予定調和を手放して、レベル0になる

この note は、人生の旅路「インテグレーションジャーニー」をテーマに、THE COACH でご一緒しているみなさんと書いています。他のみなさんの note はぜひこちらからご覧ください！

はじめに

なぜかわからないけれどモヤモヤしている、今の自分・日常を変えたいと思っているけれど変わらない、と思っている人に向けてこのnote を書いています。安心してください。同じ人、ここにいました。

インテグレーションジャーニーについて

詳しいことは他の方のnote で詳しく紹介されているので割愛しちゃいますが、個人的にインテグレーションジャーニーの考え方はすごく好きです。

人生は常にこの流れのどこかにいるという考え方

たとえ今が本意じゃなかったとしても、インテグレーションジャーニーの旅路のどこかにいるのだと思うと「いつまでもこのキツい状況が続くわけじゃない」「次のフェーズへ変化していくはず」と自分を励ますことができる気がします。

一方で「いやいや私の人生このサイクルのこと常々気にしてはいられないですわ！勝手にやります！」という気分もあります。自分で決めたいマンなので。

インテグレーションジャーニーは一つの手札であり、地図であり、使うか使わないかは自由なものだと思っています。

不満はないけど、なにかが満たされない

以下、私が「インテグレーションジャーニー」というお題をいただいて浮かんだことを書いていきます。

1年と少し前、今の自分に不満はない、でも満たされてはいない感覚を持ちながら過ごしていました。長すぎる日常に痺れを切らしていて、ずっと日常が続いていたことを自覚すると、自然と何か変化を起こしたくなりました。

自分の意思と関係なく、用意された予定調和に向かっていくのは本意じゃない。日常が繰り返されていることと、その繰り返しがしっくり来ていないこと、いく先が何となく見えていたことを発見したとき、インテグレーションジャーニーでいう「旅立ち」が始まったと思います。

それから約1年。自分らしく、少し予想外で、予定調和は用意されていないところに来ました。そして今もまた「旅立ち」にいます。

自分の旅立ちを作る

1年前の旅立ちは「振り返れば、あれが旅立ちだったと思う」という感覚ですが、今回の旅立ちは意図して設定しました。

旅立ちとは、自分がレベル0のビギナーになってまた何かを始めることなんじゃないかと思っています。私は直近で、仕事を変える、未経験の楽器を習う、というわかりやすくレベル0な状況を作りました。

仕事を変えるまでの話はこちらに詳しく書いています。楽器のこともこれからnote にしてみようかな。

転職記｜Saki Amada | 「あたりまえ」をゆるめる｜note

今、慣れ親しんで、先を見据えて、ある種ルーティンのように対応できていたこととは全然違う、すごくもどかしい気持ちを感じる毎日です。

「何かをできるようになるときって、どういうルートで行くんだっけ」
「これ、できてる人は何が違うんだろう」

そういう戸惑いや、新しい好奇心みたいなものや、ビギナーだから当たって砕けていこうみたいな開き直った気持ちもあります。

レベル0になってみる

今の自分のまま変化を求めようとしても、自分が同じままなら、生き生きできる環境条件も似てくると思うんです。だからレベル0の要素を持ち込んで、自分に変化を起こしていく。

今まで自分になかった要素を手に入れることで、自分の座りがいい環境もまた変化してくるのだと思います。

今持っている、問題のない環境を手放すって、人間の脳としてはかなり抵抗があることらしいです。でも、手放してみればどうということはなくて。むしろすごく気楽に、自由に、走ったり泳いだりできる気がします。

ビギナーな自分、今までにいろんな場所をくぐり抜けてきたちょっとプロっぽい自分、いろんな自分の側面を増やして、組み合わせて、統合していく旅がインテグレーションジャーニーなのかな。

今いる場所は好きですか。
みなさんはどんな旅をしたいですか。