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早春の盆栽

イラスト盆栽シリーズ・早春の盆栽。2022年も引き続き盆栽を描いていきたいと思います。さて、2021年の新春早春盆栽をまだnoteで紹介していなかったので、今年の新作とまとめてご紹介!

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新春正月飾りの定番なのが福寿草。正月飾りらしく、賀正蘭、報春草、長寿草、福神草、などおめでたい名前も持っています。江戸時代から人気の品種。(山野での開花時期は3月頃)。冬の寒い時期から花を咲かせる水仙。白水仙は、立ち姿が美しく香りも良い。鉢植えで室内に取り込みたくなります。西洋では春の花と言えば黄色いラッパ水仙なのだそうです。ギリシャ神話のナルシッサスの名前を持ちます。水に映る自分の姿に惚れちゃった美少年!ラッパ水仙は、そんなイメージを持たれているのでしょうか?。

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ボケの花も早い時期から開花が始まります。プクっとした花の形が可愛らしい。けれど刺もあるので、お手入れするには、意外とハードな樹木です。枝振りもワガママというか、自由というか😅。盆栽は小さく仕立てると可愛らしくなりそうです。

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日本で冬に咲いている花と言えば椿やサザンカ。雪と椿の絵柄をよく目にします。江戸時代から人気の品種なので、椿の種類は沢山あります。艶々した葉と鮮やかな花が魅力的。

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冬の果実の代表みかん!。そしてキンカン。私が欲しい盆栽No.1。キンカン好きなんです。食べられるキンカン欲しいな〜。ちょっと面白い形に仕立ててみました。

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新春といえば梅。盆栽で人気のある樹木です。「春が近づいてきた〜」と思わせてくれるのが梅の花。そろそろ開花時期ですね。今年も楽しみです。ピンクの梅の木を思いきり動きのある枝ぶりにしたら植木鉢がひっくりかえりそうになったので、にゃんこさんに支えに入ってもらいました。白花の方は、花を目立たせるのに黒猫さんに後ろを通ってもらう事に。イラストならではのお遊びです。

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マンサクは面白い姿の花です。マンサクの名前は、早春に「まず咲く」や「万年豊作」に由来するという説があるようです。おめでたい花なのです。花がチアーのポンポンみたいに思えてきたので、踊っているような姿にしてみました。

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トサミズキ・ サンシュユ・ロウバイ 早春にポコポコっとした花をつける3種類。「可愛いな〜」と思う花たちです。トサミズキは徐々にしだれていく花の変化が面白い。葉も花も上品な雰囲気を持っています。擬人化したら、きっと美人さんだなと思います。

早春の盆栽、自分好みのピックアップでした。立春も過ぎると、ちらほら春の花が見られるようになってきます。今年は何を描こうかな〜と、期待を持って草木を眺める春待ちの2月。

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