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”うんちくエウレーカクイズの出し方”に対する言い訳

この記事はゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendarではありません。
自分の記事に対する言い訳です。
この記事だけ読んでも意味が分からないと思いますので、まずはゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendarの2022/12/14の記事を読むことをおすすめします。

突然のメンション

ゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendarが公開され始める少し前。11月30日。枠が3日分余ってるので書け(意訳)とサポーターコミュニティ内(以下、ゆサD(by たまP))でムトウやたゐき君にメンションが飛びます。

堀元さんや水野さんにもダメもとで参加依頼が送られる非公式企画

ムトウは暇だったので快諾しました。たゐき君は誕生日という理由で12/4(メンション時点から5日後)を選んでいましたがムトウはそんなに文章を書くのが得意ではないので12日にしました。

ノリで引き受けた企画でしたが、書く内容は返事をした段階で決まっていたので楽だと思っていました。ムトウがゆる言語学ラジオリスナーに求められている文章はうんちくエウレーカクイズ関係の事しかないからです。ここで全部無視しておいしいパスタの作り方を書くというボケを選ぶこともできましたが、ダダ滑りしたときに耐えられないと思ったので無難なテーマで書くことにしました。(特段パスタ作るのが上手いわけでもない)

生成されるキモ過ぎるつまらない怪文書

無難なテーマなので余裕のよっちゃんイカだぜと書き始めた文章ですが、一般会社員であるムトウは普段他人様に見せるようなわかりやすい文章は書かずに生きてきたので、それは見るに堪えない独りよがりの何が言いたいのかわからない文章が生み出されていくことになりました。

よっちゃんは創業者金井芳雄氏の子どもの頃のあだ名である。

当初はうんちくエウレーカクイズはどのように撮影されているのかを説明するだけのつもりでしたが、”こういう経緯で堀元と知り合って、うんちくエウレーカクイズをやるから問題出してくれっていわれて準備して出した”みたいなことを書いているうちに、何がつたえたいのかお前は誰なんだこの文章は人に読ませるつもりがあるのかみたいな疑念が渦巻いてしまって冷静になって読み返すとそれはひどい怪文書が出来上がっていたのでいったん全て消して寝ました。
大概の問題は寝ると解決します。靴は小人さんが作っておいてくれますし、倒せなかったダクソのボスは倒せるようになります。

再度のテーマ設定

一度寝たことにより要点がまとまり、また時間を置いたことで客観視に成功し、問題点と改善案が見えてきました。
怪文書が出来上がったのは、全てを書こうとしていたからです。「全てをお話しします」が許されるのは存在しない親族を語る不謹慎系Youtuberだけです。凡人であり文筆家でないムトウは、おとなしくワンテーマを決めてそれだけを語るだけに留めた方が無難です。
そうしてテーマをうんちくエウレーカクイズの出し方のみに絞って書いた文章がゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendarの記事というわけです。

記事作成後強まる疑念

こうして無事記事は出来上がったのですが、言いたかったことは3分の1も書けませんでした。作成後も疑念は強まっていきます。
これは果たして面白いのだろうか。
もっと書けることがあったんじゃないか。
ボケのつもりで書いた部分は伝わるだろうか。
しかしながら記事に疑念を払拭するようなことを盛り込めるだけの文章力はありません。また、テーマを再設定して書き直すには時間もなさそうです。

困りました。この気持ちをどうしたらよいのでしょう。誰が僕を救ってくれるのでしょう。こいつは正に大迷惑って感じです。
誰か僕に言い訳をさせてくれ。そんな思いからこの言い訳記事は生まれました。
自分の記事を引用しながら言い訳をつらつらと書いていこうと思います。
では、本編です。

”はじめに”の言い訳

上司や先輩から、急に「うんちくエウレーカクイズをやるから準備するように」と言われて、困った経験はだれしもあると思います。

うんちくエウレーカクイズをやることになってしまったあなたに

Advent Calendarの記事は、ノウハウを書いたりエモいポエム、コラムを書くものだと認識しています。最初に書いたものはそのどれでもない駄文だったので、とりあえずノウハウ系を書こうとしてこのような書き出しをしました。
この一文は、「いやそんな経験ないが」というツッコミを期待して書いた分です。本気で思ってるわけではないです。ただ余談ですが堀元さんから依頼された時の流れはほぼこんな感じでした。突然の依頼なんだけどうんちくクイズ選ぶ人兼出題するマンやってくんない?と頼まれました。

事実、うんちくエウレーカクイズはゆる言語学ラジオのメインチャンネルでも高校生が出題する回があります。

うんちくエウレーカクイズをやることになってしまったあなたに

事実を書くことで論を補強しようとしています。

今やうんちくエウレーカクイズを出題するスキルが現代を生き抜く必須スキルに数えられるようになる日が来る可能性があると言っても過言ではありません。

うんちくエウレーカクイズをやることになってしまったあなたに

”可能性がある”という中途半端な逃げを残しています。最後までハッタリを貫き通してくれ。尻切れトンボになるぞ。

また今までそんな危機に陥ったことのない幸運なあなたも、本記事を読むことで簡単にうんちくエウレーカクイズを出題できるようになります。一緒に学んでいきましょう。プロセスは以下の2つです。

・選出
・出題

うんちくエウレーカクイズをやることになってしまったあなたに

二個しかないのに箇条書きで書いて並べてるのはもともと選出と出題の間に作問という謎のプロセスを挟んでいたからです。3つ項目があったので並べて書いてました。作問のプロセスを消したのは大したこと言えてなかったため記事の方向性がぶれて見えたからです。後述しますが普通の人は投稿された問題のスプレッドシートから選ぶプロセスのノウハウは全く参考になりません。
作問する方法を書いて最低限この記事を読めばうんちくエウレーカクイズを出せるようにしておけば記事全体も嘘じゃなくなるぞ!という思いで書きましたが蛇足でした。本当に作問する方法を書こうとするならばもっと力を入れて別記事で書くべきだと思ったので全部消しました。

"自己紹介"の言い訳

申し遅れました。わたくしうんちくエウレーカクイズで問題の選出と司会をさせていただいております。ムトウです。うんちくエウレーカクイズについて語る機会はサポーターコミュニティ以外では初めてですので、至らない点も多々あるとは思いますが、ゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendarを盛り上げていけるよう頑張って書きました。少々長くなりますが最後までお付き合いいただければと思います。

自己紹介

ここは申し遅れましたって言いたくて書きました。
まあ後はうんちくエウレーカクイズ問題読んでるやつが書いてる記事だという前提がないと内容が入ってこないと思ったので書いています。
本当はもっと堀元さんのビジネス本の配信でも見返してもっとそれっぽい分を書きたかったのですが時間がなくてやめました。

書いてから証拠がなんもねえなと思いましたが顔写真貼っても意味わからないと思ったので特に弁明はせず俺はムトウなんだ…誰が何を言おうとムトウなんだ…!!という強い意志をもって自己紹介の記載はあっさり終わらせました。
本当は堀元さんの米粒を12時間数え続ける会クソイベントの写真に写ってるこいつがムトウですという堀元古参ファンマウントをしようとしていましたがキモかったので止めました。セーフ。

"選出"の言い訳

選出
さて、まず初めに問題を出すには準備として問題を選んでおく必要がございます。まずはうんちくエウレーカクイズ投稿フォームに投稿された問題を全て読み返します。この記事を書いている12/12時点では投稿数は1404問です。この中から大体4~6問ほどピックアップしこれを1回分として準備を進めていきます。1日の収録で6~4回分くらい収録するので、全体で約40問程度を準備して収録に臨みます。

1回の動画撮影が大体一時間ちょっとになるので、1問15分計算で4問出題することになるかと思いますので、撮影中の雰囲気も見ながら選べるようにしておくとよいです。

選出

珍しく言い訳すべき箇所が無い文です。追記するとすれば準備した問題は絶対全部使われることはないので(時間的な問題。そもそもそうなるように選び方をしている)選出した問題であってもこれも出したかったけど出せなかったな…となることが決まってるので少し寂しいということぐらいです。

しかしいきなり1000問を超える問題群の中から4~6問を選ぶのは不可能ですので、ある程度段階を決めて選ぶとよいです。私は大体以下の3工程を踏んで選んでいます。

1.タグ付け
2.テーマ決め
3.準備

選出

ムトウは項目立てできる部分があるとすぐ箇条書きにする習性があります。エサは納豆と回鍋肉が好物のようです。

タグ付け
問題と答えを読んで、出したいかどうか、ざっくりとどういうジャンルの問題なのか(生物系や音楽系など)を書いておきます。ここで付けたタグは、この後の選考の工程で使います。また、これ以降の工程で検討しないものも検討外のタグをつけることで効率化を図ります。
検討外のタグは、既に堀元水野が知っていることが確定している内容だと判断できるものなどに付けます。ただし検討外のタグが付けられることはめったになく、50問程度しか検討外になりません。
投稿問題を読んでいると、時々めちゃくちゃ面白いので「絶対に出さなければならない!」という問題に出会うことがあります。これを核として、次のテーマ決めの工程に移ります。

選出

検討外のタグつけるのはほぼ意味をなさないということが経験上わかってきたので最近はやってないです。

テーマ決め
タグ付けの工程で出したい!となった問題のジャンルを見て、それと同じジャンルの問題を集め、1回分の問題群を作ります。この核となる問題は、収録時に最後に出すように調整をします。詳しくは後述。

また核となる問題がなくてもジャンルが充実している項目に関してもまとめて1回分の問題群を作ります。例えば、音楽や医療がそうでした。

選出

つまり最後に読まれてる問題がムトウの個人的ベスト問題であることが多いということです。だから何だって話ですが。

準備
最後に、裏どりや事前下調べをしておきます。投稿フォームには、出典となる本を書く欄があります。ここに記載のある問題に関しては投稿者を信頼し、裏どりはしません。wikipediaリンクのみの場合や無記載の場合は、念のため裏どりを軽くしておきます。また、内容に関して何か聞かれてもある程度応えられるように、周辺知識を仕入れておきます。

選出

時々Youtubeのコメントにムトウも色んなこと知っててスゴイみたいなことを書かれていることがありましたがムトウはこういったドーピングをしたうえで逐次ググりながら喋ってるのでそう見えるということです。
なんで2人はなにも見ずにあんなにいろんな知識を引用できるんや…

音楽編では魔笛のあらすじを覚えて収録に臨みましたが、水野さんが笛だろっておっしゃった時点でメモを全て破棄しました。

準備

いい笑顔の水野さん。この記事のサビです。#132の1937sあたり。

また投稿者名が何かのもじりである場合も拾えるだけ拾っておくようにします。

準備

取りこぼしが多いです 足の裏の米粒が取れない とか 海原川背 は知識としてはあったのに収録中に言われるまで気が付けなかったのでめっちゃ悔しかった覚えがあります。

また、うんちくエウレーカクイズは投稿数に対して採用数が極端に少ないため、一度採用した人の問題は基本的に採用しない方向で調整をしています。採用されるような問題を作れる人の作問センスは高いため、何も考えずに選出していると同じ人の問題ばかり採用してしまうことになるためです。
過去に出した問題は、非公式のゆる言語学ラジオメモにとても分かりやすくまとめられています。
ただしあまりにも面白すぎる問題であった場合は過去採用したかどうかは関係ありません。このコンテンツの正義とは面白いうんちくであることです。

準備

別に過去に採用した人を採用しないルールとかがあるわけでも堀元さんに言われたわけでもないです。個人的な基準。
あとゆる言語学ラジオメモにはとても助けられています。
背中ブレイクの項目があるの好き。

"出題"の言い訳

出題
問題を選出し終えたら、この珠玉の問題たちを全て二人にといてもらうぞという強い意志をもって撮影に挑みます。

出題

嘘です。面白くなるといいなぁぐらいの気持ちでやってます。(もっと強い意志をもってやれ)

撮影開始
うんちくエウレーカクイズは、堀元さんに指定された時間に、堀元さん家で行われます。時間厳守です。ゆる言語学ラジオはラジオの収録を全日使って撮る習性があります。うんちくエウレーカクイズは大抵、午後に収録されますので、後半の収録は若干疲弊しています。(有志の調査によると、一日の最多撮影本数は11本です。)

出題

11本撮ったとされる日は日曜日で、前日に8本撮ってるので週末に19本の動画撮ってます。しかも"た"の回。強靭狂人メンタルと評せざるを得ません。

撮影中の心得
前述のとおり、一回分の収録が大体一時間程度です。動画を撮り始めてから45分以上経過したときに出した問題がその回の最後の問題になりますので、そこにその回で一番面白くなるであろう問題を持ってくるように調節するとよいです。うんちくエウレーカクイズが面白くなるかどうかは、投稿された問題の面白さとパーソナリティ2名による脱線した雑談に懸かっています。問題の読み手としての会話は最小限になるように心がけましょう。

出題

ラジオ聞きに来てる人は基本的に堀元さんと水野さんの話を聞きに来ているので当然ですね。堀元さんが答え知っていてムトウが話す必要が0になったときは完全にしゃべらなくなります。沈黙。それが正しい答えなんだ。

もし問題を選出せずにその場で問題を選んで出しても堀元水野両名の雑談によってある程度の面白さにはなりますが、動画の盛り上がりが担保できません。
語源編ではその場で「語源」等のワードで検索をかけて引っかかった問題を出すという手抜き出題をしましたが、出題者視点ではあまりうまくいきませんでした。

出題

堀元さん水野さんは気にすることはないとフォローしてくれましたがその場で選ぶ進行は二度とやらないと心に誓いました。

また堀元水野はクイズに正解することに重きを置いて話を展開していません。脱線はすべて放置し、問題を読み上げてから10分弱が経過したらそれとなく回答に誘導できるよう徐々にヒントを出せるとスムーズです。

出題

スムーズです。(できているとは言ってない)
今後の課題です。

時々、正解から全く見当はずれの推理展開を始めたり、惜しいところまで迫った挙句勝手にスルーして回答から通り過ぎていくことがあります。こういった場合は判断が難しく、有識者の間でも意見が分かれるポイントではありますが、回答の途中で違いますとスッパリ切り捨てることも重要になってきます。食い気味に違いますと言いましょう。

出題

こういった理由で食い気味の違いますは生まれました。

また疲弊した二人が脳をごまかすために飲酒をして問題に挑む場合もありますが、出題者まで酔っぱらってしまうと収集が付かなくなりますので、ノンアルコールで出題します。

出題

嘘が書いてあります。単純にお酒飲めないマンなのでジュース飲んでるだけです。変な味の炭酸飲料が好きです。

"言い訳"の言い訳

以上がゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendar 2022/12/14の記事の言い訳でした。
言いたいことは全て言えたので非常に満足していますが文章の推敲をしていないので読みにくい文になってしまっているかもしれませんが自己満足のために書いている文なので気にしていません。

ちなみに自己紹介の箇所で”エウレーカクイズについて語る機会はサポーターコミュニティ以外では初めて”と書いていますが、これは単に使ってたtwitterアカウントが諸事情でログインできなくなってめんどくさくなってSNSを辞めたからです。

使っていくかわかりませんがtwitterアカウント作ったので記事が面白かったと思ったらフォローしてください(唐突な宣伝)


謝辞

最後に一応…
ゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendarを企画してくださったらこらこさん
企画にお声がけしてくださったアンジオ点心(じおてん)さん、Ryoheiさん
ゆる言語学ラジオを支えているファンやサポーター、スタッフの皆さん
そして何よりこの駄文に最後までお付き合いいただいたあなたに感謝の意を表して記事を終わりたいと思います。
ありがとうございました!









この気持ちは言い訳しようのないまっすぐなきもちです。



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