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心臓ペースメーカーって大変な手術なのかな?(Re)

この記事は、2021.03.18に記載した記事をリライトしたものです。
ご迷惑をおかけしています^^;

※先回のお話

母の心電図を見て、険しい表情を浮かべたドクターから発せられた言葉は、
「これは徐脈と言ってな・・・」と。
後に続いた言葉は、あまり覚えていません(笑)

ただ、頭に残ったのは
脈の平均値が60位なのに対して、母は35前後であること。
こんな数値であれば、目眩や息苦しさがあるはずだということ。
血圧上昇を抑制する薬(名前忘れた^^;)が影響してるかも?ということ。

ドクターの所見では、真っ先に疑うべきは血圧の薬とのことでした。
当日の朝は既にお薬を飲んでしまった後だったけれど、
24時間心電図モニターをしようと提案されました。
今朝のお薬の影響が薄れてくれば、24時間の後半には改善するだろう・・・。
という希望的観測を抱いているようにも見えました。

さっそく装着していただき、「説明を聞いたら、今日は終わりです。」
看護師さんに告げられ、会計を待つために待合室へ向かいました。
ところが、再び診察室に呼ばれました。
チラッと待合室に目を向けると、そうだなぁ・・・10人くらいいたかな?

診察室に入ると、またしても険しい表情のドクター。
ここからのお話が、とても長くて長くて・・・

暫くすると、数人の看護師さん達がソワソワと動き出す( ̄。 ̄;)
診察を待たされている患者さんの中には、
きっと先を急ぐ方もおられるのだろうと思います。
薬だけもらって帰りたいと言い出す患者さんもいたようです。

それでも、意に介さず話を続けるドクターの姿に、
母には本当に命の危険があるのかもしれないと思い始めていました。

しかし、何故か私は母の身体の状態よりも、
待合室で診察を待たされている患者さん達のことが気掛かりで(笑)
大事なことを仰っているだろう事はドクターの表情から見て取れるけれど、
内容が全く頭に入ってきませんでした(笑)
耳の遠い母も、他人事のようにドクターの顔をジッと見つめていました。

一言だけ胸に刺さってきたのが「心臓ペースメーカー」という言葉。
最悪の場合の話をしていたのですが、
やはり心臓に関わる手術と聞けばとても恐怖を感じます。
でも、
「やる気になれば、レントゲン室で内科医一人でも手術できるでな」
などと笑い飛ばしました。
どうやら、このドクターは若い頃に何度も経験があるらしい。
安心させるためなのかな?
勤務医時代の武勇伝のように面白おかしく話してくれていました。

この日に装着した24時間心電図は、翌日の同じ時間に外します。
また、お仕事を抜け出してこなきゃいけないのかぁ・・・。

病院の玄関を出た私は、すっかり緊迫感から解放されていました。


(長くなってしまったので、次につなげます)

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