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雑草と言われたアラフィフ女、シーズン3の始まり

「えつこってさぁ、雑草タイプだよね。」
娘たちは言う。

確かに可憐な花タイプではないなと思う。

娘たちに呼び捨てされ(愛を込めての呼び捨てと信じている)
雑草呼ばわりされている私は、
千葉県在住48歳2人の娘を持つシングルマザー。

名前は喜多野 悦子
喜び多い 悦ぶ子と書く。
名前には使命が隠されていると聞いたことがあり、「悦ぶ事をする」のが使命だと勝手に感じている。

自然素材をつかったり、ゴミをなるべく出さないリフォームで、人も地球も悦ぶ暮らしを広めていきたい。

現在は千葉の房総で小さなおうちをDIYリフォーム中で完成したらシェア別荘にするつもりだ。
愛を込めてリフォームをしていると、
疲れていた家がどんどんヨロコビ始めていて
海越しに富士山も見えるこの家は
訪れた人が開運するパワースポットになりそうだ。

シェア別荘からの景色


こんな風に悦びをつくることが使命だと気づいたのは、40代になってからだ。

私の人生は20代まで平凡だった。


それが30歳ぐらいから
それはそれは
色んなことが起こり始めてしまった。

・貧乏生活を経験したり
・元夫の不倫相手と修羅場になったり
・カンボジアで人生が変わったり
・アキレス腱が切れたり
・離婚したり
・スリランカでゲストハウスを経営することになったり
・コロナで大打撃を受けたり
・ここにはちょっと書けないような事だったり

結構面白いドラマになると思う。
ドロドロ昼ドラ系のやつだけど、
今現在でシーズン2くらいはできるだろう。

それらの事を書いていると
この記事を書き終わるのに、
何か月かかるかわからないので


はじめての投稿の今回は
『noteを始めようと思った動機』を
書いてみようと思う。

理由は2つある。



「土に還るヨロコビの家」をつくりたい。

ひとつ目の理由はこれから私がやることを知ってもらい、
共感していただける人たちと仲間になれたら良いなと考えたからだ。

私はこれから「土に還るヨロコビの家」をつくり、そこで自然と暮らしたい。

「土に還るヨロコビの家」がどんな家かというと自然と共存し循環する暮らしができる家だ。

その土地の歴史や地形、地質、昔の人がどうやってその土地を守ってきたかを知り
人と大地と木々や植物と生き物たちと仲良く暮らす方法を考えて家をつくりたい。

家の材料にはなるべく土に還るものや、再利用できるものを使いたい。

太陽の光や雨水や風や大地など自然の恵みを活かして、自然の循環の一部になれるような暮らしができるようにしたい。

昔の暮らしそのままを再現するのではなく、昔の人の知恵を取り入れながらも、現代人が心地よく暮らせる方法を探究したい。
などと考えている。

何故こんな事をしたいと思うようになったのか振り返ってみると、
幼少期の自分をまず思い出す。
虫とりや花摘みをする毎日
草っ原や竹藪で遊ぶのが楽しかった。

久しぶりに育った町を訪れた時、
そんな思い出の場所はなくなってしまい
沢山の木が切られ、
平らになり、コンクリートで覆われてしまっていた事が、悲しかった。

私は旅に出る事が大好きだ。
海外も良いけれど
やっぱり日本が最高に美しく感動する。
一方で、その自然が失われている事に危機感を覚えた。

近年多い大雨による土砂災害は、人災なのかもしれないと気づいた時、胸のザワザワが止まらなかった。

本当にこのままでいいのだろうか?

先人が守ってきたこの美しい土地を
私たちはどんな状態で未来の子どもたちに
引き渡すのだろうか?

そんな風に考えるようになった事が
今私がやりたい事に繋がっているのだと思う。

これから学びながら試行錯誤しながらのチャレンジしていくことになるだろう。

地球と生きとし生けるものが悦ぶ事をしたい。

一緒にやってみたいという仲間が出来たらいいなと思うし
私のチャレンジを面白がって見守っていただけると嬉しい。



1年半前に千葉県富津市に300坪くらいの土地と古家+牛舎を購入した。

富津の古家

ここが『土に還るヨロコビの家』第一号となる予定だ。

しかしこの家と牛舎にはギッシリとに残置物が詰まっていて、まずはこれを片付ける事から始めなくてはならなかった。

コツコツと軽トラにゴミを積んでは、クリーンセンターに運んだが、ゴミは一向に減らず、気持ちはどんどん落ち込んで、すっかり疲れてしまった。

「ここはいい場所になる!」という自分の直感を信じて購入したのだけれど


「こんな家どうするの?」
そう言われるたびに後ろ向きな気持ちになり泣きたくもなった。

そんな時「うん、ここはいい場所になりますよ」と言ってくれる仲間に出逢い

一緒に片付けを手伝ってくださる優しい人たちが集まってくださり

この土地は今、良い場所へと変わりつつある。

片付けて構造だけにした牛舎

これから、この場所が変わっていく様子を書いていきたい。

一緒に過程を楽しんでくださる方は、是非ともフォローをお願い致します。


アラフィフからの大逆転

私がnoteで発信しようと思った2つ目の理由は、私の文章によって1人でも勇気づけられる人がいれば良いなと思ったからだ。

以前、私には色んなブログを泣きながら読みあさっていた時期があった。
その時の私に読んで欲しくて書くのかもしれない。

次女が生まれた年に元夫が起業してから数年は生活がとても苦しかった。
毎日家計のやりくりと、子育てと、会社の経理の手伝いでかなり参っていた。

それでも少しずつ会社は軌道に乗り、
そろそろ毎日のお金の心配はしなくてもいいのかなと思い始めた頃のこと・・・。

夫は他の女性と付き合い始めた。
しかも浮気ではなく本気だという。

私の目に映る景色はモノクロになった。


娘たちがいてくれたから
何とか日々を過ごせていた。

どうしていいのかわからず、子どもたちが寝静まると、同じような経験をしたけれど今は幸せに暮らしている人のブログを探して
読みながら自分に「大丈夫だ」と言い聞かせていた。
辛い状況から立ち上がっている女性たちの文章に救われていた。

あれからゆっくりだが1歩ずつ1歩ずつ前に進み、今の私がある。

今私は、生きてきた中で一番幸せだと感じている。

あの時の私に言ってあげたい。
本当に大丈夫だったよと。

そして、もしも今あの時の私のように辛くて苦しい思いをしている人がいるのなら
その人の希望の光となれたら良いなと思った。

私は成功者でもなんでもないけれど、
今、アラフィフになってもなお、
夢を追いかけて好きなことをしている。

あの時毎日毎日泣いて暮らしていた私でも
楽しく幸せに生きている。
そしてあの頃の事は、笑い話にできるようになっている。

そんな私が文章を書くことで、
あの日の私のように勇気づけられる人が1人でもいるならば、書こうと思ったのだ。


最後に

「えつこは雑草だよね。」は
私にとっては最大の褒め言葉だ。


雑草は世間に名前を知られなくとも
強く生き、じわじわとコンクリートも押し上げる力を持っている。


華やかではない私でも
いつかコンクリートを持ち上げられたらいいなと思う。

私のドラマのシーズン3が
これから始まろうとしている。
大逆転となるのだろうか?
どんな展開になるのか自分でも楽しみにしている。

皆様にも
アラフィフ雑草えつこの幸せへの道のりを
温かく見守って頂けたら幸いです。

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