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藪原検校

PARCO劇場の『藪原検校』が千穐楽をむかえ、名古屋、石川と順調に地方公演を続けもうすぐ春秋座の公演の幕が開く。2月10日に初日の幕を開けて無、猿之助さんが芸術監督を務める京都春秋座で3月18日から21日まで公演があり大千穐楽を迎える。
その間のBIGニュースはV6の解散報道だ。
藪原検校にはV6の三宅健さんが出演している。健ちゃん猿ちゃんと呼び合う程仲良くなったらしいし、三宅健さんの評判も上々で舞台を楽しみにしていた時にこの報道はびっくり仰天だ。V6の三宅健としての舞台はこれが最後かも知れない。ファンの方々の気持ちを想像すると胸が痛む。

それはさておき、今回の「藪原検校」は猿之助ということは歌舞伎俳優を使って杉原邦生と言う若き演出家が井上ひさしの初期作品を現代の目で構築し直すと言う作品だと思う。
1973年に西武劇場のオープニングシリーズとして上演され、それ以降も1990年、2007年、2012年に上演されてると言う。古田新太さんや野村萬斎さんの藪原検校はご覧になった方も多いのかも知れないが、当時の私には無縁の世界だった。

それ故に今回は自分の目で確かめる前から様々な劇評を目にすると観ても無いのに反発を感じたり我が意を得たりと思ったり、SNSで検索するとジャニーズV6の三宅健さんの人気を改めて知ったりと驚きの日々である。
猿之助さんと邦生君のホームグランド春秋座で春秋座での公演が刻一刻と近づいてきた。パンフレットと原作を読み返し色んな情報をまぶして妄想で舞台を構築している。どれだけ妄想を膨らましても猿之助さんの舞台はちっぽけな私の妄想など軽々と超えてくる。過去の舞台が全てそうだった様に。
昨年の春秋座公演以来5ヶ月振りに猿之助さんの舞台が観られる。今週末は藪原検校にどっぷりと浸かる。
#春秋座
#市川猿之助
#藪原検校
#杉原邦生

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