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【東郷】霊泉寺

書き手:伊藤ゆか

曹洞宗の禅寺で山号は「曹渓山」。地元では「上寺」と呼ばれています。

以下は伝えられている話です。
開いたのは朝倉敏景の息子である九郎右衛門景儀。景儀は禅学の他、武芸の奥を極めた人物で「雷澤大和尚」という僧名をもっています。

元々は一乗谷の成願寺の辺りにあり、寺号は景儀の法名「霊泉殿竹浦昌瑞大居士」に由来します。

越前朝倉氏の滅亡後、1584年に長谷川秀一が第4代の全積和尚に帰依し敷地米を寄進し、御堂を現在地へ移しました。
境内には長谷川秀一の墓があります。

現在のご住職、南直哉(じきさい)氏は9冊の著書を出版、立松氏や茂木健一郎氏らとの共著も5冊出版されています。

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