承認欲求を手放すと自由になる

向山かおりです。

経営者や、リーダーでは、
なかなか人に仕事を任せられない。
なかなか自分と同じ後継者が出てこない
という悩みってありますよね。

その悩みの原因は、
もしかしたら
この欲求を手放せていないからかもしれません、、。

承認欲求とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求ことです。
「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれます。

マズローの5大欲求というものがあります。
これは人の持つ欲求を5段階に分け、
それぞれ満たされていくと、次のステージに上がっていく
という考え方です。

第一段階は
生理欲求
生きたい、寝たい、食べたい、。

次に
安全の欲求
今の状態を維持したい。

3つ目に 
所属と愛の欲求
人と楽しみたい。仲間になりたい。

4つ目に
承認の欲求
人に認められたい。

そして最後、5段階めに
自己実現の欲求
成長したい、達成したい。

という順番です。

このうち、
安全の欲求
所属と愛の欲求
承認欲求
の三つは欲求が満たされないときに、
人は不安や緊張を感じます。
欠乏欲求ともいうそうで、
満たされることがなく、求め続ける罠にはまることもある欲求です。

中でも承認欲求とは、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求である。
自分を自分で満たすことができないと、
どれほど承認を受けても、
まだ足りない
まだだめだ
となってしまいがちです。

飽くことのない
他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得たいという願望は、
無制限になってしまいます。

ザルに水を組むことができないのとおなじように、どれほどたくさんの承認が来ても、みたされません。
重篤な場合は、劣等感や無力感などの感情が生じることもあります。

ビジネスオーナーとして、
たくさんの優秀な仲間と仕事をしていくと、
必ずぶつかる壁でもあります。

自分はすでに十分であり、さらにここからいくらでも成長でき、達成でき、向上できる
という確信を持てるようになると
手放していくことができます。

かくいう私も、まだまだ神レベルではないので、ついぞ罠にはまることもあります。
しかし、そのたび、すぐに、
あ、これは、人間の根源的な欲求のせいだから
気にしなくていいんだ
と切り替えることができるようになりました。

手放すとは、

それを持っていることを気にしないこと
その自分を受け入れること

なのかなと私は思っています。

手放すととても自由になり、
雑念がなくなり、
本当に求めているものに集中できます。


ビジネスオーナーへの道のりは
魂を研磨することに通ずるなと思うのはこういう時です。

理屈を知っていると、自分を律することができます。
もし、思い当たることがあれば
ぜひ一度手放してみてください。

自分らしさを発揮し、
最高のパフォーマンスで人と仲良く仕事ができますよ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?