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ヒアシンス/キジカクシ科

一年前の作品。

花屋さんや園芸店で春のお花が出回り始める年末頃、いつもワクワクして何か買いたくなるのですが、一昨年は3つの球根が寄せ植えになっているヒアシンスを買いました。

白っぽい、光沢のある淡い紫色がとても綺麗だと思って描き始めたのですが、描いているうちに色がどんどん濃くなっていき、1週間ほどでインディゴ•ブルーか紺に近い深い紫色へと変化しました。

それはそれで美しい色なのですが、花の色が変化していく事がとても不思議に感じられました。

アジサイの花の色が変化する仕組みと同じようなものなのかな?と思いましたが、正確な事はわかりません。

又、3つの球根のうち1つだけ球根の色がピンクがかっており、球根の色と花の色は関連すると思っていたので、ピンクの花が咲くかなと予想していたのですが、結局、咲いたのは他の2つと同じインディゴ•ブルーのような紫で、それも意外でした。

花の色が変化する仕組みや球根の色と花の色の関連性などがわかれば、さぞかし楽しいだろう!と思いましたが、根っからの化学音痴のため自分で調べるのは断熱。

この絵を描いていた時期、ちょうど身の回りの出来事がキッカケとなり「生命」や「生かされている」事、自然の事について色々考える時間が続いていたので、いつもより花の色の変化などが不思議に感じられたのかも知れません。

そんな中で読んだ聖書の一節が心に響きました。

ー軽々しくこう言ってはならない。「これは何か。」「これは何のためか。」と。いずれの問いにも時が来れば答えが与えられる。(シラ書39-17)ー

描いていると芳香が部屋中に充ちて、外は雪が舞っていたにも関わらず、春の気分を先取り出来ました。

理屈が分からなくても「綺麗なものは綺麗」で充分😍

ご覧いただき、ありがとうございました😊

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