▶︎マグちゃんにも問題がある事実

2021年マグちゃんが消費者庁に警告受けた件について。

陰謀界隈の人たちは、このような話題を脊髄反射レベルで『国や政府側が悪い』と情報の精査をちゃんとせずに判断します。

特にXでは、このような投稿はバズるので良く見かけますが、大きく間違った解釈になっております。

もう1段階、冷静に考察できるようにならないといつまでたっても情報には振り回されます。

この問題のポイントは2つあります。

①国の「効果なし」判断は正しい。
その通りです。マグちゃんをメーカー規定の量で使用しても、水のpHはアルカリ化しません。ほぼ、ただの水です。この理由は、利益追求が露骨な値段設定と内容量です。商品コンセプトやストーリーは、素晴らしいです。

ただ、ちょっと化学を学び、実験すれば、メーカー説明の理屈通り、作用するわけがないことがわかります。一般的な家庭用の洗濯機では、マグネシウムペレットを2キロ近く入れないとpHアルカリにならず、アルカリ化による汚れ落としは作用しません。

②市販の洗剤柔軟剤は、劇薬だが‥
これは間違いありません。今回は、マグちゃんの商売の仕方が、いけなかったと思います。健康市場拡大から、このような騙すようなマーケティングを行い、あちら側にロックオンされて吊し上げられた可能性は高いです。マグちゃん側に落ち度があるのが1番の問題です。


◎まとめ
・マグネシウムペレット使用するなら洗濯機の容量に合わせてpHアルカリになるように、マグネシウムをたっぷり入れる。しかし、それなら重曹、セスキ、酸素系漂白剤を入れて洗えば済む話。

・陰謀系、健康系の情報は、ビジネスモデルや商品コンセプト、値段設定などこの辺りを精査する。その上で良い商品なのか判断する。体の仕組みや病気の仕組みを理解していると判断しやすくなる。

#洗濯マグちゃん
#マグネシウムペレット

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