ロシア・ヴォルガ河クルーズ(サンクトペテルブルグその4)


昨日までサンクトペテルブルグで人気のある美術館や宮殿を紹介しました。
今日は、さらに一般観光でゆくサンクトペテルブルグの見どころのいくつかをご紹介します。
まず、サンクトペテルブルグの目抜き通りのネフスキー大通り。この通りはサンクトペテルブルグ
滞在中に幾度となく通るメインストリートです。
この通りも18世紀初頭、ピョートル1世の命によって作られた通りで、ストロガノフ宮殿、
ネオ・クラシック(新古典主義)のカザン大聖堂、アール・ヌーボー様式の本の家(ジンガー書店)
また、18世紀のショッピングセンター・ゴスティーヌィ・ドヴォールや百貨店。さらには、
グランドホテル・ネフスキー・パレス、ロシアの文豪たちが通ったカフェやレストランなど・・・
文化・文明の発祥通りです。

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(2枚とも、Wikimedeaより)
次に、サンクトペテルブルグの中心に建つ、ロシア正教の聖イサク大聖堂。
もともと18世紀に建設計画がありましたが、結局、1818年から約40年の歳月をかけて建設されました。
館内は博物館になっていますので、入場料がかかります。
ネオ・クラシックのファサード、バロックのクーポラ、そして、手前の広場にはピョートル1世の
銅像があり、見ごたえ十分です。
また、第二次世界大戦のレニングラード攻防戦の折、あまりにも目立ちすぎるので、全面灰色に
塗ったエピソードを持っています。

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画像3

(2枚ともに、Wikimedeaより)
次に・・・
ピョートル1世が1700年に北方戦争のスウェーデンの防衛のために作った星形陣形の要塞
ペテロ・パヴロフスク要塞があり、ピョートル1世はその要塞内にあるペトロ・パヴロフスキー
大聖堂に眠っています。

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(ペトロ・パヴロフスキー要塞の俯瞰・・・Wikimedeaより)

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(尖塔のあるペテロ・パヴロフスキー大聖堂で、ピョートル1世の墓所になっています。手前はネヴァ河。春まだ浅く、氷が残っています・・・Wikimedeaより)

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