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振り返りの振り返り(DODAのあれをやってみて)

今年の方針の1つが「自分の情報量を増やす」なので、半ば備忘録的に年末に行った振り返りを振り返ってみます。

なんで「あれ」に取り組んだのか

大学時代のサークルの友人で、現在は人材系の会社に勤めているHくんとは、業務内容も生息地も近いため、定期的に意見交換をする機会がありました。

個別テーマについては色々話をしたが、もっと総合的な話をしたい、そんな想いがきっかけとなり、FBのタイムラインで1回はみたことがあるけどやったことはない、DODAのあれにトライしてみることにしました。

40人のビジネスパーソンが絶賛した「1年の振り返り」完全マニュアル

メンバーは、サークルの友人で誘おうとしたのですが、年の暮であったこともあって、難しく、結局Hくんの同僚のSさんに参加してもらうことになりました。

記事内には以下のような条件が記載されているのですが、業務上直接の繋がりはないが、真面目な話ができる人を見つけるというのは意外に難しいように感じました。

1.自分も含め、直接に利害関係が無いメンバー同士であること
2.全員が、自分自身について振り返りを行いたいと思っていること
3.お互いに異なるバックグラウンド・観点を持っていること

場所は模造紙が広げられる机があり、外からの遮断もできるスペースとして、会社のMTGスペースを活用しました。

メンバーは3人でしたが、記事の形式に則って進めたので、詳細は割愛。深掘り質問ではアドバイスや批判をせずに内省を促す問をするというスタンスが、振り返りの安心感につながるので重要だなと感じました。

感じたこと

3時から7時までかなり時間はかかりましたが、圧倒的にやって良かったです。この振り返りによって、自分にとっての快と、人生のムダな部分に気づけたからです。

意味付けの快楽

振り返りによる実用的な効果はもちろんですが、そもそも自分自身が、「意味付けすること」「整理すること」自体に大きな幸せを感じる生き物なのだと認識できました。年末に読んだファシリテーションの教科書にも「なぞ解きは会議の一番おいしいところ」という記述があったのとスッと繋がりました。

ファシリテーターは、意見がある程度出てきたら次のように言います。 「みなさん、今出された意見を整理するとどうなりますか?」  これは、まさにファシリテーターらしい言い方です。自分で整理するのではなく、参加者に整理させるのです。  この誰でも言える簡単なひと言が、とても大切です。 「出された意見を整理するのは進行役の仕事」と思っている場合、参加者は「議長、早くうまく整理しろよ。それが議長の仕事だろ」と、まるで他人事のように議長の動きを見ていることになります。これでは参加者に主体性が生まれるはずがありません。 「なぞ解き」は会議の一番おいしいところ  こういった場合、ファシリテーターは、次のように指示します。 「今、ホワイトボードに書かれた意見を整理するとどうなるか、みなさんのお手元に配ったA4の紙に書いて整理してみてください」  そうして、各自がA4の紙に書き出したあとは「それでは、グループごとにどのように整理できるかを話し合ってください」と指示します。すると、グループごとにわいわいがやがやと話し合いがはじまります。  このときの話し合いは盛り上がります。

『「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本 【イチから身につく本】』

人生のムダな部分

自分の1年を紙に書き出すことをやってみて、1本のストーリーとして語ることのできるイベントは限られているのだなと痛感しました。1日24時間、睡眠時間を除くと17時間。本当にいろいろなことに頭を巡らせているのに、振り返って頭に残ることはほんの僅かでした。だからこそ、自分の本質、自分が向き合うモノコトの本質を見極めて取り組み、振り返ったときに語れるストーリーを大切に紡いでいきたいです。

真面目か。

次にやりたいこと

また2018年の折り返しに、同じメンバーで振り返りに取り組んでみたいと考えています。

そして自分のエゴ丸出しではあるのですが、自分の身の回りの人にも効用を実感してほしいので、幹事団を結成し、それぞれの知り合いを募りシャッフルする形で大振り返り会をやるのが、次の野望です。Hさん、Sさんよろしくお願いします。笑

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