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20 体外受精②-2【不妊治療#9】

やっとやっと受精してくれた。
高刺激だと、20個以上採卵できる人もいると聞いていたのに、、私は6つ採卵、受精結果として凍結は胚盤胞2つ。

2つ、、願うしかできない。着床してくれることを。

自然周期での移植に不安を感じていたため、生理2日目にクリニックへ。
予定よりも1週間も早く生理がきた。元々生理周期が長いので、聞いてみたが、高刺激したので、早まる人も多いとのこと。
そうなんだ、まぁ先に言われていたら、それはそれで気にしてしまっていただろうからいいか、、

再度、自然周期とホルモン補充周期の説明をしてもらって、
先生からは自然周期でも大丈夫だとは思うけれど、どちらかといえばホルモン補充でやった方がいいかなということだったので、ホルモン補充での移植へ。
通院日もその時点で確定するし、スケジュールも立てやすいから、
納得していざスタート。

その際、多少子宮が腫れている、、との診断。
移植には問題ない程度とのことではあったけれど、不安が残った。

まずはプレマリン、エストラーナとお付き合い始まり。

内膜は通常なことが今まで多かったけれど、何が起こるかわからないし、着床に向けて、身体を作るしかない。
食事に気をつけて、適度な運動をして、早寝早起き、
お休みだからといって不規則にならないようにしていた。
そして何より、絶対に体調を崩したくない。
コロナはもちろん、風邪もひきたくない。
コロナになったら、病院に通えないし、移植もできない。
そんなの絶対に嫌だ!!と今思えば必死だった。
病気に絶対なんてないし、気をつけることしかできないのに。

むかえた、内膜チェック。
13㎜あるので十分ですね、、とのこと。よかった。ホッとした。

ここからデュファストンとワンクリノン、引き続きエストラーナの日々。
クリニックでは細かな時間指定まではされなかったけれど、
なんとなく忘れそうだし、携帯のアラームをセット。
デュファストンとエストラーナは念のため、ポーチに入れて持ち歩く。

治療しなくても妊娠する人は、普通に生活して、仕事して、妊娠して、、、って
なっているのに、私は一体何しているのだろう、、?と、
私たち夫婦は原因不明で、何が悪いとかわからないから、なおさらなんで?の連続から、突然悲しくなってしまったりした。
心が不安定になっていたのだと思う。

ホルモン補充の影響なのか、ぐったりする日も増える。
むくみを感じたり、頭痛も前よりひどくなったり。気のせいなのかもしれないけれど。

いよいよ移植日がくる。
きっと大丈夫。そう信じることしかできないので、信じる。
きっときっと大丈夫。

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