3、捨てられた少女エスタ、自殺未遂
フレンドリーな警察官が彼の母の家に私を連れて行きました。しかし私はこのままウガンダに帰れなかったら、自殺しようと考えていました。
わたしは椅子の上に立って、天井のファンの周りにロープを縛り、首の周りに片方を結びました。椅子を蹴ると紐が首を絞めつけました。意識が消えかけた時にファンが急に回転を開始してそのブレードがロープを切断して私は床に喘いで落ちました。死にたいのに死ぬことが出来ませんでした。
わたしはウガンダに帰りたい、帰るために、知り合った女性にお金を貸してくれるか聞きました。するとその息子が私と結婚したいと言い出しました。私はだれとも結婚したくありませんでした。しかしその女性は息子のために結婚式の計画をはじめました。息子の名前はジョンソンと言いました。彼は私に金のネックレスを買ってくれました。
私は彼に感謝し、心の中で神様に感謝しました。私は彼の母親と話して市場へ出かける用事を作りました。その市場で私はネックレスを売り、そのお金でウガンダ行きのバスに夜のるつもりでした。しかしバスは来なくて、ジョンソンが銃をもって私を探しに来ました。恐怖で一杯になり私は朝まで隠れてやっとバスに乗ることができました。ウガンダまで16時間の旅でした。
ウガンダに戻り私はゲットに行って寝る場所を見つけました。(ゲットはスラム街の孤児が寝るぼろ家です)ネックレスを売ったお金の残金をまだ持っていたので女子供25人が一緒に住む家賃として3ヶ月分を支払いました。私は再びマリファナを吸ってギャングをはじめました。私は男性に薬を服用させて眠ったあいだに強奪しました。
ある日、コーナーストーンと言う組織の男性が私にお金を与えて家に帰るように言いました。私には家がありませんから2週間後に彼に電話をしました。彼は私を助けることに決めました。彼は私を彼の家につれてゆき、そこで食べ物、服、ベッドを私にくれました。そこに住んで私は薬をやめ、リハビリを始めました。しかしこの組織がなにをしているのかわかりませんでした。そのうち、私がマリファナを吸っている女の子35人にそれを辞める様に言いました。彼らはウソをついて組織を辞めたと言いました。しかしそれがバレて私もそこを出る羽目になりました。またゲットに戻りました。
カレンとの出会い
それからしばらくして私はカレンという女性に会いました。彼女は私にどんな生活していたのか尋ねました。私の住むゲットーの家は汚れた床があり、雨が降ったときには水が洪水のように家の中を流れたと話しました。彼女は私に家に来るように言いました。私は彼女が持っていた高そうなカメラを見てこれを盗むことができると思ってOKしました。そして10人の女の子と一緒に彼女の家に行きました。
カレンの家は教会が運営していました。カレンはそこに住んでいる人々を世話するために教会にお金を贈っていました。ある女性が立って「エスタと彼女のグループのために神に感謝しました」と言いました。彼女が私に立つように言ったので私も立ってみんなに感謝しました。すると私に50ドルくれました。私はカレンの部屋で見つけたカメラとノートパソコンを盗まない事にしました。私たちは建物を出て家に帰りました。女の子たちは外で多くの盗み、市場ですべて売っていました。
(写真はカレンさんのイメージです。本人ではありません:フリー画像)
カレンは2日後にまたゲットーに来ました。彼女はアメリカに帰るので私たちに教会の家に来て滞在して欲しいと言いました。教会が私たちの面倒を見てくれると言いました。25人の女の子たちが家に行きましたが2ヶ月後には私ともう一人の2人になり、ついに私ひとりになりました。
しかし教会はカレンに女の子がまだ大勢いるのでお金を多く贈るようにウソを言っていることを知りました。ある日、牧師は私に、私の人生の良さについて教会のみんなにマイクで話すように言いました。私は家を世話してくれた女性(カレン)は、私がこの教会にいて彼女が喜んでくれていると言いました。しかし私がこの家にいてなぜ幸せを感じなかったのか、なぜ私を奴隷のように扱ったのか を人々に話しました。すると牧師はマイクを切りました。
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