仕事か趣味か、人生か

自分にとっての写真とは。

こんな問答は、これまで何度も繰り返してきたように思う。

仕事では決してない。
昔は趣味だと言っていた。

今は、今はどうだろう。
元々人嫌いで、人との折り合いもつかず、写真以外に興味がない私だから、ふとした拍子に交友関係が生まれたとしても、数回会うと自分の懐の狭さというか、人間性の希薄さを感じ取られてしまって長続きしないのはいつものことだったりするのです。

会社とSNS以外の人との接点を持たず、結婚もできなかった自分にとっての人生は、ついに写真だけになったと言っても過言では決してなく。

写真をやっていなかったら、今自分は生きていなかったと言えるくらい、これを取り上げられても人生辞めていそうなくらいには自分の人生は写真そのものになってしまったのです。

誰に頼まれるでもなく、褒められるでもなく、他にやることもなく、写真のことだけ考え、探究し、放浪する。
それでも何ら認められないと感じるのは、違うのか、そうなのか、それとも一体何なのか。

シャワーにあたりながら、ボロボロの見たくもない顔が鏡に映り、人生とは何かをふと考えてしまった今日の、つまらない思考。

この先には何が待っているのだろうか。

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