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阿久津式公式ルール勉強会に参加してきたよ!

第1期若獅子戦優勝
最年少A2リーガーの阿久津さんが公式ルールを教えてくれるという勉強会がありましたので、前のめりで参加してきました。

阿久津さんというと公式ルールの勝ち方というnote記事を書かれており、目から鱗な情報ばかりで、こんなの無料で書いて大丈夫?と心配になるぐらい。

でも、阿久津さんに確認したら、noteに書いた内容は富士山で言えば1合目くらいで、全然初歩中の初歩なんで問題ないっす!という懐の深さ。

阿久津さんと松田店長に確認し、勉強会の内容をnoteに書いても問題ないとのことなので、参加レポートです!


note記事に書かれていた内容は、STEPで言うと1〜1.5らしく、今日の勉強会は、STEP1〜2を扱うとのこと。

STEP1 序盤で高打点のルートを構想しよう

【高】出て5200 ツモって2000-3900
例:リーチドラドラ、リーチタンヤオドラ、リーチタンヤオ一盃口
【中】3900〜5200クラス
を目指す。

最初からリーチのみの手順を踏まないこと。

悪い手の時→ドラを引いた時に戦えるようにしておく

ドラ0:ドラを引いたら5200くらいになるように。
ドラ1:ドラが重なった時に戦えるように。

配牌もらったら、点数をつけよう!

①早い
②高い
③待ちが良い
どれも良いと高点数

高打点のルートが簡単or複数あるのは、高点数

勝負手を目指す→妥協→
ベタオリ
かわし手(タンヤオ、役牌)
テンパイ料

点数が高いとブクブクに
点数が低いとスリムにしよう!

STEP2 決着巡目を意識しよう

・自分の手は、何巡ぐらいであがれそうか?
・相手の手はどれぐらい早そうか?

相対的に早そう→ブクブクにしてもOK
相対的に遅そう→スリムに

では、どうやって相手の早さを判断すればいいの?

序盤の切り出しが、字牌から(特に役牌)、そして中張牌は、早いことが多い。

1289→字牌は、そんなに早くない
その後に、中張牌が出てきたら、やや早くなってきたかな、という感じ。

変則手(国士無双やホンイツチンイツ)→牌が余るまで無視

・ターツ落とし(役牌対子落とし、リャンメン落とし)
・ドラそば、ドラ本体
は、要注意!

役牌対子落としは、メンタンピンリーチがくる前ぶれ。

ドラそばは、ケアが必要。
ドラ5s
3445 のケースで手が整ってるとか
ドラそばが必要ないほど手が整っているか。

【阿久津式一口メモ】
親番は、連チャンより打点が1.5倍になることの方が重要と最近評価され始めている。

質問コーナー

STEP1、STEP2に沿った質問を参加者がして、阿久津先生が答える時間。
そしたら、質問が止まらない!
みんな前のめりで意欲が高くて質問の質が高い!
いいよーいいよー。
やっぱり参加者の意欲もこうでなくっちゃ!
あまりにも質問が止まらないので、松田店長が入り座学終了。

実践のスタート!

参加者は、プロの方を含めて12名。
6名、6名に分かれて、4名が打ち、2名が観戦。
手牌は、倒牌して一打一打、なぜそれを切ったのかを説明しながら進めていく形。
昨日の藤島さんの勉強会とまったく同じ形式のストロングスタイル!

どのような構想で5200、2000-3900を目指せるか?
配牌に点数をつける
一打一打をみんなで精査

その思考や精査内容に問題があれば、阿久津さんが指摘してくれます。

もちろん、打牌の中には、どちらでも大差ないものがありますが、阿久津さんは、メリットデメリットをしっかり説明してくれます。

その上で、
・どちらでも大差ない
・ややこちらに分がある
・こちらを推奨
・明確にこちら
のような区分で教えてくれます。

もうこれが凄くて。
なぜこちらを推奨するのかを説明するのって結構難しいと思うのです。
阿久津さんは言語化に長けているので、納得感が半端ないです。

1局終わっただけで、脳みそに疲労が。。

こんなことを毎巡、毎局、毎半荘やっているかと思うとプロの世界は本当にすごいなぁと。
思考が深いわけです。

まとめ

ということで、あっという間の3時間。

みっちり阿久津式の公式ルール思考法を学べました。

いやー、この内容で3500円は安すぎる!

プロが参加しているぐらいの内容なので、アマの自分にとっては最高の環境。

11月にも第2回勉強会があるそうなので、予約をしてきました!

阿久津さん、あやちー、ありがとうございました!!!

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