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2024.0517

今日はオフ。

僕はベルベットのスーツを着込み、妻はウェディングドレスを着込みヘアを作り込み、婚礼写真の撮影がようやく終了!何ヵ月越しだよ。
いやあ、スーツが暑くって死ぬかと思った。
今日のために誂えたこのベルベットスーツ、すんごく格好良いんだが、もう二度と着ることはないでしょう。
せっかく仕立てたのに? だが、このムダこそが着道楽の醍醐味!


その後、松本で会食するならココ!というお店で、双方の親族を交えて食事会。
尤も、僕の親族はもうキレイサッパリいないので、代わりになぜかウチの料理長が夫婦で列席。
柄にもなく緊張して、
「いやぁマァ、仲人と申しますか見届人と申しますか、新郎の兄弟代わりと申しますか」とゴニョゴニョ挨拶してた。
どちらが兄か、でしばし料理長と揉める。
でもね嬉しかったよ。ありがとう。

別れ際、義母に、娘は子供が産めないのに結婚してくれてありがとう。
という意味のことをコソッと言われた。
僕にとっては全く些細なことだ。敢えて、妻のそれを瑕疵だとするならば、冷麦買ったら赤と緑の麺が入ってなかったぜ、くらいに些末な瑕疵です。
という意味のことを答える。
僕たちが結婚を決めるについて、互いの生殖機能の有無は全然関係なかった。

別れ際、義父に、もしも困ったら頼ってくれたまい、些少だが貯えならある。
という意味のことをコソッと言われた。
んなこと言われたら、ノベツマクナシに借りに行きますよ。
という意味のことを答える。
大体からして、等々力と油壺に家持ってるくせしてサ、貯えが「些少」なワケねーべな。

いやでも、真面目な話、結婚してくれてありがとう、ってのは僕の言うべきことでね。
こんな、20歳以上も年上の初老の男とお嬢さんとの結婚を、よくぞ、よくぞ、認めてくれました。
本当に本当に心から嬉しく思います。ありがとうございます。
それに、家族を次々なくし、ひとりぼっちになってしまった僕に、
また再びこんな素敵な家族ができた。これ以上喜ばしいことはないです。


で。本日5月17日は僕の誕生日でもあり。
56歳から57歳になったところで、それが何?って感じですが。
古来、男は57歳からが勝負、とか申します(申さねぇよンなこと。初めて聞いたよ)。ともあれ、健康に気を付けつつ、妻と共にぼちぼちと生きてゆこうか、と。
このまま、現状維持でね。

以上!

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