たグラフィックだし、BGMも良いし、走り回っていて楽しい。ムービーシーンには全てボイスが付いているところも素敵。なにより声優陣が豪華なのもすごく魅力的です。

主人公のロックは田中真弓さん。ヒロインのロールはよこざわけい子さん。この二人から連想するものといえば…。

そう、「天空の城ラピュタ」ですね!

実はロックマンDASHの初期コンセプトに「ラピュタの世界でタイムボカン」というものがあって、まさしくそれがうまく混ざりあった世界になっています。

飛空船を駆る空賊。古代文明の謎。個性的なメカ。コミカルで憎めない悪役の存在。などなど。一見コミカルな世界にシリアスな設定が組み込まれているこの世界観が、私は大好きなのです。(ちなみにジブリの中ではラピュタが一番好き)

それとゲーム中にCDショップが登場して、クラシックやロックなどのCDを試聴出来るのですが、その中にロックマンDASHのCMの挿入歌である森下玲可さんの「another sun」があって、それが好きで延々と聴いていた懐かしい思い出。ED曲の「あなたの風が吹くから」も大変良い曲でおすすめです。

さて、ロックマンDASHには続編の2や、スピンオフ作品もあるのですが、2の次…3はと言うと…。悲しいのですが諸々の事情があり、途中で開発中止となり、世にでることはありませんでした…。

私は今も3が出るのを待ってるぞ!!

ということでロックマンDASHは私の大好きなゲームの一つです。興味があったらぜひ実際にプレイしてみて下さい!PSPでもリメイクされてるので遊びやすいですよ~!

おわり!


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