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note版オンライン絵画講座 閑話

イラストレーター考察から何が言いたかったかが分かったので、一応書いておきます。
イラストレーターやイラストレーションの記事が多くて、そのことにただただ困惑していたわけですが、どこに困惑していたのか?ってのがやっとわかりました。

他人と同じことをやっていく意味って何?

練習にしたって考え方にしたって、道具然り、やり方然り、見てる本しかり、
同じことを共有しながらやっていく意味ってなんなのかがわからない。。。
ということがわかった次第であります。

いろいろな記事を読んでるとほとんどの方が取り上げている話題が同じで、
誰々がこう言ってたから自分も、とか、目標とする人は誰それでというのがあの人と一緒だとか。一緒になっちゃいけない部分じゃないの?そこ?っていうそもそも疑問が湧いていたのです。

同じプロジェクトで同じ仕事をしてるのであれば、100歩譲って分からなくもない。
分からなくもないが、だとしても同じようなことを同じように思う人間が何人もいたら1つのプロジェクトを成功には導きにくいだろうなぁと思うタイプなんですが、私は。

自分語りをすれば、大学入試のための予備校に通っていた時、多浪生と自分の圧倒的な技術や場慣れの差を埋めるのは超個人的な発想しかないと思っていましたから、同じような表現を取り入れるのは避けたし、周りに質問しないようにしていましたが、
今ではみんなで共有して、同じ内容で学校の義務教育みたいにして並列的に夢を目指さないといけないものになったんですかね?

基礎の基礎、補足の記事でも書きましたが

練習中はあんまり人に見せない方がいいかと思います。
人の練習方法をこっそり見るのはいいかもしれないけど、それでも、問題点が他人と自分では異なるので、あくまでも参考程度。参考にしても必ずしも良いわけではないと思います。
自分のその時点での思考パターンや、個性的な部分を自意識しづらくなるだろうし、全く必要のない競争心が生まれるかもしれないし。
美的センスや技術は競争心では補えません。自らの世界の構築を目指すしかないと思いますね。そのための参考があるのは構わないとして、共有するのは少し違う気がしますけども。

創作と個性

皆と同じことをやって、どうやって成功していくのかがよく理解できないでいます。

兎にも角にも同じ目標を持つものとは連絡を絶って、自分の中だけに世界を構築していき、でもアンテナはビンビンに張り巡らして
仲間内では、「またスマホゲームしてしまった」と嘆くのがいい選択なのではないかと思いますが、
みんな良い子達なんでしょう。みんな喋っちゃって悩み相談もしてしまって、
一緒に道具買いに行ったり、一緒に展示見に行ったりしちゃったりして。

まあ、そういうのは趣味の方々のやることでしょうから、楽しみたければまずは趣味として頑張ってくださいと言いたくなります。
それに、そういうみんなでわいわい活動を見てると、本気じゃないんだろうなぁとか思ってしまうしね。

趣味でやっててもプロ並みな技術、収益を上げる方もいるでしょうから、
好きが高じて、と言った流れを意識された方がいいんじゃないかなぁと思いますけどね。好きこそ物の上手なれ、とか言いますし。

もし本当に進路や作風の悩み相談したかったら、専門家にした方が良いと思います。
ちゃんとお金をかけて。

そうでないと、そういうメンター、講師などの職業は衰退していきますのでね。
衰退までいかなくとも、一極集中型になって、ますますくだらない悩みは聞いてもらえなくなるでしょう。
参考になるかどうか分からない話も増えてきそうだし。
講師も得て不得手がありますし、好き嫌いはもっとあります。

まあ、これは愚痴です。

「そんなこと言ったって能力ない人に聞いてもらうなんてできない」と思われる方もたくさんおられるでしょうが、皆様が質を意識しないがために講師の質が上がらないので、皆様のレベルも上がらないのだと常々思いますけどね。

まあ、これも愚痴です。

受講料は払いたくないが進捗をアップして収益をあげる

ちょっと前にどこかで読んだ記事に、
学ぶためには一銭も払いたくないが、
自分の進捗状況を公開して収益を出したい
と言っておられる方がおりました。

世の中はこういう芳しくない状況がまかり通るようになってきているかと思うと、末恐ろしく思います。

何だかよく分からない進捗を誰が見たがるのかと思いますが、
そのあたりはフォロワーというものがあって、収益化されるのですかね?

どうせやるなら受講料払って上手くなっていく様子をアップして、受講料の元を取るってんなら、まだわかりますけども。

まあそういう方がいるおかげで、オンライン講座を開くための要素を考える余地も出てくるのも確かなんですけど。

今回は全編愚痴っぽくなってしまいました。
こういう話は、講座内でよくしちゃうんですよね。
そういう時の生徒の反応は、ほぼ無視に近い状況で、ほぼ独り言になっていますけどね。

私、講座内ではうるさい講師で、適当な話を流されて流されて流されまくっています。
これは私が話し続けると、自ずと生徒は集中できる、という考えのもとに、道化的に話し続けていたりします。

興味がある方はぜひご受講ください。
お便り待っています。

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