見出し画像

エヴァというのがよくわからない人向けの考察&解説 序

この記事を読んでくれてありがとうございます。

このnoteを開いたという事はEvaという作品を知りたい人或いはストーリー意味がわかんねえよとか考察をみたいという人だと思います。言い方はよくないのですが今回の公開延期に伴ってエヴァをよく知り映画を見るのも自分がよく知ってる感じになれて良いと思います。さてあまり前置きが長くなっても仕方ないのでさっさと記事にいきます。そして基本的にテレビシリーズの世界線の解説なので新劇ではアダムは第一使徒ではない、リリスの仮面が違うとかは受け付けません ※画像の参考は最後に書かさせていただきました。

大前提としてエヴァシリーズにはテレビアニメ版、漫画版エヴァ、旧劇エヴァ、新劇場版エヴァその他もろもろがあるので作品を読む、見るのをお勧めします。

画像4

1.エヴァンゲリオンとはどういう物語なのか

エヴァンゲリオンを簡単に言うとヘタレな主人公が大人の人に変な兵器に乗せられて訳がわからない生物と戦っていく物語です。

画像1

とまあ可哀想なシンジ君。なぜ彼の人生はこうゆう風になっていったのかそれは大人のあらゆる思想と欲望が彼の人生を変えたのです。次の項目ではその思想と欲望、大人達が経験したエヴァの世界の過去をを解説していきます。

2.エヴァの世界の過去

遥か昔、太古の地球(恐らく紀元前40億年〜46億年)生物も存在しない時に

画像2

隕石衝突、その衝撃によって中に入っていた卵がのちの南極大陸に落ち、その卵の名前が白き月(なぜ月なのか、宇宙からきたのを強調する為) 卵には中にはアダム、ロンギヌスの槍、裏死海文書が入っていた

画像3

ここで裏死海文書は誰が書いた物と考える人も多いだろう。裏死海文書とは白き月によって旅してきたアダム達(アダム達は宇宙の生命体)アダムたちは白き月で長い旅をしてきたわけなのだが、白き月(ドラゴンボールで悟空が乗ってた物と考えた方が楽。)に乗り込む際、自らの肉体を効率よく運ぶため、肉体を卵にして(ロンギヌスの槍は、自分達が液状になるために必要な道具)目的地に着いたら、ATフィールドを発生して元の体に、戻そうとしていたらしい。その長い旅の間に、アダム達に必要な情報(自分達がどんな姿をしていたかとか、他いろいろ)が失われては大変なので(長い長い旅なので忘却する可能性を考え)、その情報を書いておいたのが、裏死海文書。カヲル君は、白き月に乗って旅をしていた民族の代表者、たどり着いた惑星で、生命たちがどんな形をするか決める人。ただテレビアニメと映画では書かれていない為確実とは言えない。(参考『新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ-anothercases-』http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/psp_eva2/ から)  ※ ATフィールドは後々解説します

そしてアダム達は地球で活動していく為使徒という生物を生み出し、使徒達が活動しようとした時にファーストインパクトが発生

画像5

衝突した天体黒き月は後の軌道から現在の我々が見ている月となります。画像のミサトが言うように黒き月から卵が落ち、落ちた場所は後の日本列島の場所に落ちた。中にはリリス、そして大量のL.C.Lが溢れ出した。

画像6

L.C.Lとは?と考えた人も多いだろう。

画像7

このオレンジ色の液体。パイロット搭乗後に電荷、その分子配置を変化させパイロットとエヴァを精神的に接続、肺に直接空気を供給する簡単に言うと便利な生体エネルギーみたいな物。正式名称は”Link Connected Liquid“ではないかと、そして溢れ出したL.C.Lは地球の海に流れ出しスープみたいに地球を満たし化学反応を起こして沢山の生命が絶滅、進化を遂げていきそしてこの地球で一番繁栄している生物、人間生み出した。 

3.繁栄しすぎた人間達の思想と欲望

まず第一に汎用人型兵器 エヴァンゲリオン 使徒迎撃専用都市 第3新東京市 特務機関ネルフ ミサイル、人、物資、研究施設、電力、etc…

など映象ででシンジ君がぶっ壊したり、使徒に撃っても効かないのに撃って壊される兵器などこれらを直すお金や人、物資はどこからきてるのか。その答えはSEELE(ゼーレ)という組織の裏立てがある

画像8

ゼーレは裏で世界を支配しておりアニメで出てくる国連軍、自衛隊を自由に操れる組織。ゼーレは国の代表者十二人、最高幹部キール・ローレンツを筆頭に人類補完委員会を発足。(画像は上からドイツ代表など)

画像9

20世紀、ゼーレは裏死海文書を発掘(裏死海文書の内容は2で解説済み)などを発見し後の使徒がアダムと合体し人類滅亡(サードインパクト)が予言されて人類が滅亡する前に、西暦2000年南極大陸で白き月を発見、中にアダム、ロンギヌスの槍を見つけてアダムを卵の状態まで戻して使徒から隠蔽しようと目論む。そして南極で研究施設を作り調査、アダムを卵に戻す為、ロンギヌスの槍、人の遺伝子実験などを繰り返していた時セカンドインパクト(2000年9月13日)が起きた。

画像10

セカンドインパクト(同時に「※S2機関〔葛城ミサトの父、葛城博士は「SUPER SOLENOID(スーパーソレノイド理論)を提唱しており、アダムのコアの部分(S2機関)を使って外部からの供給なく無限にエネルギーを取りだそうという理論〕」の始動実験を葛城ミサトの父、葛城博士が始めていました。実験中アダムは覚醒してしまう。再封印を試みるのだが、失敗に終わりセカンドインパクト発生)後の南極は

画像11

塩の柱、赤い海(2002年 南極)になり南極の氷が遂げて海面上昇(現実の世界の情景を未来視するかの如く)、地球の地軸が曲がり日本の季節が春夏秋冬から常夏状態に町には沈んだ街もあり第8話「アスカ 来日」の海底の街は横浜。日本に爆弾が落とされ東京消滅。人類が繁栄しすぎたままに地球はいろんな害を人類の性で持つように

画像12

とまあ小ネタはさておきセカンドインパクト後のアダムは肉片、魂だけになりゼーレに回収、魂を渚カオルに肉片は胎児にまでに戻り魂はゼーレの物に

4.神へとの昇華の為に

六分儀ゲンドウはでその時にゼーレの科学者の碇ユイと出会い、そして結婚。碇シンジが誕生。ゲンドウはゼーレの一員になり、同時期にゼーレは黒き月と中のリリスを発見。ゼーレはある作戦立て、後の使徒がセカンドインパクトで失ったアダムと同等のリリスを察知してサードインパクトを起こしにやってくるのを阻止しようと考えた。日本の箱根に使徒迎撃専用都市 第3新東京市と黒き月の中にネルフの前身ゲヒルン(人工進化研究所)本部を作りそこの本長となる。そして三つの計画を立案、実験へと至る

・ E計画(アダム再生計画)

E計画とは、セカンド・インパクトによって消失してしまった光の巨人こと、アダムを模して人造人間を造る計画のこと。ようはエヴァンゲリオンを造るための計画。作ったのは零号機、二号機 

エヴァには魂がいる為二号機にはアスカの母親の魂

そしてもう一つの特別なエヴァは初号機です。初号機はリリスの体の半分を使って作られました。エヴァ初号機にはE計画担当の碇ユイが乗り込み実験しましたが、実験失敗してしまい初号機に取り込まれてしまいサルベージ計画を立案するも失敗。碇ユイは初号機に取り込まれたままにそしてゲンドウはある計画をゼーレに立案。

画像14

・アダム計画

二つ目はアダム計画。これは、セカンド・インパクトで消失した光の巨人(アダム)そのものを人の手で再生させる計画。さっきの「模す」のではなく「再生」させる点で、E計画とは異なり、ただ、この計画はネルフでは研究されていなかったようである。アスカの随伴として日本にアダムを持ちこんだ加持リョウジ。アスカがドイツからやってきたことから、アダム計画はドイツで研究され、再生に成功していたことが判明。※ゲンドウが手袋しているのは火傷ではなく右手に埋め込んだアダムを隠す為

・人類補完計画

三大計画の最優先事項

ゼーレが人類補完計画の目的としているのは、魂と肉体の解放による全人類の進化と意識の統合による原罪からの開放であり、劇中ではリリスの子とされる人類は「知恵の実」しか持っておらず、知恵と善悪の区別によって生まれた時から原罪を負っており、更に肉体も脆弱で死の概念が存在します。一方アダムから生まれたとされる使徒は「知恵の実」を持たず「生命の実」のによって不老不死の存在。ゼーレは使徒の持つ「生命の実」に目をつけ、人類を神と等しい高次元の生命体に進化させようと研究しており、その研究の核となる場所が碇ゲンドウ率いる特務機関NERV(ネルフ)。また特務機関ネルフには、エヴァパイロット選出を目的とする「マルドゥック機関」やL.C.Lの研究をする外資系のケミカル会社「シャノンバイオ」等、108を超える下位組織があり、そのすべてが碇ゲンドウの指示によって運営。
ゼーレの人類補完計画の最終段階は、ロンギヌスの槍とリリス、アダムを使いエヴァを触媒にしてサードはインパクトを引き起こし、人類に「知恵の実」と「生命の実」両方を付与し、全人類を単一統合させた完全な生命体に進化すること。
ここではゼーレとネルフ(碇ゲンドウ)のシナリオの違いをざっくりと整理。碇ゲンドウにとっての人類補完計画は、あくまで妻ユイともう一度再開するための手段でしかなかったわけです。前代未聞の私的流用で、大恋愛。一方、ゼーレの目的と言えば、「偽りの継承者」たる人類が、神の子、つまりはリリスからではなくアダムから生まれ変わることで、「正統な継承者」になるという為政者にありがちな思想。

そして碇ユイの遺伝子から作られたクローン人間「綾波シリーズ」しかしクローン人間には魂がなく「人の形をした入れ物」だったのでリリスの魂を持つ者だけが綾波レイとなる。※零号機に魂がないのも綾波レイに魂が入っている為

画像15

そしてゼーレはゲヒルン解体後特務機関ネルフを作り西暦2015年使徒との戦いが始まり、そしてテレビシリーズは始まっていく

最後に

いかがだったでしょうか。基本的なエヴァの時代背景や主要な人物は解説したのではと自分では考えています。ですがまだまだエヴァの周りの人物の関係性はかなり複雑な為解説してない人物も多々(赤城リツコ、冬月、アスカ…)次書くとしたらそこらを詳しく書きたいと思いますね。


参考画像

新世紀エヴァンゲリオン(12) 貞本 義行 カラー

新世紀エヴァンゲリオン(C)カラー/Project Eva.






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?