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2、捨てられた少女エスタ、スーダンへ

どうやって盗めばよいのか悪いことを考えます。

だんだん上手になる自分が嫌いですが、しかたありません。


15才になった頃、

女の子同士3人で小さな鍵もない部屋、寝るだけの部屋
を借りました。

(そこにはベッドも無いし、椅子も無いし、何も無かったです)

ある夜、男が入ってきて私たち3人を強姦しました。

私は妊娠してしまいました。

日が経つにつれお腹も大きくなり盗むことが困難になり、

私の人生はますます苦しく難しくなりました。

家主は私たちを部屋から追い出そうとしました。

私の女友達の家に泊めてもらうことが出来て、

そこで赤ちゃんを生むことができました。

女の子でした。

しかしその家を追い出され、

外で暮らすようになりました。

そして友達が売春婦になり、

赤ちゃんは飢えて病気になりました。

ある日、

孤児の家を持つ人が私と赤ちゃんを見つけて保護すると言いました。

私は書類にサインしなさいと言われましたが、

私はその文字を読むことが出来ず、

書くことが出来ず、

なにをしているのかわからない手続きのうちに、

その人は私の赤ちゃんを連れて行きました。


結局、

私は私の赤ちゃんを捨てしまったのだと考えました。

そしてお金の為に薬を飲んで、

大麻を吸って、

お酒をいつも飲むようになりました。

私はいままでよりもずっと悪くなって行きました。

私に恐れが無くなり、

なにも気にせず、

私は人々を打ち負かして生きることを選びました。

わずか17才でした。

私の人生は食料のためにお金を稼ぎ、

服を買うために生きました。

たぶん私は売春婦のようにみえたかもしれません。

男に薬を飲ませ、

彼のお金を盗みました。

同じスラムの子らとグループを作りギャングになりました。

私たちギャングは、

クラブであった男を打ちのめし彼のお金をひったくり彼の家の物を全て盗みました。

そしてある夜、

私がバーにいた時、

私は連れ出され、

仕返しの為に蹴られ殴られました。

警察が来て病院に運ばれ医者と看護婦が私を死んだと思い、

殴った人々に彼女は死んだと話しました。

しかし私は死んではおらず3ヶ月間入院していました。


退院して、

まもなくソーニャと言う女性が

夫のレストランを手伝わないか?

と誘われました。

スーダンに行き、

私はウェイトレスと食器洗浄して働きました。

それは良い給料をもらえてとても良い仕事でした。

しかし、ある日、

警察が来て

「このレストランで違法なことが起こっている」

と言い放ち、

その場所の全員が逮捕され、

私も逮捕されました。

偽造のお金が使われていたのです。

刑務所へ

私は3ヶ月刑務所にいて、

それから警察は私を別の家に連れて行き奴隷として働かさせ、

毎朝、警察が私を起こして殴ります。

私は

「いつここから解放されるのですか?」

と聞きました。

すると、

「お前はウガンダに追放される」

と答えました。

警察は

「お前のウガンダの連絡先を言え」

と言いましたが

私は連絡先は無いと言うと、

お金を要求して来ました、

しかし私はお金もないので、

彼らはまた私を殴り刑務所に送りました。

3ヶ月後、

彼らは私をやっと解放しました。

逮捕された別の人たちはお金を払っていたので

既に出ていました。

刑務所から出た時、

私は何も持っていませんでしたが、

フレンドリーな警察官が彼の母の家に私を連れて行きました。

しかし私はこのままウガンダに帰れなかったら、

自殺しようと考えていました。

つづく・・・

名前     Namutebi Ester Taka
生年月日   1991年
出身地    マサカ
身長     154cmぐらいで小柄です。
仕事     キリスト伝道と祈りの癒し、ストリートチルドレンを助け出します。安心して眠れる場所と食事を差し出します。
居住     Makinrye村の小さなアパートに元ストリートチルドレンの2人に少年と一緒に暮らしています。
肩書     Tine on the Mountain ministriesの議長
学校     行ってません。けれどTLR(The Last Reformation)のPioneerスクールで大事なことを沢山学びました。
特技     絵画、髪結い
チャームポイント   眼

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