ロシア・ヴォルガクルーズ(マンドロギ)

サンクトペテルブルグに2泊して、出航はたいてい夕飯(午後8時)のころになりますが、
サンクトペテルブルグの黄昏は夜の10時半ぐらいまでになります。
船内の案内は乗船した時にここがレストラン、ここが、昼はカフェ、夜はバーラウンジに
などの説明を一通りします。そして、初日の夕飯時に船長が、船のお世話様係りのクルーを
紹介してくれます。この時には、各グループの通訳ガイドやドクター、朝の体操のコーチも
紹介されます。また、2,3日のうちに、各グループごと(言語別)に艦橋(操縦室、一般的には
ブリッジ)に入れてくれ、船長がスタッフを紹介し、羅針盤や、操縦の仕方などを説明してくれます。

さて、初日の夜はネヴァ河からラドガ湖に入り、翌朝にマンドロギというスィヴイール河の
ほとりに到着します。まずは航路の地図を見ましょう。

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マンドロギは、かつて、何もないところで、野外でバーベキュー料理を用意してくれるレストラン
があるだけでしたが、そこに、年々、ロシアの民芸品を作っている工房と販売を兼ねた
ショップが充実してきました。

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(糸紡ぎのパフォーマンス。撮影:筆者)

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(撮影:筆者)
レストランの中。民族衣装をまとった女性がロシア民謡を歌って場の雰囲気を盛り上げて
くれます。

スィヴィール河の航行は昼間になります。言語別にグループが分かれていますので、
船内セミナーが行われます。主なカリキュラムは、簡単なロシア語会話講座。
ロシアの歴史を学ぶ講座。簡単なロシア民謡を覚える。ロシアのお土産案内。
有料のカリキュラムもあり、興味深かったのは、ウォッカ教室。参考に見させて
もらって驚きましたが、ウォッカを販売している男性は小一時間のうちにウォッカの
大瓶を一本飲んでしまったことでした。あまりの驚きに写真を撮り忘れました。
写真はロシアのお土産の案内。特に、マトリョーシカの案内。説明は船内のスーベニール
ショップの店員さんでした。何処も、商売、ショーバイ。いつも、ショップに居るので、
モスクワに着くあたりになると、親しくなり、その甲斐あってか、ディスカウントを
してもらっている人もいたとか、いないとか・・・ショッピングもゲーム感覚で楽しめます。
明日はいよいよ前半のハイライト・キジ島です。

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(船内のカリキュラムの一つ、ロシアのお土産の講座 撮影:筆者)


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