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大喜利W杯2024 ボリビア 総振り返り


W杯2024、チームボリビアは決勝11位で敗退しました。

最初に前回覇者のメメント茂里町(以降メメント茂里町で統一、パソコンだと発勁が変換で出てこないから)に声を掛けた段階で「絶対に二連覇まで連れて行く」と相当の覚悟と気持ちで編成したチームなだけに思い入れや自信は相当強く、11位という順位で終わってしまった悔しさがかなり重くのしかかっています、ア~~~~~~~

ほぼ自分用にはなりますが、決勝までの道のり、お題に対する向き合い方、会議中の発言、辺りをまとめとして残しておきます。








予選



一回戦

お題:彼が小学校6年間、保健係を任されてた理由



「小学校6年間」と「保健係」から連想されるワードにかなり限界があって距離感の調整にかなり難航したお題、個人的にはワードの被りを気にせず離しすぎない方がいい、という感覚があったので会議でもそれを伝達して全体の共有事項になった感じがある。
これ以外の没ボケ含め自分でこれだ!というのが出せなかったのでこの順位が理論値だったと思われる、チーム内ではアガリブルの回答が満場一致で決まった直後ではあったので「自分の回答がアガリブルの下位互換すぎる」という懸念点はあったが、メメント茂里町の「根幹は違う」という発言に後押しされ出すことにした、かなり難航した苦手お題だっただけに耐えた方だとは思う。

没ボケ

・ボスと呼ばれているウサギを、謎の草1つで黙らせた
・ドッジボールの時、コート外に十字架書いてた
・ゲロ吐いたクラスメイトを見て、行けますと言った
・ゲロ吐いたクラスメイトを見て、なるほどと言った
・授業参観で白衣着てきた父親が私服と言い張ってた
・朝食抜いてきた担任をその場で帰らせてた
・警察と泥棒を決めるジャンケンを辞退した
・道徳の時間に、6人助けますと言い切った
・5人か1人かの問いに、6人助けますと言い切った
・赤色の服で来た時、かなりAEDだった
・先生と呼ばれて担任より先に振り返った
・喧嘩したクラスメイトを見て、治すと言った
・何もない運動場を見て、見つけやすいと言った
・健康に育ってほしいという親の願いから健康と名付けられた
・桜の下を掘り進めた後、安堵の表情を浮かべた
・みんなで作った秘密基地にそっと体温計を置いていった

言うことなし、かろうじてゲロと迷ったくらい。

二回戦

お題:動物達のファッションショー「森コレ」にありがちなこと


このお題は開口一番に会議で「動物名は気にせず使う」を共有した、というのも自分は過去にボケクエ6で動物園の要素が含まれるお題に当たった際、被りを気にするあまり「メジャーな動物を使った回答は相当強くない限りは出さない方がいい気がする」と会議で発言したが蓋を開けてみたら全く影響がなかった(上位にメジャーな動物が被りも含めて並びまくっていた)のでそれを踏まえての反省も込めての発言になる。

該当回↓

方向性さえ被らなければ入れる側は気にしない、というのが分かっていたので今回は考えていて安心感があってかなりやりやすかった、結果としては前回中位だった二人が上位を取り返していて熱かった。

没ボケ

・ゾウがピエロの格好で出てきて皮肉を表現してる
・ゾウがピエロの格好で出てきて、かなり考えさせられた
・裸の犬がステージ上で一度だけワンと鳴いた
・二足歩行を活かした服着てる猿が失格になった
・「おしゃれ」の単語だけ覚えたインコ達が会場を盛り上げてる
・センスで勝てないと判断した犬が裏でお手の練習してる
・派手な服着たおばさんが、天晴れと言って帰った
・これを見た動物博士がメモ帳に「?」と書いた
・クジャクがずっと優勝してて、ルッキズムすぎる
・ブタが服着て出てくるところがどうしても面白い
・ナマケモノがなまけてる間に意図してない解釈で盛り上がってる
・これは何をしてるのと聞かれて、誰も答えられなかった
・限界ですと書かれたデザイナーの日記に、キリンのシールが貼られてる
・絶滅危惧種が出てきて、歓声の意味が変わってきた
・クマが出て中止になった時、何が正義か分からなかった
・これが見たかったんですと、ケニアから来た留学生が最前列に座った
・インコが自主的に「前衛的」と言った
・派手な服着た動物が殺してくれと言った
・オシャレに目覚めた動物ほど、寿命が短かった
・後ろの方でメガネかけた豚がアイドルの話してる

没ボケだと「ブタが服着て出てくるところがどうしても面白い」が一番チーム内で評価が高くて、自分でもかなり気に入ってはいたのだがどうしても内容だけで、文章として上位を取っているイメージが浮かばなかったので構文がネットに寄っている「ブタが出てきてブタですと言った時がピークだった」を信じて出した形になる、もっと上行けたかなぁ
後は投票者視点でお題の世界観をどう捉えるか、が結構悩みどころで、ちょいちょい没ボケにある人間を回答に登場させるフォーマットを良しとするか、が最後まで難しい議題だった(チームでは一旦不正解とした)


予選:2位(16チーム中)通過 
合計移籍ポイント:102


移籍


移籍のシステム上取り得なのは間違いなかったのでそこは即使用の気持ちが最初から9割で、個人的には「どの国が誰を取りそうか」をかなり重視してチームの意見を取りまとめた、正直激戦区と予想される予選終了後の市場は第一指名を逃すとかなりたらい回しにされるシステムだと思ったので確実に取れる人を第一に置くことを重点に考えて、二番手以降はネームバリューよりは予選の回答の内容及び各グループの投票先を全部見た上でバランスを含めて選択した。

(提出した移籍指名、勝手に載せていいのかギリ微妙なラインだったので一旦載せずに進めます)

気持ちだけで行くと第一にシルバータントを置きたかった、が、ボリビアの順位ポイント102は全体の15位で、上に14チームいたので「この14チームが移籍を切るなら誰を第一指名に置くか」を考えた結果、ラトビア(移籍ポイント114)が第一に置く線がかなり濃いと思ったので同様の考察でどこのチームも取らなさそう、且つやる気とネームバリューのあるプレイヤーがさいとむだったので「取られそう」というチームメイトの反対をよそにリーダー権限で無理やり押し通したら無事に獲得できてよかった

結果だけ見た感じは「この人は取られそう」が一致したせいで結構強い人が市場に取り残されていた印象があって、ここら辺は心理戦っぽくて面白いなと思った、あとは使って失敗したか使ってないチームが32チームだったので大抵のチームは取り得なことに気付いている or 気付いた上で欲張りに行った感じだなぁと思った。


本戦


一回戦


画像お題はアベレージが高くて自信がある、という主張と共に結構出したいのを優先して出させてもらったら中位で危なかったしなにやってんだと思った、この回は結構ギリギリまでボーダーの6位と7位を行ったり来たりしていてみんなで死んだ顔をしながらスプシと睨めっこしていたが最終日に伸びてかなり安全圏でフィニッシュしたので一週間無駄にハラハラさすなよと安堵しつつ笑いあっていた。

(ボーダー争いに耐えきれず冗談を言っています)

このお題は会議内で自分が言った「画像の時代背景を個人的に重視したいので時代背景にそぐわないワード(チーム内だとコンビニが使われていた)は投票の時入ってきにくくてマイナスに捉えるかも(=時代背景に沿っていると「言ってる」となって入れやすいの意)」が正直考え方としてズレていたと思うので1つ反省、直近の大きめの大会の画像お題のアベレージが高すぎたが故の驕り昂ぶりと言わざるを得ないので向き合い方を改めたい。


没ボケ

・父親特有の下手な尾行始まってるぞ
・勝ち負けでいうなら、あんたの勝ちでいいよ
・まぁ、皮肉と言われたらそうですね
・あっしらにもプライドってもんがありますんで
・金とかでやってないんです、うちら
・運ぶという表現が正しくないことは認めます
・僕たちは、それぞれの役割を果たしているだけです
・それでも僕は、この仕事に誇りがあります
・元気かと聞かれたらとりあえず元気と返すもんですよ
・こうして僕達は春の訪れを感じるのだった
・確かに、刃物は先が尖っていて危ない
・確かに、その顔で降ろせは無理がある
・平和って自分で作るもんですよ
・それ鏡の前でも同じこと言えるんすか
・虫にビビってたアンタ、かっこよかったよ
・これさ、今の俺たち誰も止めれないんじゃないの
・後ろで笑ってる虎みたいなのは何?
・正直に言うと、昨日はふざけてました
・今の状況を受け入れてこそ、ですよ
・たらればの話になってから長いっすね
・恋の話だから恋バナなんすね
・でも自覚のあるブスが1番いて欲しいですけどね
・確認なんですけど、さっき言った死ねってなんすか
・賛成です、ノリ悪いやついると士気下がるし

「確かに、刃物は先が尖っていて危ない」も好みでこことの二択だったけど満遍なく入りそうな方をチョイス、画像お題は好みなのをたくさん出せるだけに最終決定で割れた時が逆に難しい!


本戦一回戦:4位通過(12チーム中)
移籍ポイント:49



二回戦


お題:実家と上手くいってない占い師


最初に議題に出たのは「水晶」の扱い方、占い師との距離感が近すぎる(被り懸念、軽いと捉えられる危険)が、それを超越するポテンシャルのある回答という結論に至ったのでそのままチーム内で2つ出すことに。
その他だとアガリブルの回答はチーム内で満場一致かつ全員から3点以上入っていて、かなり伸びを期待された枠だっただけに今一つという印象に終わってしまった、この回答良すぎるし1位だろこれと今でも思う

没ボケ

・家族連れが客として来た時、一度深呼吸した
・家族連れに結果を伝える時、一呼吸置いた
・帰省した時、自室の壁紙を赤にした
・母に似て、つい否定から入ってしまう
・Familyと書かれたカードを、そっとゴミ箱に捨てた
・ラッキーアイテムが家族写真だった日を休みとした
・農家を継いだ自分を見たら、ピーマンに舌打ちしてた
・子どもの事ならお見通しと言われて、占い師として負けたと思った
・母親の未来を見たら、野良猫に死ねと言ってた
・子どもが生まれた友人に、悪魔の絵文字を送った
・悪い結果を言う時、薄すぎる麦茶を出す
・カードの並べ方を指摘された時、育ちを否定された気がして嬉しかった
・正装を洗われた日にジャージで出勤してきた
・ここで揉めたんだろうなってカーテンがある
・生き別れの兄弟が見えると言いながらかなりワクワクしてた
・右腕の傷が見える服で、触れてほしそうだった
・大家族が来た日はかなり立場が逆転してた
・自分の部屋がなかった事を踏まえて、占い師になった

「母親の未来を見たら、野良猫に死ねと言ってた」が次点で高くて迷ったが、「死ね」というワードが正直強すぎて伸び悩みそうだったので無難な方にしておいた、この回は途中経過でしばらく3位前後をキープしていたのに最終日でかなり下がったのでそんな・・・という気持ちが拭いきれないまま次戦へ進むことになった。


あとなんか結果確定した時にさいとむがスティッチの謎のキャラだけ貼ってきて意味分からなかった


本戦二回戦:4位通過(12チーム中)
順位ポイント:52


三回戦


お題:「ゴジラvs江戸時代」というハリウッド映画の名シーン



なんか急にめちゃくちゃ勝った、勝ちすぎだったので投票期間中はのんびりと全員で漫画の話をしたり、ここのボーダー争い熱いですね(笑)とか完全に観戦勢の気分で過ごしてたり、全員でなんJ民になったりしていた。

荒らし?
早く負けろよ


これは結構会議での全体共有として最初の方に出した「ハリウッドは要素として無視して、「ゴジラ」と「江戸時代」の二要素をそれとなく感じさせる距離感で触れていくのがいい」という結論がかなり的を得ていたのが大きいと思う。江戸時代とゴジラの要素に寄せすぎるとどうしても「あざとさ」が出てしまって(やりすぎとも言う)入れにくいので投稿期間中はここの距離感との戦いをしていた感じでかなり考えたので結果的に1位で終われたのはかなり嬉しかった。


没ボケ

・かなり興奮してた黒人が最初に潰された
・真っ先に逃げた金髪の侍がすぐ捕まってた
・歴史ある建物が壊された後、外人が早口でなんか言ってた
・愛がどうのこうの言ってた奴が、戦う選択肢を選んだ
・一方その頃と言って、アメリカのビーチの映像に切り替わった
・部落出身の奴が、もう負けないと言って立ち向かった
・最後にNG集が流れて、ゴジラが女子トイレにいた
・遊郭を見た後に吐いた炎が精通を意味してた
・村一番の天才が無理だろと言って遊郭に向かった
・本読んでた奴が、暴れてる理由が足の怪我だと見抜いた
・畑耕してた奴が、暴れてる理由が足の怪我だと見抜いた
・よく喋る落語家がよく喋るという理由で退場になった
・オラの母ちゃんの方が怖いと言ってたガキの活躍で幕を閉じた
・まず橋を壊しに行ったゴジラに、戦略が見えた
・餅屋の餅を使った作戦がまず却下された
・ゴジラをアメリカに見立てた風刺画が流行してる

完全に好みというか「自分」を全力で出しているのは間違いなく「本読んでた奴が、暴れてる理由が足の怪我だと見抜いた」で、多分個人戦だったらこっちにしてるんじゃないかってくらい桜とは僅差だった、最後はチームの投票に後押しされたのでみんなのお陰で取れた1位ですこれは。

本戦三回戦:1位通過(12チーム中)
移籍ポイント:84(これ今大会最高ポイントらしい)


決勝


お題:「自分に喧嘩の闘い方を教えてくれてる師匠、実は全人類の中でもめちゃくちゃ弱い部類なんじゃないか」と少年が思った理由


こんな事故り方をするチームじゃなかっただけに結果が出た時は想定と違いすぎてかなりショックだった、これは正直言うと全体的に48個の似たような方向性や距離感の回答が並んだ、という感じがあって、お題の捉え方をチームとして間違えた、というよりは同じ方向の回答が並んだ上で単純に力負けした(上位互換たちに負けた)、な感じがするのでより悔しい、ズレてたならズレてたで今後やりようはあるがこの負け方は自分の中の限界点を示されたような感覚もあってやるせなかった、決勝はハイレベルでした、改めて、悔しい。


没ボケ

・部屋に貼ってあるポスター達が、全て色褪せていた
・歯が無いことを指摘したら、それやめろと言われた
・安いからという理由のみでハムスターを飼ってた
・自分が動くと太陽も動くことをずっと疑問に思ってた
・本棚をよく見ると、同じ巻の漫画が2冊あった
・死ねという書き込みを見つけて、死ねはないだろと言ってた
・恋してるか聞かれた時、かなり乙女の顔だった
・部屋にあるぬいぐるみ達が全部壁側に向けられてた
・電車に乗り遅れた後、1人で首を傾げてた
・いつものと注文したらオレンジジュースが出てきた
・一生のお願いを使った後、日焼け止めを塗るように言ってきた
・風で揺れたスカートを、5度見くらいしてた
・高いからという理由で自分だけドリンクバーを付けなかった
・子供料金で改札を通ろうとして怒られてた
・来てるなぁと思いながら横断歩道を渡って、普通に轢かれてた
・今日はガチと言って、低めの登山に挑戦してた
・パン好き?から始まるナンパをしていて、情けなかった
・自販機をチラ見して、たけーなとスルーした

方向性は最初に決めた「ふとした時ににじみ出る情けなさ」を軸にしてるので基本的にはそこからぶれていないはず、個人的に笑いながら出したのは「死ねという書き込みを見つけて、死ねはないだろと言ってた」だけど、出す勇気はなかった、こうして振り返るととりあえず回答に死ねって入れてる節があるななんか(ちなみにチーム内で誰も入れてなかった)

決勝:11位(12チーム中)


○おまけ

順位推移(各回48人中)
・アガリブル(3、23、11、7、2、9)
平均9.16位

・えすわい(19、8、20、13、1、41)
平均20.4位

メメント茂里町(23、8、14、21、20、43)
平均25.8位

さいとむ(-、-、19、32、6、44)
平均25.2位

こうして見ると全員決勝を除けば基本的に沈まず中位(24位↑)以上を取る安打製造機且つここぞという場面で上位を取れるいい選手が揃っていて、チームを組む時に考えていた強みがそのまま出ていると言える、中でもアガリブルはいつでも上位を取ってくれる安心感があり、没ボケも面白くてかなり選びやすかったのでかなり助けられた。
その他だとさいとむがボケ選びの際に適宜で鋭い視点を出していて二択で迷った際にはさいとむの一言で救われていることがままある、事実アガリブルの回答は2個ほど最後のさいとむの意見で決定しておりバランサーとしての役割を遺憾なく果たしていた。


うるさいな


えすわいとメメント茂里町は大喜利ジジイとして若者たちを眺めていた。



まとめ


待ちの姿勢だった歴代のチーム戦、そんな中初めて自分から動いてチームを結成した、ということもありすごく思い入れのあるチームに仕上がったと思います、やるからには妥協せず組みたい人と、且つバランスも考えて絶対に勝てる組み合わせを、と前々から密かに構想を練っていただけに勝ち進む度に「間違ってなかった」と思わされるいい経験ができたと思います。
決勝まで来れたのは偏に全員の力があってこそであり、改めて気合を入れて考えたメンバー選び(移籍含め)に間違いはなかったなと思います、最後まで仲良しチームでいてくれてありがとう、最後まで戦ってくれてありがとう、言い出したらキリがないチームになりました、だからこそ中途半端に負けてしまったのだけが本当に悔しいです。
あとは決勝に過去に組んだことがある人、個人的に因縁がある人などが勢ぞろいしたことでわちゃわちゃとお互いに絶対ぶっ倒すなどとプロレスじみたことを言い合いながら戦えたのがかなり刺激になってよかったと思います、最後にはなりますが参加者の皆さん、最後まで力強く運営してくれた笑うモールス信号さん、ありがとうございました、移籍含めてかなり精巧に考えられた新要素だったと思います、心理戦楽しかったです。


次は絶対負けない!絶対またここに帰ってくる



○おまけ2

龍とツイートするのを強要されるメメント茂里町

ツイートさせた奴の反応ではない


するんだ

龍ということ?


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