八月二十日(2024年)
大した仕事はしていないけど、都合をつけて有給休暇。
派遣で有給なんて、ありがたいよね〜。
安い時給にはいろいろプラスアルファがあるからその辺りも考えなきゃね。
平日の銀座→渋谷の街は人混み苦手は私でもギリギリセールの賑わい。
楽しい一日。
渋谷ではPちゃん推しのギタリストのギター現物展示をEPSミュージアムに見に行ったり。(私的にはドラえもんとF1のボディーが気に入った。)
楽器店は入るだけで楽しい。ギター、ベース、アンプ、弦、ピック、はてはスタンドまで、どれもこれも欲しくなる。鳴らさなくても音が聴こえる。さすがに70歳ぐらいになったら聴こえなくなるかな。
最近考えていること。
約30年前ぐらいに、不動産屋経理からシステムエンジニアへの転職を決めた(もちろん採用連絡ももらい労働契約書も送られてきた)。衝動的な動機だったけど、不思議と不安はなかった。漏れ聞く業界の評判に良いものはなかったけど、当時働いている会社(もちろん残業・休出全額お支払いいただけた貧乏人にはありがたい会社でした)以上の労働時間はないだろうと変な強がりも後押ししていたし(多少楽になるのではと思っていたのはちょっと甘かったかもしれないけど)。
当時の上司に転職の報告をすると、なぜか、強烈に引き止められ、とりあえず一ヶ月待てと説得され、一ヶ月だけ初見のプログラム学習をしようと有給を消化しながらお気楽に転職する業界が発展していく様を想像しながらのほほーんと過ごしていた。あのときの心の余裕はなんだったんだろう(実生活はとーっても大変な状況だったんですよ笑)。
私のわずか19年間の会社員勤めで、具体的に転職を決めたのは、このときが最初で最後だった。その後、実際にその会社を辞めたのは、その時から15年経ってからだし。辞めてから好きなデザインと広告と、アルバイトで食いつないでお気楽な今があるわけだが。
今でも思こと。
昔を美化するわけでもなんでもなく、あの時、エンジニアの道に進む決断をしたことは間違っていなかったなぁってこと。(実際、転職予定の会社は現在すばらしい企業群になっている。もちろん私が通用したかはわからない。)
当時のなんともわからない自信というか、見えるビジョンというか、想像できる未来というか。
30年経った、今、あの時の感覚がビリビリと脳細胞を刺激してきている。
長生きするのも悪くないかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?