病院に行く前日、母には静かに異変が起きていました(Re)
この記事は、2021.03.20に記載した記事をリライトしたものです。
ご迷惑をおかけしています^^;
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このシリーズは現在進行形のノンフィクションで、私の自戒の念を込めて備忘録的に執筆しています。
お見苦しいところも多々あると思いますが、ご了承くださいm(__)m
ではでは、24時間心電図の結果を待っている頃の続きから。
「来週おいで」の当日には、紹介状を持って大きな病院に行く。
それを覚悟して、使い切らなければならない有給休暇を取得しました。
その日とは、令和3年3月16日(火)のことでした。
いつ心臓が止まってもおかしくないでな。
とてもインパクトのあるこの言葉がずっと胸に突き刺さっている中、
聞き心地の良い方言がとても気になって(笑)
ドクターの出身地は何処なんだろう?などと暢気に考えている私。
完全に現実逃避です( ̄。 ̄;)
でも、母がケロッとしているのは、
ボーッとして気がついていないだけなのかも?と言われていたので、
お仕事に行くのも気が気でない日々でした。
でも、母はいつもと変わらない・・・
いゃ、むしろ今までよりも前向きで明るく元気に見えていました。
というのも、私の母。
常に痛みを抱えていて、ここ数年は生きる気力さえ失っています。
ペースメーカーの話が出たときも、ネガティブ発言連発でした。
ただ、時間が経つと共に心配は薄れてきていました。
そして、いよいよ病院へ行くという前日の夕方。
母から私のiPhoneに不在着信があり、珍しく留守電を残していました。
「大至急、電話ください」
嫌な予感はしたものの、その音声は冷静で淡々としたいつもの母でした。
留守電から30分も経っていなかったと思うのですが、
会社の固定電話から自宅に電話をしたときの母は苦しそうな息づかい。
「どうしたの?」と問うと、
「病院から電話で、明日の9:00に必ず来いって言われた」と言うのです。
いゃいゃ、私が聞きたいのは苦しそうにしている理由なんだけど(><)
「ちょっと気持ち悪くてさ・・・でも、大丈夫だから」と母。
私は、用事を済ませて直ぐ帰るから!と伝えて慌てて帰宅しました。
ところが、母の様子は普段と変わらず、ドクターが言うケロッとした状態。
一時的に気分が悪くなっただけだったのかな?と安堵しつつも、
母が就寝するまではハラハラしながら注意深く見守っていました。
いつもより少し早めの就寝でしたが、
特に変わった様子もなく静かに眠りについたようでした。
因みに、私は寝付きが悪いけれど、眠ってしまったら目覚めないほうです。
猫が夜中にお布団の中に潜り込んできても、
母が何度もトイレに起きて私の枕元を歩行器で通過しても気がつきません。
介護のために同じ部屋に寝ているわけではないのですが、
地震や火事で逃げ遅れるタイプだと笑われるレベルなのです。
その日の夕方、母が体調を崩して心配だったはずなのに、
私はいつものように朝までグッスリと眠ってしまいました。
朝を迎えて、真っ先に眠っている母の呼吸を確認したことは内緒です(笑)
ひとまず安心した私は、
ウサギ用のバナナを買いに24時間業務スーパーへ行きました。
時間にして30分チョットだったと思うのですが、
お買い物を終えて帰宅したのは7:20くらいだったと思います。
部屋に入るなり私が目にしたのは、
呼吸困難に陥り意識朦朧としている母の姿でした。
長い長い一日の始まりでした。
(次に繋げます)