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まだまだ一生懸命in厚木

鹿児島の客席が残念な事になったが厚木はソールドアウト。チラシもいっぱい置いてありポスターもかなり貼ってあった。歓迎されてるみたいで嬉しい。
残念ながら赤トラックは無かったが青トラックが既にステージ裏でスタンバイしてたのを見つけたのは14時前。
今回は初めてジュリ友さんが色々手配をしてくれてランチから会場への先導待ち時間のお茶等一人遠征では考えられないくらいの安心感と楽しさで遠征を始めてからこんなに愉しめた遠征は初めて。
さて、ジュリーのライブなんだけど
スタンディング声出しも慣れて来てスムーズ。
バンドと一緒にいつもの姿で登場すると客席スタンディング。
2曲歌ってご挨拶。
まいどおいどの応酬も慣れて来たけどジュリーは「遅い」とやり直し。
2度目のまいどおいどで許して貰えた。おもむろに「わからない方はきにしなくていいです」そうだね、長く声出しなんて出来なかったからジュリーのまいどに客席がおいどで応えるなんてルール知らないファンが居ても当たり前。個人的には若い方増えてる感じです。

せットリストはおなじなんだけど
毎回感動したり泣きそうになったりする所が違うのは一期一会だから。
愛まで待てないはどんどん激しくなるイメージで盛りあがる。
約束の地を歌うと終わりが近い。ジュリーは歌が終わると音楽に合わせて必ず天を仰ぐそして首をゆっくりと一周回すのだけどそれだけで「約束の地」のドラマを作り上げる。私は泣く。ジュリー巧いよね。もうこれは歌舞伎の型ですか?と言いたくなるほど経験を重ねて来たのだと感じる。

アンコールのご挨拶はWOWOWの生中継決定のお知らせとさいたまスーパーアリーナの満席のお知らせ。注釈付の席の説明もしてくれたけどそこも売りきれてるのですよと言いたくなる。
スペシャルご機嫌が良くて喋る喋る。記憶があやふやなので覚えてる事を順不同で書きとめる。
途中から京都弁満開。おおさかのおばちゃんが信号青で渡ってるジュリーを横切って振り向きざまにに睨みつけられたとか。二度三度睨まれたけど目をそらさない。おおさかのおばちゃんですよって散々言ってたけどきっとそのおばちゃんは心の中で『あっ、ジュリー』て思ったんだと思う。おおさかのおばちゃんはみんなジュリー知ってるし好き。(私調べ)

革靴の話からロンドンブーツの話に変わり昔のロンドンブーツは踵が木で出来てたからやおや(傾斜してる)になったステージの上で踏ん張ると踵の木が出てきて大変。何のこっちゃな昔話も。さいたまスーパーアリーナで引退なんてしないのは毎回しつこいくらい話してくれる。来年と25年くらいまで考えてるそう。歌詞忘れたら歌詞置いといてもいいんですよといいなからバンドのスコア的な紙を意味ありげに持ち上げるあちこち歩き回って持ち上げるの。おもむろに言い出したのは「小椋佳さんは譜面台にちゃんと歌詞置いてるですよ。僕が歌詞見ようと思って置くところはスピーカーの上しか無い」と上手下手のスピーカーを見ながら僕はまだまだ歌詞カンペは見ないと暗に主要したいのか。何型言いたいねんと思うがへそ曲がりなジュリーが可愛い。TOKIOでどきどきしても多少歌詞の創作してもいいんだからずっと好きなスタイルで歌い続けて欲しい。
僕はまだまだ歌いたい。聞いてほしい歌がたくさんある。だからお互いに元気でいましょう的な言葉でホロリとさせといて、歌えなくなっても喋りで行ける。フェスティバルホールでも言ってたね。喋りはディナーショーでもいいんですよ。昔は88才まで行けるって言ってたジュリーの言葉が現実的になってる。本当に頑張って欲しい。
土喰らう十二ヶ月で4つも映画賞を受賞したご報告も忘れずにしてくれて『いつか君は』の歌唱。
今の声で録音してくれればよかったのにと思うほど甘い高音域にしびれる。

今回はなぜかセクシービームのフルスロットルでハートも脳もやられっぱなしだった。
ジュリーがファンの為に望んだ生中継、ライブ映像の円盤化も来まりますます意気軒昂なジュリーだけどご本人も「こんな調子でさいたまスーパーアリーナまで持つのでしょうか。」ヘドバン、シャウト、走る、走りながら歌う。客席もヒートアップするしジュリーもどんどん熱くなる。
 今は髪を伸ばしてるのでgreenboyの間奏でくくってた髪をはらりとおろすと今までの神様感よりもうキリスト様と崇め奉りたくなるがうたいだすと照明で髪の色も変わり表情も変わる。どこに隠してたんですかその色香を。身体をくねらせ恍惚とした表情に艶めいた声。
ジュリーの世界へ一気に引き込まれ手拍子するしジュリーと同じ振りで踊る叫ぶ。そこに在るのは青春、ファン歴が長くても短くてもみんな五十数年間のどこかでジュリーに堕ちたのだからジュリーがジュリーのままでジュリーを体現してくれる限りついて行く。
75才を一緒にお祝い出来る幸せを噛みしめながら京都、長野、金沢と私のジュリーツアーは続く。
#まだまだ一生懸命
#厚木
#沢田研二
#ジュリー
#音楽ライブ

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